”れんげにん”より

乗泉寺通信の中に、『れんげにん』という青年会のページがあります。そこでは、青年会員の一ヶ月間の行事報告・活動内容・御奉公報告などをわかりやすく工夫をこらしながら、お伝えさせて頂いております。今後も青年会員増加・発展に向け日々頑張り、その為にも記事を見て頂いたみなさまからの、ご意見・ご感想等、大事なお声を是非参考にさせて頂きたいと思っております。 

また、記事の中で会員が日頃の生活で気づいた事をコラムとして、毎月掲載しておりますので、そちらも楽しみに見て頂ければ嬉しいです。

今回は、その中で掲載された記事をいくつか紹介させて頂きます。 

『渋滞』

この夏、多くのみなさんは田舎へ帰省したり、旅行に行ったりしたのではないでしょうか?

そしてその時期、決まってお盆の時には高速道路が渋滞します。でも、何故信号もない高速道路で何キロ、何十キロと渋滞してしまうのでしょうか。道路の合流地点や事故などが原因の渋滞ももちろん多くあるようですが、一番多い原因は下り坂から上り坂にさしかかる凹部のサグ部で、上り坂やサグでは無意識に速度が低下する車があると車間距離が短くなった後ろの車はブレーキを踏みます。さらに後続の車が次々とブレーキを踏んで渋滞ができてしまうそうです。

だったらみんなが常に同じスピード・車間距離で走れば渋滞はなくなるってことだ!といっても無理な話ですよね。(M.i) 

『自転車のマナー』

まだ暑い日が続きますね。こうも暑い日が続くとついイライラしてしまいます。そんな私が最近怒りを感じているのは自転車の交通マナーを守らない人が多いことです。例えば、横断歩道を青信号なので渡ろうとすると車道を走ってきた自転車が赤信号を無視してきて、ぶつかりそうになったことが何度もあれば、車を運転していると車道では自転車も左側通行で走らなければならないのに逆走してきたり・・・色々言えばキリがないのですが、何度も危険だなと思ったことがあります。皆さんも同じ経験ありませんか?最近は、自転車も車道を走りましょうとか、健康とお金節約の為に通勤・通学は自転車でと考える人が多くなったのはいいのですが、それと比例して交通マナーを守らない人も多くなってしまった気がします。愚痴みたいになって失礼しました・・・(汗)(M.i)


浴衣でお参りしよう

浴衣で今月の青年会定例口唱会は、浴衣口唱会と題して、浴衣でのお参詣をお勧めし、花火、会食とイベントを用意しております。それにより、日時・予定を変更して奉修されます。

予定は以下のとおりです。 

19日(月・祝)

17時~お看経(本堂)

18時15分~花火

19時半~会食 

☆会食に行かれる方は、別途会費をお願いしております。

高校生まで無料。大学生1000円。社会人3000円です。 

夏も、もう終わりに近づいております。今年最後の夏の思いでとして、沢山のお参詣になるよう、将引御奉公に気張りましょう。浴衣でなくても、大丈夫ですので、お参詣お待ちしております。 

青年会担当:A.jo


転職、その先へ

このたび転職をしましたことについて、ご披露させていただきます。 

これまで事務の仕事をしていたのですが、新しく資格を取得したこともあり、それを生かした仕事に就きたいと念願し転職を決意しました。希望はこの資格を生かせることと、いままで続けてきている朝参詣をして、御法門聴聞をさせていただいてからでも出勤できる会社、という2点です。 

いざ転職のための活動を始めると、予想はしていたのですが、この不況のなか状況はたいへん厳しいものでした。私の希望に沿うような会社を探しては、毎日のように応募書類を送り、面接を繰り返しましたが、なかなか採用はされません。 

そんなとき、母から「どうしてもかなえていただきたいお願いがあるときは、いつも以上にお看経をあげなさい」と教えてもらいました。そこで、いつも通り朝参詣を続けることに加え、時間の許す限り御宝前に向かいお看経に励みました。 

やっとこのたび念願がかない、希望の職種での採用が決まりました。いまは新しい会社での業務に慣れるのに懸命な日々を送っています。会社の方々は仕事に対してたいへん熱心であり、私も仕事に対する姿勢を見直すきっかけとなりました。また、通常の業務をこなしながら資格の取得に励んでいる方もいます。それを見て、私もさらに上の資格を目指してみよう、と新たな目標をもつことができました。 

このたびの転職を振り返りますと、ただ単に希望の職種に就いたということだけではなく、その先の新たな目標をもつことにまでつなげることができた、ということに私としては大きな意味を感じています。最初は新しい職場を探したいという思いだけだったのですが、転職を機に新たな目標をもち、それに向けてがんばり続ける気持ちが涌いてきたのです。このことを見越してご法様は、いまの会社に決めてくださったのかなと感得しています。 

資格の試験までは、勤務と夜の講習が重なり、たいへんな日々が続きますが、これまで通り朝参詣と御法門聴聞に気張らせていただき、なんとか乗り越えていきたいと思います。 

最近御法門で、「お参詣と御法門聴聞の両方そろってご信心。どちらかが欠けたら、ちぐはぐな信心になってしまう」と伺いました。これを聞いて、より一層がんばろうと気持ちを高めています。 

あゆみ会N.M


楽しく御奉公させて頂いた納涼祭

8月6日、世田谷別院にて納涼祭が開催されました。第16回となる今年の納涼祭は、3月11日に起きた東日本大震災を受け、「震災復興支援」をテーマに行われました。 境内には、教区、教養会からの出店を始め、被災地の品物のお店や、地元商店街、遠くはガーナのお店も出て、とても賑やかな風景に。 納涼祭バンド

私達あゆみ会では、パスタ、冷製茶漬け、フルーツポンチ、かき氷のお店を出しました。かき氷に悪戦苦闘していると、前を通りかかったカップルが「なんかこの祭り、楽しくね?」とはしゃしでいるのを見て、地域の皆様にもご好評頂いているんだなと嬉しくなりました。 

納涼祭アフリカパーカッション世田谷別院のシンボルでもある、大きなくすのきの横に設置されたステージでは、フォークソングやギター演奏、よさこい、バンド演奏、アフリカンパーカッション、ポップス、ジャズのビッグバンドの演奏など、とてもバラエティーに富んだステージパフォーマンスが行われ、アフリカンパーカッションの演奏では、ガーナの方が「ニッポン ガンバロウ」と歌っていて、なんだか胸が熱くなりました。 

来場者は800人を超え、今年の納涼祭も大盛況のうちに幕を閉じました。
来年も再来年も、地域の方々にも楽しんで頂ける納涼祭が開けたらいいなと思います。
今年もありがとうございました。来年もまたお待ちしています。

あゆみ会R.F


一歩一歩信心増進

ありがとうございます。
あゆみ会に所属し5年が経とうとしています。入信と共にあゆみ会に所属し、よりお寺でのご奉公ができると当時嬉しく思い参加していました。

当時は姉妹でご奉公を楽しんでさせていただいておりましたが、姉が他寺院に移り自分の意志でご奉公に参加となると、次第にお寺から足が遠のいてしまいました。それまではただ姉にくっついて参加していたのが、自分の意志で参加を決めるとなると、仕事と家での生活で手一杯という理由で疎遠になりつつなりました。

ところが、今年の1月にあゆみ会担当御講師として新井廣妙師が着任された時に、またご奉公活動をする機会に巡り会いました。その御奉公は、あゆみ会のメンバー発掘のために、あゆみ会対象者のご信者宅を一軒ずつまわって歩き、お助行をさせていただくことでした。

そのお助行先では、こんな会話がありました。
「(よくご奉公をしていた)おじいちゃんが亡くなってからはあまり・・・。」
「うちの子供達はここに住んでないし、忙しいから。」
どれも、理解できる理由でした。そして共通するのは、いけない理由はあっても、行きたくない理由はないことでした。

そこから、私のように何かのきっかけがあると、都合をつけてお寺に来るんだろうな、と感じました。

実際に自分がお寺に来て感じるのは、ご信者さんのあたたかさ・ご信心をみんなで進めるための歯車となるためのご奉公ができること、そしてなんと言ってもお寺の居心地がいいことです。

その良さを日頃の生活に翻弄してしまわずに、どうやって自分の生活に組み入れて、さらに信心に興味のない旦那を巻き込んでいこうかが、今後の課題です。

お寺は疎遠になるほど行きづらいですが、自分に目標を科しお参詣、ご奉公に参加していこうと思います。

あゆみ会M.O


納涼祭~青年会も頑張ります

青年会からも、世田谷別院の「納涼祭」のお知らせをさせていただきます。

8月6日(土)に、世田谷別院にて、納涼祭が開催されます。

毎年さまざまなお店や、ステージを利用して素敵なゲストの方々による歌や演奏などが楽しめるようになっています。

青年会では「だがしやさん」を出店します。くじ引きやスーパーボールなどを予定しています。人気のスーパーボールはいろんな形や大きさがあるので注目です!

くじ引きは何が当たるかな?どきどきしながら何度でも挑戦できます。

地域の商店街の皆様や、さまざまな有志の方々が開いてくれる出店も楽しみです。

イカ焼きに焼きそば、わたあめに焼き鳥、アフリカ料理の屋台もあるそうですから、冷たい生ビールやジュースを片手に、音楽や踊りを見ながら楽しんでいただきたいと思います。

今まで参加されたことのある方、まだ参加されたことがない方、みなさま是非、夏の思い出に、納涼祭へ足をお運びください。

時間は、13:00~19:00です。お待ちしています☆

青年会K.Y


開導会青年の一座

6月12日(日)の第四座にて『青年の一座』が、乗泉寺ご住職・川口日智上人のもと厳修されました。

今回の一座は「青年会の現状を知る」がテーマであり、現状を知る手がかりとして、10代から30代の方を対象とした“青年会アンケート”の結果を発表しました。アンケート内容は、ご信心を始めたきっかけや、普段お看経やお寺参詣をどれくらいしているか、誰かにご信心をお勧めしたいと思ったことがあるかなどでした。受験や就職など進路に迷う中学生または高校生のときに、自発的にお寺参詣する方が多かったです。更に、年齢が上がるにつれ、ご利益をより強く感じるようになり、お看経の時間が長くなっていました。

テントウ虫また、20代のKさん、30代のAさんによる信行体験談の発表がありました。今まで様々なご利益を頂いてきて、こうしてご信心、ご奉公ができている、ありがたさをお話しして下さいました。

最後に、御導師のご法門の中で、明るい性格をしていると、ご利益を頂きやすいというお言葉があり、自分自身を省みなければと思いました。 

青年会のお参詣者が約80名で、青年会一同、嬉しい気持ちでいっぱいです。青年会以外の方々にも、たくさん将引して頂き、本当にありがたいです。

次回の高祖会でも、また皆様にお会いできることを楽しみにしています。

青年会A.A

 


東日本大震災における2つのお計らい

3月11日地震発生の2時49分、私は東京駅の日比谷通りにおりました。何十棟にも立ち並ぶ高層ビルが今にも倒れそうな程、大揺れし、ビルの中から「キャー。」という女性達の悲鳴と共に外に溢れだす人波が皇居の方に向かっていました。

私も恐怖心でいっぱいでしたが、犬を自宅に残してきたことを思い出し、とにかく帰ろうと思ったその時、偶然にも空車のタクシーが目の前に現れました。

「あ~お計らいだ、有難い。」と感謝し、タクシーの運転手の方と地震の話をしながら帰っているとラジオから、『九段会館の天井が崩れ落ち、2名が死亡した。』というニュースが飛び込んできました。運転手さんと「可哀そうですね。」と話しましたが、その時はそのニュースは自分には全く関係がないことだと思っておりました。

大きな余震が続く為、乗泉寺に一晩避難させて頂きました。東京に身寄りがなく恐怖と不安でパニック状態でしたが、ご信者の方や毛布や食べ物を持ってきてくださるお講師様に、どれだけ心が温かく安らぎ、助けられたことかわかりません。

仕事も丁度途切れていたため、福岡の実家に一旦帰省しました。そこで一つ目のお計らいを頂戴しました。それは実家の両親、特に父が朝参詣に文句1ついわずに行くようになったことです。昨年9月に両親がお教化になりましたが、父は朝参詣に誘っても「仕事があるから、朝参詣など行けるわけなか!」と言って怒り、母もしぶしぶ「私も行くの?」という返事。私は父のご機嫌を伺いながら「怒鳴られるのは怖いけど、両親のため。」と泣きながら一緒に朝参詣に行こうと訴えました。

そして父はしぶしぶでしたが、3人で朝参詣に行くと、ご法門で『ご信者が頂く13の御利益』のお話があり、お寺から帰るとき「心に響くところがあったな。」「そうでしょ、お父さん。良かった。」と家に帰ると30分後に父に仕事の注文の電話が入り、嬉しそうに仕事にでかけて行きました。何度か朝参詣に行くうちに、あんなにお寺参詣や朝参詣を嫌がっていた74歳の父が、5時に起床し身支度をし、ちょこんと車の後ろに乗って朝参詣に3人で行き、二人のお看経の声がお寺の中で日に日に大きく聞こえ、朝参詣を頑張っていなかった私にも朝参詣に励むお計らいとなりました。

そしてGWを迎え東京に戻ろうと決心した時、先日まで非常勤講師として勤めていた代々木の専門学校の学科長にふと電話をしたくなりました。私はその学校で4月からも授業が組み込まれていました。ですが、不思議なことに他の仕事との日程が合わなくなり、来年に延期してもらうこととなり、専門学校を離れることになりました。

学科長に福岡から電話し、「東京は大丈夫ですか?」「大丈夫。だけど実は地震の日、大変だったんだよ。」「何かあったのですか?」「実は地震の日、九段会館で卒業式があって、私たちのビジネス学科は午前中、そして観光学科が午後だったから、観光学科の女性の非常勤講師がいた場所に天井が落ちてきて、亡くなったんだよ。あと3時間地震の時間がずれていたら、私たちも死んでいたかもしれない。」まさか、あの時ニュースで流れていた被害者の方が、私の勤めていた学校の、しかも同じ女性の非常勤講師。驚いて声がでませんでした。

もしあの時、授業を続け非常勤講師として勤務していたら、私は九段会館で卒業式に出席していたと思います。ご信者さんにこの話をすると、「すごい危険から守って頂いたね。」と言われ、これが大きな2つ目のお計らいだと気付きました。私はまだまだご奉公、ご信行不足の未熟な信者でございますが、今回この有難いお計らいを頂戴し、ご法様に深く強く感謝致しました。

乗泉寺のご法門で、お導師様が「日々の口唱、ご奉公が大事。毎日のご信心、ご奉公に励み、信心の貯金をしなさい」とありました。今思いだすと、自分の意思は専門学校で授業したかったのに都合がつかなかったことや不思議な出来事が地震前から積み重なって、ご法門のとおり、毎日、毎日の朝参詣、お寺参詣、お講参詣やご奉公、お看経口唱の積み重ねがいかに大事かを体感しました。いざという時のお計らいが、日々のご信行の中で作られていくものであるということを。

これからはこれまで以上の尚一層の信心増進に励みたいと思います。

あゆみ会Y.H


受験合格のお計らい

この春、高校受験をするとき、多くの皆さんにお助行をしていただき、無事に志望校に入学することができました。

ぼくは小学校高学年のころから、朝はなかなか血圧が上がらず起きるのが大変という、起立性調節障害という症状に悩まされていました。中学校の1、2年のときは特にひどく、学校にいけないことも少なくありませんでした。

このため、高校受験にあたっては内申点があまり取れないので、とても不安でした。お父さんが「受験のお助行をしていただいたらどうだ」とアドバイスしてくれたので、青年会の先輩に話したところ、青年会、あゆみ会の皆さんでお助行をしてくださることになりました。

昨年の6月から毎月1回、直前はそれ以上お助行をしてくださいました。毎回、多くの方にお参詣いただきました。

自分も塾に通って勉強に力を入れるとともに、他の方のお助行があるときは積極的に参詣するように心がけ、また青年会のご奉公にもがんばりました。

志望校の試験当日は、意外と落ち着いて臨むことができ、「できたんじゃないかな」という手応えもありました。そして、おかげさまで無事に合格することができました。

具合も大分よくなってきており、いまは順調に通学し、軽音楽部に入って楽しく活動しています。 

大勢の方々にお助行をしていただき、ありがとうございました。

今年は青年会のお役もいただいたので、ご奉公にもこれまで以上に力を入れ、少しでもお役に立ちたいと思います。

青年会K.S


匠をめざして!

私事で恐縮ですが、一時期、大工を目指そうと考えていたことがありました。

結局、そこに一生をかけてゆくことを決断しきれず、断念したのですが、そんな話をしていた折、御講師から、本門仏立宗・本山宥清寺の本堂を建てた、『金剛組』という建設会社の話を聞き、とても興味が湧いたので、今回この文章を書かせて頂くにあたり、少々調べてみることに致しました。

金剛組、西暦578年飛鳥時代創業。世界最古の企業にして、日本初の建設会社だそうで、創業以来1430年余の歴史を持ちます。

ちなみに、竹口吉郎さん設計の乗泉寺を建てた清水建設や、現在、お寺の前の大きなマンションを建てている鹿島建設は、江戸時代から創業とのことです。

578年、聖徳太子の命を受け、百済の国から日本へ三人の工匠が招かれ、日本最初の官寺である、四天王寺を手がけました。そして、その工匠のうちの一人が、金剛組初代の金剛重光さんでした。それから、江戸時代に至るまで、四天王寺お抱えの宮大工となったそうです。

大阪に本社を構え、神社仏閣建築の建設・施工、城郭や文化財建築物の復元や修理を主に専門に手掛けていて、山車・神輿の修復等もしています。

大工に限らずですが、職人さんの数の減少と、高齢化が進み、技術・技能の継承が困難な中、金剛組では、宮大工さんを約110名も抱え、伝統工法を続けているそうです。

柱と梁の接続部分の継手や仕口の加工にも、金物を使わずに、木材をさまざまな形に削って組んでゆきます。

現代の建物は木造でも釘やネジ等、普通に金属を使いますが、素材の劣化や歪等に加え、建築法規においても新工法と伝統工法には色々な制約があるらしいのですが、もし、このまま技術者が減り続けてしまうと、建物が崩れても、修復できる人がいなくなってしまい、世界に誇れる日本の文化遺産は、そのうち全て消えてしまいます。。

現在、日本の木造建築の伝承者の減少を懸念して、国家プロジェクトとして、大工職人の育成をしているほど、技術の問われる職業なのです。

大学に入るまで、本山を建築として考えたことがあまりなかったのですが、本堂は高い天井なのに、中央で支えるわけでもなく、柱は御参詣の邪魔にならない位置に配され、寺務所側の屋根の美しい曲線など、構造体からして、全くもって未知です。

挙げだしたらキリがないし、景観美についてだったらいくらでも語れるので、控えますが、そんな技術を持った職人さん達が生み出した造形物に、日々全国から沢山の御信者さんが訪れ、数々の想いのこっもったお題目が何遍も何遍もあがり、それがしみ込み、年月を経て建築物から、私たちのお寺になってゆく姿が、とても美しいです。

そして、本山を訪れた時に感じる、温かみや心地よさは、もちろん佛立宗のお寺だからなのですが、そこには少なからずの工匠方の想いも積まれているのではないかと感じます。

御講師が金剛組を教えて下さったことに感謝しています。

自分も大工ではないのですが、将来、多技能工の匠(マイスター)になりたく、日々学んでおります。職人さんの技術と精神とを受け継いでゆけるよう、努力していきたいです。 

ありがとうございました。

青年会S.A