世田谷別院がテレビで紹介されました

以前あるテレビ番組で、乗泉寺世田谷別院周辺の風景が紹介されていました。世田谷別院のクスノキが取り上げられているほか、小田急豪徳寺駅(世田谷線山下駅)から宮坂駅までの風景が紹介されています。

 

その一部をyoutubeにアップしましたので、ご覧下さい。(動画開始後4分前後より、世田谷別院の紹介映像が流れます。)


信徒教養講座のお知らせ

睡蓮今月の29日(土)、9時30分より「信徒教養講座」が開講されます。 

今年は「御法門用語の解説」(中)をテキストに、御法門の理解を深めることを目的にして開催されております。 

今月は、金澤照念師より、「十四誹謗(後半)」について講義が開催されます。 

受講の対象は全信徒です。特に班長さんは、乗泉寺賞の対象となりますので、進んで受講させていただきましょう。 

青年会、あゆみ会の皆様も、積極的にご参加下さい。


教育と教化

新芽の画像難しい哲学的解釈は専門の先生に聞くことにして頂いて、ごく通俗的に教育とは、人を教えて知識を開くことといってよいでしょう。英語では〝Education〟という語が、それに相当しています。序でにいうと、この語は、〝Educe〟という語とも密接な関係があります。〝Educe〟(潜在するもの)引き出す。という意味です。

元来、教育ということは、ソクラテスの用いた弁証術(これを産婆術という)をまつまでもなく、内在しているものに、刺戟を与えて、これを善導し、展開していくことと、広義に解釈してよろしいでしょう。次に教化とは、普通の字引には説法教導して衆生を善導に向かわせること(広辞苑)と述べてある。 

さらに、仏立宗の立場からいうと、われわれ衆生の心の内に内在している仏性を引き出す方法を教えて、即身成仏の利益を頂かせることといってよいでしょう。ですから教化というこよは、別の言葉でいうと、われわれ凡夫の仏性と、久遠の本仏の仏性と同質であることを教え、その仏性が妙法であることを教えるのです。 

このように、教育と教化ということを比較してみると、両者に共通していることは

○教育も、教化も、広義においては、内在しているものを、引き出す作用をもつものであるという点が一致しています。が、くわしくいうと教育の方は、知識を与えて、能力を引き出すことであり、教化の方は本仏仏性を心田に植えて、それを育てて行くことですから、教学的には大変な違いがあります。

 ですから、一言でも、妙法の信心を教えることは、一本の苗を植えることになるのですから、なるべく数多く、度々、教えて、苗を沢山植えて下さい。やがて、それらが実って、立派な教化育成が、できて完全教化となるのです。 

昭和49年12月 乗泉寺通信より


念願だった姉のお教化

昨年、夏期参詣中に念願のお教化成就をさせていただきました。毎年毎年お教化させていただきたい、と思っておりました。思うばかりで下種さえも出来ませんでした。しかし実家の母の後を姉に法灯相続をして欲しいと、ずーっと思っておりました。 

母親はとても元気でずっと何年も先の事と考えていました。それでも一年に一度か二度、姉に「ご信心してね」と、遠慮しながら話をしておりました。でも良い反応がありません。それが昨年の夏期参詣中に母の所属教区の編成換えの話が出てきました。あ!と思ったのです。これは私が母も兄も世話をする事になるかもしれないと思ったのです。それならば姉を教化しよう!すぐに受持お講師、教区長にご相談しました。そして様々なアドバイスを頂いて姉の所へ行きました。 

「ご信心して欲しい」

「先の事と思っていたけれど私と一緒にご信心して欲しい」

素直な心でお教化を勧めました。姉は少し黙っていましたが、「わかった、良いよ」また「いつかは信心と思っていた」とも言ってくれて、気持ちよく入信の運びとなりました 

今度京都のお寺に行こうね、と約束しました。所属する清瀬一部の方には親、兄姉とお世話になる事になりました。お教化は苦手!お教化は私には無理!と、だらしの無い私が今回なぜ「お教化をしよう!」と思い一歩が踏み出せたのか不思議です。きっとお祖師様が背中を押して下さったのだと思います。これからも素直な気持ちでご奉公に励みたいと思います(K.U) 

御教歌      折伏を  する人ならば  吾祖師の 乗うつります  御弟子也けり


お助行をうける功徳

毎年受持講師として、御奉公方針をもべるが、その中の一つに全信者宅をお助行をしたいので、是非、一年に一度は、助行をうけて下さいとお願いすることにしている。 

役中や、お講願主はお助行をうけてくれるが、全信者の助行を完徹することがいまだかつて実現したことがない。これを大変残念に思っている。お勤めのために、教務員の希望する日時に都合がつかないというのが表面の理由である。けれど、受持教務員と、うける側に、やる意志がうまれたら、万障をくりあわせて実行することができるはずである。言うは易く、行うは難しというのは、全く助行についても言い得ることだ。 

それにもう一つ考えられることは、助行をうけるこたが大変な功徳になることを知らないので、積極的にうける努力をしないのではあるまいか。

勿論、助行にでかける方の功徳は、いうまでもない。と同時に、助行をうける側でも、それにまさるとも劣らぬ功徳になるのである。茶菓の接待や車代を全く必要としないので、ただお助行の道場として、ともに唱題に励み、信心増進を祈願していただくのみで、大きな功徳となるのである。 

日常、朝夕にお看経のできている家庭でも、第三者の助行をうけることにより、さらに、家運隆昌の祈願をして頂き、家内一同の信心増進を願うのであるから、家の中に一層あかるい、和らかな光輝るムードが一杯にあふれるのである。 

ともすれば、孤立化して、他とのまじわりあいに煩わされたくないという現代人の傾向に伝染しやすい。それが自然、お助行を拒否するという形になってきて、ひとり信心となり謗法の入るすきまをつくり出す結果となる。 

お互いに用心して、一年に一回は受持教務員の助行をうけて欲しい。 

昭和47年9月 乗泉寺通信より


夜のお講のお知らせ

夜の渋谷乗泉寺では昨年より、お寺(渋谷)に於いて夜のお講を奉修させていただいております。

今月の夜のお講は、15日(土)の19時より、講堂1階ロビー(おしゃべりサロン)において奉修されます。 

このお講の目的は、日頃仕事や学校などで、日中のお講参詣が出来にくい方のために、お講参詣の場を作り、御法門聴聞の機会を増やすことにあります。

10月は、13日お祖師様の祥月御命日。22日は日慶上人の祥月御命日でもあります。報恩お供え教化各部一戸成就出来るよう、御弘通御奉公に気張りましょう。

又、当山高祖会まで1ヶ月前になりました。お会式への参詣将引をかねて、毎月第三土曜に奉修される夜のお講にも参詣頂くようお勧め下さい。 

なお、夜のお講奉修に関わる御奉公等は、全て教務部で御奉公させていただきます。また、このお講に対しての布施・供養の準備は必要ありません。お参詣お待ちしております。


あゆみ会御奉公をさせて頂いて

私は第10ブロックあゆみ会会長の、ご奉公をさせて頂いております。

あゆみ会で御奉公させて頂くようになってから、3年近くが経過しました。この間のご奉公の経験などから、私が感じていることなどをお話させて頂きます。私は信者の家に生まれ、高校生の頃から三大会やお彼岸にはお参詣させて頂いておりましたが、ご奉公はしておりませんでした。 

平成14年から4年間、仕事で労働組合の執行委員を務めていました。年間150日近くを組合執務の時間にとられるという多忙な日々を送っており、ご奉公する時間はありませんでした。ようやく執行委員を後任にゆずることができたのですが、それから2年間は忙しさの反動からか、休日は趣味の写真に没頭することになり、ご奉公には目も向きませんでした。写真については、自分の写真が雑誌に掲載されたり、写真展も開くことができ、それなりの成果をあげることができたと思います。そこで改めて、これからの自分にできることは何かを考えるようになり、そのときに頭に浮かんだのがお寺です。そして、平成20年の高祖会であゆみ会を紹介して頂き、お話を聞いてご奉公をさせて頂くことになりました。 

ご奉公をさせて頂くようになってからの最初の感想は、「自分はお寺のことや御信心のことをほとんど知らないんだなあ」というものでした。年間の行事もあまりよく知らず、また、日々、お参詣やお看経に励むこと、皆さんが人のために御奉公に励まれていることなど、見るもの、聞くもの、すべてに驚かされました。 

しかしながら、御講参詣や朝参詣などに励んだり、御法門聴聞をさせて頂く中で、少しずつではありますが、私なりに御信心をつかんできているのではないか、と感得しています。

弘通促進大会で弘通顧間の石井日數上人から頂いた「御法様の前で「南無妙法連華経」の言葉で喜怒哀楽を示せ」という御法門、いまは亡くなられた藤田正在師から頂いた「お寺へ参詣すること、お看経をあげること、御法様へお給仕させて頂くことが信心に近づく道である」という御法門などが私の心に強く残り、自分の心の中で何かが変わってまいりました。 

また、あゆみ会の先輩であるSさんのお母様の病気全快のお助行をさせて頂いた経験も私にとって大きなものになりました。来る日も来る日もお宅にお伺いし、お助行をさせて頂きました。残念ながらSさんのお母様は亡くなられ、その時はだいぶ落胆しました。しかし、自分もご信心を通して人の幸せを祈ることができるんだなという思いをもてたこと、そのためにお助行に頑張れたことは、私がこの御信心に今後の人生を預けていこうという決定(けつじょう)につながりました。いまは、Sさんのお母様がこのことを教えてくれたのではないか、と感謝しています。 

あゆみ会に入り3年目を迎えますが、その間にご利益も頂戴し、御信心の仲間もできました。今は、10ブロックあゆみ会会長のお役も頂いております。信心前はまだ一人前と言えませんが、これからも第8、9、10ブロックあゆみ会の発展、さらには本門佛立宗がこれか先の未来へ続いて行くお手伝いを、微力ながらさせて頂ければと念願しております。

あゆみ会N.S


体験入寺のお知らせ

乗泉寺境内来る、10月15日、16日の2日間にわたり、乗泉寺の「体験入寺」が実施されます。 

この行事は、お寺の御宝前を身近に感じ、お給仕をさせていただくために企画をされたもので、「得度」をさせていただこうと思っている方だけでなく、老若男女どなたでもご参加いただくことができます。 

また、お講師方によるご信心に関する講義や、若手教務さんの入寺体験談等、盛り沢山の内容を用意させていただいております。 

さらには、参加者同士…日頃のご信心についての悩みも相談できる良い機会ともなりますから、お互いのコミニュケーションを深めていただければ、今後の信心増進にも繋がると存じます。

まだ数人の空きがありますので、興味がある方は是非ご参加下さい。

詳細は、寺務所か講習課までお問い合わせください。


婦人会大会のお知らせ

竹下和男先生ありがとうございます。

第18回乗泉寺婦人会大会のお知らせをさせていただきます。

今年の婦人会大会は、「食育と健全育成」 “一家(いっか)団欒(だんらん)の食事が育むもの”というテーマで、竹下和男先生をお招きいたします。 

詳細は下記の通りです。 

★テーマ「食育と健全育成」 一家(いっか)団欒(だんらん)の食事が育むもの

★講師 竹下和男先生

★日時 10月10日(月・祝) 10時~12時

★場所 乗泉寺本堂

★参加費  500円 

社会に必要なものでありながら、近年は失われつつある家族の絆、思いやり、愛情表現、感謝、etc.【一家団欒の食事が育むもの】を通して、これからの子どもの育成に周りの大人の果たす役割とは何なのかを講演していただきます。子育てをしている方はもちろん、高齢者まで日々の生活に直結することです。年齢、男女に関係なく食=命です。 

是非この機会に先生のお話を聞いてみませんか。

たくさんのご参加をお待ちしております。


10月に入りました

10月の空0月に入り、今年も早いもので残り後3ヶ月になりました。 

今月の13日は、お祖師様の祥月御命日であり、22日は第22世講有日慶上人の祥月御命日でもございます。報恩お供え教化各部一戸成就させて頂く為にも、下種先へのお声がけ、教化成就のお助行に率先してお参詣に励み、全教化誓願者一丸となって、口唱折伏御奉公に気張りましょう。 

また10日祝日は、婦人会大会を開催いたします。今回は「食育と健全育成」というテーマで講師に竹下和男先生をお迎えします。健康を維持していく為に重要な、食生活を見直す良い機会でございます。是非ご家族そろって、参加いたしましょう。