25日 門祖聖人御命日総講 御法門

【御教歌】 長旅は日和(ひより)ばがりと思ふなよ
                      雨ふりもあり山坂もあり

 人の一生を長い旅路に譬えられ、順調に物事が進むこともあれば、思い通りに事が運ばないこともあります。私共佛立信者は、良いときも悪いときもご信心を離さず、お題目の口唱行に徹することが大切とお教えの御教歌です。

 人が生きていく中で、順調に物事が進んでいる時は、注意することが大切です。必ずどこかに落とし穴がありますから、油断せずに慎重になりましょう。また、何をやってもうまくいかない時は、罪障消滅だと思い、困難を耐え抜くことが大切です。

 人生には「答えのある人生」と「答えのない人生」があります。
 学校教育においては、“氷が溶ければ水になる”というように、決まった答えを教えます。しかし、社会における教育には、決まった答えがないため、どのように人が育っていくかは分かりません。ですから、良い方向に進んで行くよう、信心を貫き通す信念が大切です。

 ご信心には「火の信心」と「水の信心」があります。
 火のように一瞬だけ燃えて、あとは燃え尽きてなくなるような信心が「火の信心」。小さな小さな小川から、最後には大きな川となって大海へと流れていく、常に流れて止まることがない信心が「水の信心」。私共信者は、どんなことあっても止まることのない「水の信心」を身に付けさせていただくことが肝心です。

 夫婦の絆を年代別であらわすと以下のようになります。
 20代・・お互いに愛情がある。
 30代・・お互いに希望を託していく。
 40代・・忍耐。お互いに我慢する。
 50代・・あきらめ。こんなはずではなかったが仕方がないと思う。
 60代・・感謝の気持ちが出てくる。
 70代・・お互いをいたわり合う。
 80代・・お墓参り。どのお墓に入ろうかと探す。

 ご信心は生涯続けていくことが大切です。朝夕のお看経は怠ってはいけません。そして、「平凡こそ非凡」ですから、平穏無事に生活できる毎日を大切にしていきましょう。

【所感】
 上手くいっている時は良いのですが、悪いことや嫌なことがあると「ご信心をしているのにどうしてこうなるのか」と不平不満を漏らしてしまうのが私共信者です。嫌なことが起きるのは、自分の罪障だと受けとめて、お看経で乗り切る信心前を身に付けなければと思う毎日です。(k.zen)


13日 高祖大士御命日総講 御法門

【御教歌】 信行は山に車をおす如く
      手をやすむれば谷におち入る

 ご信心を山で車を押す様子に譬えられ、信心が増進していくのは大変ですが、信心を懈怠すれば簡単に落ちてしまうものですから、油断は禁物ですとお教えの御教歌です。

 開導聖人は「三好き」と仰せになっています。
 ①唱え好き→お題目を喜んでお唱えすること
 ②語り好き→ご信心の喜びや御利益談を他の人にお話をすること
 ③聞き好き→御法門(仏さまの教え)を喜んで聴聞すること

 今日より若い日はありません。毎日を大切にして、真剣に生きることが大切です。

 ご信心に賞味期限はありません。亡くなるその時までお題目口唱に励む、唱え死にの精神が大切です。口唱を怠ってはなりません。

 法句経(ほっくきょう)という仏さまの教典には「蛇は水を飲んで毒になる。牛は水を飲むと乳になる」と書かれています。私共佛立信者は、お供水(お題目の功徳がつまったお水)をいただき、元気になりましょう。

 快食、快便、快眠は健康の条件です。身体に留意してご奉公に励むことが大切です。

 人生の“五計論”
 ①生計(せいけい)→正しく生きること。
 ②家計(かけい)    →収入と支出に気を配ること。
 ③身計(しんけい)→健康に留意すること。
 ④老計(ろうけい)→美しく老いる、人から尊敬される老い方をすること。
 ⑤死計(しけい) →よい死に方をすること。終活も大事。

 ご信心は生き物。御利益に配達なしですから、自ら進んでご信心に励み、御利益をいただくことが大切です。

【所感】
 何かお願いがある時は、真剣にお題目を唱えて、仏さまの縋ろうと致します。しかし、願い事が成就し、これといって困ったことがなくなりますと途端にご信心が疎かになりやすいものです。私共ご信者は、どんな状況にあっても、ご信心を離さず、常にお題目口唱を怠らない信心前を身に付けなければいけないと感じます。(文責k.zen)


門祖会奉修

4月9日、10日門祖会を奉修しました。

両日とも好天に恵まれ、大勢のお参詣をいただきました。

門祖会の様子を掲載させていただきますので、ご覧下さい。

班長大会 班長大会 班長大会 御法門 入学お祝い式 入学お祝い式 入学お祝い式 御法門 入学お祝い式 青年の一座 若手お講師紹介 若手お講師紹介記念撮影

次回のお会式は、6月11日、12日の開導会です。沢山のお参詣お待ちしております。


境内の桜満開

乗泉寺も春を迎えました。春満開の境内の様子をご覧ください。

西門

西門付近の桜も満開です。

境内の花

境内の花


境内
境内
境内
境内

南門

南門付近の桜も満開です。
鉢山中の桜

来る4月9日、10日は春のお会式門祖会です。乗泉寺の花々も皆様のお参詣をお待ちしておりますので、ぜひご来寺ください。


四月になりました

ありがとうございます。

今月の9日、10日は春の御会式 門祖会が奉修されます。

ご家族、友人を将引のうえお参詣に気張りましょう。

 

毎月12日は開門参詣強調日です。

普段お参詣の難しい方でもこの日だけは!と

開門参詣をさせていただきましょう。

 

今月から信徒実践講座が始まります。

第一回目は6日の9時半から

第二回目は17日の午後1時からとなっております。

今月は御本尊御尊像のお塵払い、おかとうかけです。

乗泉寺賞の対象となっておりますので進んでご参加ください。