復興支援活動の御報告

7月21日・28日に渋谷、乗泉寺に於いて東日本大震災復興支援の朝市を開催いたしました。商品は地酒、醤油、わかめ、こんぶ、フカヒレ、かつお節、せんべい、ラスク等があり、どれも被災地域の自慢の特産品です。

朝市①朝市②朝市③

 

 

 

朝市④

この朝市は、現地まで行かないと買えないような被災地域の品物を、乗泉寺を介して販売していただき、被災地域の復興支援をしようという目的です。御奉公者の協力のお陰で、盛況のもと、品物はほぼ完売致しました。ありがとうございます。

また、7月27日には、チャリティバザーを開催致しました。二年前の東日本大震災の時に乗泉寺に集められた各寺院からの支援物資の余りを、このバザーでお金という形に変えて、宗門から送らせていただこうという目的です。

当日はたくさんの衣類、靴下、ハンカチ、ちり紙類、タオル等が並べられ、そして値段は無く、募金箱の設置という形になりました。夏場ですのでタオル等が大人気で、こちらも盛況のうちに終わりました。皆様のご協力ありがとうございました。

バザー①バザー②

 

 

 

バザー③バザー④

尚、11月9日・10日の高祖会でもう一度開催させていただく予定です。その時は冬物の衣類を中心に並べさせていただく予定ですので、どうぞお参詣の際には是非お立ち寄り下さい。宜しくお願い致します。


地域社会への働きかけ

清掃風景ありがとうございます。

私共堅信会本部では、昨年5月より地域奉仕活動の一環として渋谷駅南口の歩道橋の清掃活動を開始しました。当日は、南口喫煙所付近に集合し、区役所が用意した清掃用具をお借りし、午前7時より歩道橋階段5カ所の側面、側溝付近を丁寧に掃除しております。

夏場は特に多くの空き缶やペットボトルが捨てられており、これらをビニール袋に拾い集め、集積所に処分していますと、あっという間の1時間です。

清掃風景2現場が公道、歩道橋のため渋谷区役所に届けを提出し、また万が一、作業中に怪我等の事故に備え、お寺より補助をいただき保険にもはいっています。参加者はお寺で新調していただいた「乗泉寺」のロゴが入ったおそろいのジャンパー、ポロシャツで活動しております。

最近では通行人の方に「ごくろうさま」と声を掛けていただくようになり、一同随喜しております。参加者も新しい方が増え心強く思うと同時に堅信会員の増加につながるよう努めていく所存です。


そして、宗外の活動を行う事で、一人でも多くの方に乗泉寺を知っていただけるようになればと思っております。参加者も常時募集しておりますので、大勢の皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

堅信会(Y.T)


子どもお会式

去る7月15日(月)に、渋谷乗泉寺に於いて第13回子どもお会式が開催されました。

第1部で本堂において行われ、子ども達が法鼓を叩いてのお看経。続いて、くんげ会の音楽隊による演奏があり、小さな子ども達が楽器をもって、一所懸命に歌っている姿に、参詣者の目を和ませていました。そして、10歳を対象とした1/2成人式が行われ、20歳の自分へメッセージを送りました。

最後に御導師より法話を頂戴致しました。子どもにも分かる優しい言上など、子どもお会式ならではの法要となりました。

第2部では境内において、プール、模擬店、各種ゲームを回るスタンプラリー、鉄道模型、ラジコン、めだかプレゼントなどがあり、みなさん色々な場所を回っておりました。天気も早朝は雨が降っていたのですが、朝になると止み、昼には快晴という絶好のプール日和となりました。 

模擬店も今年はかき氷、サモア、ポップコーン、フランクフルト、焼き鳥、ソースせんべい、ビシソワーズ(冷やしスープ)等々充実しておりました。そして最後にお講師と一緒にじゃんけん大会が行われ、お講師のお言葉を頂いて無事終了しました。

くんげ会音楽隊1/2成人式

境内風景ポップコーンフランク・焼き鳥マシュマロ

 

ヨーヨー紙芝居

 

 

鉄道模型Nゲージ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲームじゃんけん大会

 

 

 


夏期参詣の御奉公

御供養渡し
夏期参詣も半ばを過ぎました。この期間中、沢山の御奉公者の支えをいただいております。

その一つが御供養の御奉公です。早朝から御供養のパンを用意して、その御供養をお参詣者にお配りしていただいております。

御奉公者が、お参詣される方々に笑顔で挨拶をしてパンを配っている姿は、夏期参詣の期間中ならではの光景です。

シャトルバスもう一つ、ご紹介しますと、渋谷駅前から乗泉寺間を直通のシャトルバスが運行されておりますが、その案内として、朝早くから多くの方々に御奉公いただいております。

その他にも、夏期参詣では多くの方々が御奉公されております。夏期参詣も、あと残りわずかです。

このように、お参詣しやすいように、沢山の御奉公者が支えてくだされているのですから、その志しをいただいて、暑い最中ではありますが、お互いに励まし合って、お寺に一日でも多く足を運ばせましょう。


復興支援として

朝市

 

明日21日(日)と28日(日)に朝参詣終了後から9時半まで、おしゃべりサロンにおいて、震災復興支援の朝市を開催いたします。

 

被災地の商店から物産を仕入れ販売し、売り上げを義援金として送らせていただきます。

 

 

チャリティーバザー

 

 

また、27日(土)には、東日本大震災発生時に志し厚く寄せられた物資の残りを義援金として送らせていただくため、チャリティバザーを開催します。

 

被災地復興の為に少しでも力になれるよう、皆様のご協力をお願い致します。

 

 


17日のお総講にお参詣して

7月17日の開導聖人祥月御命日総講にお参詣し、御導師の御法門を聴聞させて頂きました。 

御教歌
口唱程 不思議に妙な 行はなし 其身はまめに 心かしこに

口唱信行を重ねていくと、不思議と身体も心も健康になります。
当宗は「口唱宗」ともいわれるように口唱が大切です。今年は一万遍口唱運動が展開されているので、口唱の時間をメモに取っていただきたい。

「まめに」とは
1,まじめに、真心をこめて
2,筆まめといわれるように、几帳面とか陰ひなたがないこと。
3,身体が丈夫、よく動ける、まめにこなす。

「かしこ」とは
1,信心が増進すると、信心の智慧が働く。因果の道理がわかるようになる。
2,冥の照覧を疑わず、御利益を頂けると信じる。お題目を離さないこと。

つまり、真心をこめて几帳面に身体を使えば、心は賢くなる。
そして心が賢くなると、六根清浄になっていくもの。

六根清浄とは「眼・耳・鼻・舌・身・意」の六つの働きが清浄になること。
1,眼根…善悪を見きわめることができるようになる。
2,耳根…聞いたことの真実が分かるようになる。
3,鼻根…良い香りを周囲に放つようになる。法華経の序品に「栴檀香風、悦可衆心」とあり、人の心を和ませて、その人が居るだけで周囲を楽しい雰囲気とさせる。
4,舌根…喜んで御利益談等の話しができるようになる。喜びや勇気を与えられる。
5,身根…品性が良くなる。その人が居るだけでその場が明るくなり、やがて後光がさすようになる。
6,意根…人の幸せを自分のことのように喜べるようになる。善因善果悪因悪果がわかるようになる。意は思い方であり、楽しく、明るく、前向きなのがよい。

根っこ如説修行をすれば、六根清浄になります。

口唱信行を「まめに、かしこに」励んで、六根清浄の菩薩を目指してください、と励ましのお言葉を頂きました。(s・k)


お助行とお供水で頂いた現証御利益

この度、主人の父が頂いた御利益をお話させて頂きます。父は長年にわたり、腰痛がひどく3月下旬に激痛と血便が出た為、救急車で病院へ行きました。 

血便は腰痛の痛み止めの薬からくる副作用で、2、3日で退院できるということで安心しました。しかし、2日後の朝、病院から「深夜に吐血し、急変したので直ぐに来るように」と言われかけつけました。病名は「十二指腸潰瘍破裂」。その際、脳に酸素、血液がいかなかった為、意識障害があり集中治療室へ移動する所でした。 

父には何種類もの点滴と頭から足までいろいろな装置がつけられており、体をゆさぶっても、呼びかけても全く反応がありませんでした。先生から「3日間意識が戻らなければ脳死の状態。ただ心臓は動いているので十二指腸潰瘍の治療はしていく」と説明を受けました。 

わずか2日前に会話していた父がこんな姿になるとは「急変」とは恐ろしいものだと思いました。家族は皆、腰痛だと思っていましたので、気が動転し混乱し正常心を失っていました。 

私達はお看経にすがり開門参詣をさせて頂きました。どうしたら良いのか?どんな気持ちでお題目をあげれば良いのか?等を考えながら、3日目を迎えていました。集中治療室の面会は毎日2回でその日は親戚が多く来るので、私は昼の面会には行かず家に1人居ました。 

そこへ、お受持のお講師より連絡が入り「今、教化道場が終わり近くにいますので、いらっしゃる様でしたらお助行させて頂きたいのですが」との事でした。私は何てタイミングが良いのだろう!と驚く気持ちでお助行をうけさせて頂きました。道場でお参詣していたご信者さん方々もお講師と一緒にかけつけて下さり、お助行が始まりました。すぐに主人に連絡をし母達も病院から帰ってきました。お助行後、主人の兄が現状の説明と今後の計画を話しました。

お講師、教区長より「教化道場でお供えしたお供水をガーゼに含ませ、口の周りを拭く様にし、お父さんの体の中に御題目を入れてあげてください」と言われ、迷っている気持ちをお折伏して頂いているように思え、うれし涙がとまりませんでした。.I)

面会へ行き、看護士さんに顔や体を拭く許可を頂き、お題目を唱えながら口を拭き父の体にお題目を入れました。 

先生方が来られ検査の結果、肝臓、腎臓、意識レベル全てが極めて悪い状態という説明を受けている時でした。父の体が少しずつ動き始め意識レベルが上がり始め先生方から「ご家族の皆さん声をかけて!」と言われ茫然としていた私達は必死にお父さん!お父さん!と叫び続けていると、その声に反応し始めたのです。

父の体にお題目が入り、30分後の事でした。次の日には目を開け、その次の日には検査の結果全ての数値が正常に戻ってきていると先生は私達以上に驚いて話されていました。

それから、すべてが良い方に向かって行きました。6月中旬に退院し、現在リハビリをがんばって続けています。お寺参詣、お講参詣もさせて頂けるようになりました。生かされた命です。私達は、最高の喜びを感得させて頂きました。

私が辛い時に一緒に考え、励まして、御利益を頂いた話しを泣いて喜んでくださった教区長をはじめ、お助行してくださった皆様に心から感謝しております。この御恩に少しでも報いることができるように、ご信心、ご奉公に励ませて頂きます。(K.I)


新座別院のお総講で

7月12日、新座別院の御総講へお参詣させていただき、宮崎正良師の御法門を聴聞させていただきました。 

御教歌
業体を 大事と思ひ 信行を 大事にすれば 妙に繁昌

大意
業体(ぎょうたい)とは生活、仕事、生業(なりわい)ということ。
事業や商売を大事と思えば尚さら信行に励めば先行き不透明な世の中であっても社会生活を無事に送れる。口唱信行を大事にすれば世法のことも上手くいくものであるとお示しの御教歌です。

暮らしの明暗この世の中には、いくら努力しても報われないこともあり、不条理だと思えることが沢山ある。騙されたり、病に冒されたり、不慮の事故などはその一例です。

けれども「信行を大事にすれば妙に繁昌」するもの。日々功徳を積んでいけば、確実に向上していくことが出来る。

法華経には「諸天は昼夜に、常に法の為の故に、而も之を衛護し」と説かれている。
御本尊様を信じ御題目を唱えれば、昼夜にわたり諸天善神のご守護が頂けるのです。

今の生活を豊かにしたいのであれば、信行を第一と考えること、ご信心をおろそかにしないことが大事だと教わりました。(A.H)


納涼祭ステージプログラム

納涼祭パンフ8月3日(土)に行われる納涼祭のステージプログラムが決定しました!!
今年も境内クスノキの下の特設ステージで、暑さを吹き飛ばす熱いプログラムとなっています。どうぞ、ご家族・ご友人と一緒に納涼祭に足をお運びいただき、楽しい一時を皆で過ごしましょう。

プログラム◎ステージ プログラム  

★13:15~13:45 「ナベの中のハワイアン」 ハワイアン
宮坂地域でハワイアンの練習をしている、ギター・スチールギター・ベース・ウクレレと6人のメンバーです。今年も一生懸命踊りますので、ぜひ見にきて下さい。

★14:00~14:30 「琉球民謡」

★14:30~14:50 「PRタイム」
震災復興活動のPRタイムです。復興支援のため、皆さんもぜひご協力ください。

★14:50~15:30 「Trio De Te Quito」アフロ・ジャズ(コンガ演奏)
日本を代表する一流のコンガ奏者である伊達弦さんが、納涼祭のためにバンドを組んで下さいました。滅多に聞けない素晴らしい演奏です。ぜひとも生の音に耳を傾けていただければと思います。お待ちしています。

 ★15:40~16:10 「KOSEI&RYU」  日本全国縦断弾き語りの旅
昨年も出演して頂いた「KOSEI&RYU」に、今年も参加して頂きます。
復興支援のために活動する、彼らの熱い思いを感じとって下さい。

★16:20~16:50 「中島エリナ」 歌
シンガーソングライターの中島エリナさんが、再び納涼祭の舞台に登場。
美しい歌声をお楽しみ下さい。

★17:00~17:40 「オランド&アルヘリ」 アフリカン・パーカッション
トーキングドラムやパロゴ(コンガの原型)、ドンクトゥル、ガンガ、カウベル、マラカス等のパーカッションを使って、ガーナに古くから伝わる民俗音楽やオリジナル曲を演奏します。

★17:55~18:50 「リラクシン オールスターズ」 ジャズ・ビッグバンド
Concert Master 須田誠tp率いるプロのメンバーによるフル編成ビックバンドです。毎年素晴らしい演奏を聴かせていただいています。今年はさらにギターの廣木光一氏をお迎えする予定です。

*ステージプログラム内容及び出演時間は予告なく変更する場合がございます*


子どもお会式のお知らせ

来る7月15日、月曜(祝日)、海の日に渋谷乗泉寺で子供お会式が奉修されます。毎年恒例となっている寺内行事で、未来を担う子供達にお寺へお参詣して頂く絶好の機会となっております。

第1部は本堂において10時半より御看経、子供音楽隊の演奏、二分の一成人式などが執り行われます。

ここ数年がんばりを見せている子供音楽隊は、親御さん達の協力のもと、毎月集まって練習に励んでいます。日ごろの努力を発表してくれる子供達の姿に本堂の厳かな雰囲気は一辺し、明るい歌声に包まれて大人の心も癒されます(^^)

その後、10歳になった子供達をお祝いする二分の一成人式を執り行います。こちらでは該当者の子供さん達に、20歳の自分に向けてのメッセージを書いて頂き、代表者にはみんなの前でメッセージを朗読して貰います。子供らしい夢にあふれた内容に本堂は微笑ましい空気に包まれることでしょう(^^)

そして、お待ちかねの第2部が始まれば、境内はお祭りさながら出店が立ち並び、ゲームコーナーやプールが設置され、子供も大人もワイワイガヤガヤ、楽しい一時を過ごして頂けるかと存じます(^^)

子どもお会式今年の出店

1,フランクフルト&焼き鳥
2,わたあめ
3,ビシソワーズ(冷製スープ)
4,ポップコーン
5,かき氷
6,サモア
7,カットフルーツ
8, ゆで卵
9,パパママカフェ
(全部無料だけど、一人一個です)

ゲームコーナー
1,ラジコン
2,ヨーヨーすくい
3,巨大プール
4,わなげ
5,鉄道模型
6,ストラックアウト
7,スライドゲーム
8,フリスビー
9,じゃんけん大会(豪華?景品争奪戦)
10,射的
11,スタンプラリー(景品で駄菓子もらえます)
12,絵本コーナー
(もちろん無料だけど、仲良く順番です)

教務部も食べ物コーナーでフランクフルト焼き鳥ブースを担当します。毎年灼熱のような焼き場はまるで忍辱の修行みたいな感じ。汗だくになりながら必至の表情で焼き場をまわす姿は、普段すました顔しているお坊さんの姿を忘れさせてくれます(^_^;)

また、プールやゲームコーナーにもそれぞれお講師が参加しますので、子供さん達と一緒になって遊んでくれることでしょう。気さくに話しかけて下さいね(*^_^*)特に今年ラジコンコーナーを担当するKお講師に一段と気合いが入っていまして、趣味を活かしてラジコンの整備をしたりコースの設計を練り始めたりと、リア充です!!

もちろん、毎年恒例となっている着ぐるみ動物も登場します。私は着ぐるみに入ったことがないので詳しく知りませんが、着ぐるみ担当の教務さん曰く地獄のような熱さで、一キロは痩せるとのことです!私は遠巻きから眺めるだけに遠慮しておりますが、確かに真夏の着ぐるみは修行度高いよな~って敬服だけしています(^^;)

そんな子供お会式へ、どうぞ皆さんお友達を誘ってお参りください(^^)

子供さんがお寺へお参りすれば、きっと仏様もたいへんお喜びになって、すこやかな成長をプレゼントして下さいますよ。子供の成長を願うのが大人のつとめだと思いますが、ご奉公者一同もまた子供達の成長を願い、一所懸命になって準備を進めております。より多くの方々にご奉公者の誠意が伝わるように、そして乗泉寺の良いところやお参詣の功徳が伝わるように、これから更に気合いを入れてラストスパートです!!

尚、お参詣の方はお参詣券を忘れずにお持ち下さい。それとプールに入られる子供さんは水着も忘れないでね。(O.jo師)