乗泉寺とは


佛立第八世講有日歓上人

佛立第八世講有日歓上人

 


乗泉寺は、江戸時代元和年間に京都妙蓮
寺末として、江戸西久保に一庵が建立されたのがはじまりです。らに三代将軍家光の頃、麻布桜田町(材 木町・現在の六本木ヒルズの場所)に移転 し、戦後までこの地にありました。

江戸幕末から明治中頃までにかけては、時 勢の流れでさびれた時代もありましたが、日歓上人(田中清歓師・佛立第八世講有)が明 治34年に住職となり、御題目口唱第一の信 心に徹し信徒にご利益をいただかせながら 弘通活動に大いに励み、信徒は日に日に増 加し今日の大乗泉寺の基礎を築かれました。

佛立第十五世講有日晨上人

佛立第十五世講有日晨上人

 


その後、日晨上人(田中清長師・佛立第十五世講有)が日歓上人の後を受け、戦前戦後の復興期に信徒を奮闘激励し、宗内随一のご弘通のお寺を築きました。境内地は、戦後まもなく麻布から現在地の渋谷に移転し、そして今日にいたっています。

別院として、世田谷別院・八王子別院・新座別院・多摩親会場等々があり、本門佛立宗の僧俗一体の信心で日々妙法御題目口唱のご弘通(布教活動)ご奉公をしています。 

乗泉寺外観

           乗泉寺外観

 

渋谷の本堂は国立近代美術館や帝国劇場などを手がけた谷口吉郎博士の設計で、昭和39年に完成し、当時からモダンな寺院建築として評判となりました。境内に入りますといろいろな樹木が繁り、ケヤキの木が天をつくかの如く伸びています。

教務の行道風景

         教務の行道風景

 

本堂や教務館、福祉館等をつなぐ通路は回廊となっていて、周囲は217メートルの長さがあり、床には鉄平石が敷きつめてあります。 

回廊をまわると、都会の中にいることを忘れさせるかのように竹林があり、その前には水面にうつる霊堂がたたずみこころ洗われる感があります。

お参詣風景

              お参詣風景

 

本堂に入ると、天井は高くまるでコンサートホールのようでもあります。前方中央に「南無妙法蓮華経」の御本尊、さらに日蓮聖人の「御尊像」が安置されています。ご信者が座る席は全部がイス席で、そこには一心に御題目を唱える真剣な祈りの姿があります。 南無妙法蓮華経の御題目をお唱えするのが、本門佛立宗の信心修行の一番肝心であるということを教えてくれる場でもあります。

御導師の御法門

    御導師の御法門


朝参詣やお総講の場ではご法門が拝読され
ます。ご法門とは、佛立宗の教えを簡単に説き示すもので、ご信者は聴聞によって正しい生き方や考え方を学びます。 

開導聖人の御教歌。

「法門を聞かぬ間は凡夫にて 仏のちゑの出るよしなし」 

 

 祈り
本堂は仏様と向き合い、また・・自分の心とも向き合う清浄な祈りの空間です。 

お参詣者の各々が、さまざまな想いをこめて御題目をお唱えしますが、その声は妙法の御本尊のお力によって浄化され、菩薩の精神として自然と調和されます。

海老原喜之助「合掌」

 

本堂にのぼる階段には、独立美術協会会員として活躍した海老原喜之助画伯のモザイク壁画「合掌」があります。

階段は吹き抜けになっていて、作品は地下一階から2階の上部までに及ぶ大変立派なものです。 

ご信者はいつもこの壁画をながめながら階段をのぼってお参詣をします。

 

    棟方志功「報恩抄」

階段を上がったところには、棟方志功画伯の鉄板画があります。高祖日蓮大士の「報恩抄」の一節、「花は根にかへり真味は土にとどまる」をあらわしたものです。
 

報恩抄は、日蓮聖人の師匠道善坊の墓前で読まれたもので、師匠のおかげ、報恩の思いが大事であることを教えていただいたものです。

 開門は6時半(寒参詣・夏期参詣中は6時)。閉門は20時です。

開門中はどなたでも自由にお参詣いただくことができます。