7月に入りました。

ガクアジサイジメジメする梅雨あけも待ち遠しく、お子さん達は夏休みやイベント等が数多く行われる、本格的な夏がやってまいります。

宗門では本日から各寺院一斉に毎年恒例の夏期参詣が行われます。後期弘通年度の始まりとして、御奉公成就と教化誓願達成を祈念しましょう。

その日一番始めの身体と時間を使って、お寺へと足を運ばせます。そうすることで御法様のお護りをいただけ、心の安定も計れ、その日一日をより安全に快適に過ごせる御利益をいただけます。今の自分を変える好機ですから、互いに励まし合って朝参詣に気張りましょう。

○夏期参詣
・渋谷本寺・世田谷別院 開 門・・・6時 御法門・・・6時50分・7時50分
・新座別院 開 門・・・6時半 御法門・・7時45分

2座目の御法門前には、各連合より「信行体験談」の発表があります。
※渋谷本寺では朝参詣時、渋谷駅~乗泉寺正門前を無料シャトルバスが運行されますので、ご利用ください。また、渋谷本寺では、夕看経終了後16時50分より御法門が説かれます。 普段朝参詣が出来ない方はこの機会に善聴参詣を心掛けましょう。

また、21日(祝・月)には、こども御会式を奉修致します。模擬店やゲーム等もあり、宗外の人達も楽しめる企画となっています。お子さん、お孫さん、近所の子供達をお誘いして、下種の第一歩として乗泉寺にお参詣させていただきましょう。


納涼祭2014

今年も恒例の納涼祭を下記の通り開催します。

開催日:8月9日(土)
時間:午後1時~7時
場所:乗泉寺 世田谷別院 境内
住所:世田谷区宮坂2-1-5

世田谷区の名木百選にも指定されている大きなクスノキの下に特設ステージを組みます。今年もそのステージで、プロのジャズバンドや歌手、マジックや踊りなど、楽しい出演が目白押しです。

また、地域の商店街をはじめ、多くの方々のご協力をいただき沢山の模擬店が出ます。出店数は20店以上。

焼き鳥、たこ焼き、からあげ、菓子パン、フルーツ、カレー、フランスパン、わたあめ、枝豆、味噌田楽、サラダ、フライドポテト、麺類、フランクフルト、海鮮焼き、ところてん、きゅうりの一本漬、かき氷、ポップコーン、スーパーボールすくい、かたぬき、くじ引き、駄菓子、おにぎり、やきそば、とうもろこし、とりもつ、バザーなど盛りだくさんです。

もちろん冷たい生ビールやハイボールのお酒類、ラムネ等のソフトドリンクもバラエティー豊富に取り揃えており、子供も大人も楽しめる内容になっております。

クスノキの鮮やかな緑に目をやり、葉が風に揺れる音に耳を傾け、そしてステージからの音色を聴き、乾いた喉うるおし、いろんな味を、みんなで楽しめば、きっと暑さも和らぐことでしょう。

真夏の暑さを、お寺の境内で一緒に涼んでみてはいかがでしょう。

尚、イベント内容や、当日の出店内容については、随時、教務ブログや妙証だよりで掲載してまいります。

下の動画は、昨年のステージの様子をダイジェストです。ご来場、お待ちしております。


夏期参詣のすすめ

先月号のれんげにんで青年会担当講師のN.S師が夏期参詣中の参詣数が少しでも増えるように励ましの原稿を書いてくださいました。以下その記事を掲載させていただきます。

ご利益は仏さまの恵みです。仏さまから頂くものですが、ご利益が一人歩きをしてくれたり、配達されるものではないのです。

ではどうすればご利益が頂けるのか。それには修行が必要です。修行の基本はお寺参詣で、お参詣はだれでもできます。滝に打たれたり、山にこもるという苦しく難しい修行はだれでもできません。

青年会のみなさん、乗泉寺の夏期参詣は7月の31日間です。特にお参詣の基本は朝参詣です。仏さまに近づき、み教えを聴いて、仏さまの徳に触れると、テストや部活の成績などの身近なお願いごとがよい方向へ転じます。

「暑い」「だるい」「しんどい」という心のささやきに負けず、目標を立てて、お寺と学校・仕事の両立を目指しましょう。

この記事を読ませていただいて私たちにも何かできることはないだろうかと考えた結果、参詣奨励のポスターが制作できましたのでそちらも見てください♪

夏期参詣ポスター

 


妙証池のお客さん(平成26年版)

毎年、妙証池に鴨の”つがい”がやって来ます。
今年もお参詣をされましたので、その様子をアップ致します。

昨年の様子は、O.jo師のブログをご参照下さい。

鴨1

鴨2 鴨3  鴨4 鴨5 鴨6 鴨7  鴨8

画像からは見えにくいのですが、霊堂への架け橋下に鴨の”つがい”がいます。

 

 

 

架け橋の下からなかなか出てこないため、撮影も悪戦苦闘です。

 

 

 

ようやく出てきました。

 

 

 

 

2羽いるのがお分かりかと思います。

 

 

 

 

別のアングルから。
1羽が池の中に頭を入れて、何かを探しています。

 

 

 

かなりの時間、もぐっていました。
ちなみに魚はおりません・・・

 

 

 

まだもぐっています。
隣の鴨もあきれ気味!?

 

 

 

ようやく顔を出しました。
隣の鴨が、「おつかれさん」と声をかけているようにも見えました。

 

皆さんもお寺に来られた際には、妙証池をのぞいてみてください。
思わぬ”お参詣者”に出会えるカモしれません。


6月17日御総講の御法門

6月17日御総講にて、川口御導師の御法門を聴聞させていただきました。

「ひとつより なきいのち也 今度は みのりの為に もちひたらなん」

人の一生とは大切なものです。ことわざに「虎は死して皮を残す 人は死して名を残す」とございまして、さらにお互いご信者においては、「信者は死して功徳を残す」と昔から言われております。

私達の信心修行は一生かけて努めるものです。その一生のうちに、どうやって功徳を積みあげていくか、それはやはり毎日の御題目口唱、素直な信心をさせて頂くことです。

そうして時がたつと能力がついてきます。頭が良くなり、ご奉公がよくできるようになるものです。

私たちの心は目には見えない器があります。大きさは人それぞれで、Lサイズの人もいれば、Sサイズの人もいます、ましてや高学歴や低学歴という格差も時にはあるかもしれません。

しかし、佛立信心で一番大切なのは、信の一字でご奉公させて頂くことが肝心で、どんなに頭が良くてご奉公ができても、最終的には御題目口唱、そして素直正直なご信心が何よりも大切なのです。

素直な心とは言葉にも表れます、ごめんなさい、という言葉を正直に言うことができれば喧嘩も起こりません。そんな素直な信心ができていても、一生のうちにゴールや卒業はありません。

最期の臨終を迎えるその時まで、信心第一で御題目をお唱えさせて頂ければ、必ず寂光参拝させて頂く事ができるとお示し下された御法門でございました。

この御法門を聴聞させて頂き、確かに私も頭はよくありませんし、学歴もありません。しかしそんな私でも、臨終の最期まで信心修行をさせて頂けるよう、御法様のお使いとならせて頂けるよう、尚一層精進をさせて頂きたいと思います。(k,t


夏期参詣予告

ひまわりだいぶ気温が高くなり、たくさん汗をかく季節になってきましたが、今年も夏期参詣の季節がやってきました。

例年通り7月1日~31日まで夏期参詣を実施いたします。夏の暑さに負けず、お寺参詣に励んで心身共にお計らいをいただきましょう。

◎渋谷本寺
開門・・・6:00 御法門・・・6:50、7:50
※2座目の御法門前に信行体験談のご披露があります。
※6:15~7:45の間、渋谷駅前よりシャトルバスを運行いたします。
※夕看経時4:50より御法門があります。

◎世田谷別院
開門・・・6:00 御法門・・・6:50、7:50
※土曜、日曜、祝日に信行体験談のご披露があります。

◎新座別院
開門・・・6:30 御法門・・・7:45

1ヶ月間は乗泉寺および各別院共に、同じ御教歌で御法門が説かれます。教えの筋道を聴聞できる良い機会です。お一人でのお参詣に留まらず、ご家族皆さんでのお参詣、お友達をお連れしてのお参詣に努めましょう。


5月の信徒教養講座

平成26年度の信徒教養講座が4月からスタートして二ヶ月ほど経過しました。本年は毎月二回、同じテーマの講義を平日と土日祝日の二回に分けて講義していただいてます。尚かつ、13日、17日、25日のいずれかのお総講の後に開催することで、少しでも参加しやすいように工夫されていますので、ぜひぜひ皆さんのご参加をお待ちしております。

表紙本年のテキストは盛岡・廣宣寺さんから出版されました、マンガ信行テキスト「廣子さん・宣子さん」を使用しております。ご信心ご奉公の実際的なことをマンガによって分かりやすくご説明を頂けます。ただし、テキストの冊数に限りがあるため、講義の後に回収をさせていただき、11月の最後の講義が終わった後にお配りできるよう考えております。

当面は、毎月の講義で使用した項目を、翌月のHPでアップしますので、こちらをご覧頂きながらご家族の皆さんでご参照いただけたら幸いです。他寺院の発刊された小冊子ですので、無断転用は厳に禁じさせて頂きますのでご了承下さい。

また、信徒教養講座は乗泉寺賞の対象になっておりますので、役中後続者の育成の意味もこめて、ドンドン新しい参加者が増えることを期待しております。6月の開催は、第一回目がすでに13日のお総講後に開催されました。第二回目は22日午前9時半から、一時間半の講義時間です。

内容については大幅なズレがないように打ち合わせをしていただいておりますが、土日の開催日は先輩お教務さんが担当されますので、信心の筋について厳しく教わることができます。一方、平日は若手の教務さんが担当ですので、若いエネルギーに満ちたアグレッシブなお話をして下されるかと存じます。

人間関係図5月の講義1

 

 

 

 

 

 

5月の講義2

5月の講座3

5月の講座4

 


若いとき

昔から「若いときの苦労ほ買ってもせよ」といわれています。七ころび八起きのできる気力も体力も具備している若い世代こそ、体当たりでいろいろ苦労ができ、経験も積めるのです。

それなのに安易な道ばかりを選んで楽がしたいと願っている人は、若い世代の値打ちを知らなすぎます。実際若い間の人生に対する考え方いかんによって、その人の一生の運命が決するのです。

若いときの苦労は買ってもするくらいの意気と聡明さがなくてはいけないのです。ところが、若いときは体験の裏づけが不充分なのに、頭の方がぐんぐん進んで、そのためか「なまいき」になる傾向が強く、含蓄のある哲人の言葉などわりと受けつけません。

年上に突っかかることを何とも思わず、青年はそれでよいのだと考えているらしい。それに対して甘い母親などは、うちの息子はこの頃「なまいき」になって親をばかにして困りますと表面はこばして、内心は自慢しているような話しぶりをします。

一般の人も善良な母親と同様青年の「なまいき」に対して寛大なものです。すると若い人の中には調子に乗って、信心のことにも口ばしを入れ、信心なんか年寄りのすることで若いうちは無理だと弁じ立てます。

一方それに共鳴する親御さんもいて、わりあいご奉公による人生経験の価値を知らない人が信者の中にもあります。盲目千人の世の中です。近世の歴史は文明の利器の発達や科学の進歩に目がくらんで、そこだけに人生の幸福があると考え違いをし、信仰なんか不必要だときめこみ、神仏などを追放して悔いない増上慢の失敗史です。

人間尊重という近代精神がもたらした玉手箱もあけてみたら、人間の傲慢がその中にたくさんふんぞりかえっていたために、その傲慢に対して大鉄鎚が下された形です。若いうちは信心せんでもよろしいという考え方も傲慢の一種ですから、近代史の人間の思い上がりと一脈相通ずるものがあって、その復しゅうに泣く日がなければ幸いです。

それに現代は、商売でも仕事でもだんだん分業化されます。その専門の道では練達者でも、他の分野ではからきしだめで、ちょうど機械の部分品のような人が増えています。したがって視野が狭くなり、自分の足もとはわかっても他の情勢判断ができないため危険がせまってもわからぬ場合も生じます。信心ご奉公をしてごらんなさい。

商売や仕事では接しえない範囲の人に近づいて、知らず知らずどれだけ視野が拡大されるかわかりません。それ一つを考えてもどれだけ得をするかわからないのに、ご奉公は年が寄ってからいたしますという考え方は、得のいくことは後回しということになり、若い世代の活用を知らなすぎる話です。

 


開導会の報告

6月7日・8日は乗泉寺において夏の御会式の開導会が合計8座奉修されました。梅雨時期ということもあって、2日間ともあいにくの天気でしたが、総合計5189名のお参詣をいただきました。

今回は支庁巡教・班長参詣強調の座、信寿会参詣強調の座、青年の一座などが奉修され、それぞれ多くのお参詣、御奉公をいただきました。

一週間前より寺内清掃、テントやテーブル等の設置も行われました。また紅白の鯨幕も張られるなど、お会式らしい雰囲気が出るよう沢山の方々に御奉公いただきました。 そして教区、部内でも将引が行われ無事にお会式日を迎えることが出来ました。

当日の早朝より各部署の準備・受付の御奉公をされた方々、参詣統計や信行相談、他寺院の案内、本堂での拍子木の御奉公、席上案内、エレベーター係、ご供養係、各部署での接待係、お供水係、救護係、境内やトイレ掃除係、霊堂係、シャトルバスの誘導や車の交通整理をされた方々。

にこにこパークやベビールームで御奉公された青年会やあゆみ会の皆さん、元気な挨拶でお参詣者を出迎えてくれたスカウト会の皆さん等々、多くの御奉公者が教講一体となって無事に開導会が奉修させていただくことができました。ありがとうございます。

参詣① 参詣② 御導師巡回 写真撮影 参詣③ スカウト会 参詣⑤ 参詣⑥

班長大会の風景②

 

信寿会強調の座1


開導会の体験談・2

開導会の二日目、第一座でご披露いただいた体験談を掲載させていただきます。

「今まで健康であった私が突然胃ガンを宣告されて」

この度、今まで健康であった私が突然胃ガンを宣告され、手術をし、順調に回復した事をお話させて頂きます。

あれは、平成24年10月中旬の事でした。会社の健康診断の結果を聞く為、病院に電話をしたところ、病院の先生が病理検査の結果、悪性の腫瘍が見つかり、3センチ位の大きさで初期ではないが、手術をすれば治るとの事。すぐに入院し手術を受けて下さいとの事でした。

話を聞いて、私には、晴天のへきれきの思いでした。これまで60年近く生きて来て、大きな病気や怪我をした事もなく、自分でも健康体だと思っていましたので、大変驚きました。さすがに私も2日間程、気持ちが落ち込みましたが、すぐに気を取り直し、これは御法様からの御折伏かも知れないと思い、信心改良に勤める事を心に誓いました。

そして、11月12日に入院し、2日後の14日に手術をし、胃の3分の2を切除しましたが、手術は成功し、3週間程の入院で退院出来ました。そして、退院の翌日より、お寺に御礼参詣をさせて頂き、12月、1月、2月と休職中、朝参詣をさせて頂きました。

御法様のお計らいで体調も順調に回復し、会社にも復職し、現在に至っています。これも、御法様、病気全快のお助行をして頂きました御講師、ご信者の皆様のお陰と、随喜感謝しております。

又、御導師のお話しの中で、無病息災よりも、一病息災の方が病気に対して常に気を付ける様になるのでその方が良いとの事でした。この随喜の気持ちを私は親の代からゆずり受けた御戒壇を一回り大きくして、私の宝物にしたいと、昨年11月末に御戒壇びらきの御祝いをさせて頂きました。

これからは、健康に留意し、お寺参詣、ご奉公に気張りたいと思います。(O・Y)