開導会奉修

6月8日・9日は乗泉寺において夏の御会式の開導会が合計8座奉修されました。梅雨の時期にも関わらず、2日間とも晴天のお計らいをいただき、総合計約5600名を越えるお参詣をいただきました。 

今回は支庁巡教・班長参詣強調の座、信寿会参詣強調の座、青年の一座などが奉修され、それぞれ多くのお参詣、御奉公をいただきました。 

一週間前より寺内清掃、またテントやテーブル等の設置等も行われました。そして教区、部内でも将引が行われました。特にテントはいつもより多く張られ、また紅白の鯨幕も張られるなど、お会式らしい雰囲気が出るよう沢山の方々に御奉公いただきました。 

また当日の早朝より各部署の準備・受付の御奉公をされた方々、参詣統計や信行相談、他寺院の案内、本堂での拍子木の御奉公、席上案内、エレベーター係、ご供養係、各部署での接待係、お供水係、救護係、境内やトイレ掃除係、霊堂係、シャトルバスの誘導や車の交通整理をされた方々。 

にこにこパークやベビールームで御奉公された青年会やあゆみ会の皆さん、元気な挨拶でお参詣者を出迎えてくれたスカウト会の皆さん等々、多くの御奉公者が教講一体となって無事に開導会が奉修させていただくことができました。ありがとうございます。 

今回は他寺院のお参詣がとても多いことが予想されたため、寺内のご信者方は駐車場の使用を遠慮いただき、またご供養もお持ち帰りしていただくことになり、大変ご不便をおかけしたことをお詫び申し上げます。 

次回は7月15日に子どもお会式が奉修されます。近くの対象者がおりましたら、是非声をかけて、御披露をしていただきたいと思います。お寺で皆さんのお参詣をお待ちしております

各部署に御挨拶される御導師各部署に御挨拶される御導師②

 

山門からの参詣者境内の参詣者

 

 

 

境内の参詣者②ニコニコパーク

 

 

 

お参詣の風景御法門を拝まれる御導師

 

 

 

 


開導会のご案内

境内風景今月の8日(土)・9日(日)の両日にわたり、「開導会」が合計8座奉修されます。この開導会は日扇聖人のご恩に報いるために全信徒が願主となって奉修させていただくものです。

日扇聖人は、「釈尊の御使い宗祖也、門祖の御使い清風なり」と仰せです。

仏様のお使いは高祖日蓮大菩薩であり、日蓮大士のまことのお使いは門祖日隆聖人であり、そして門祖聖人のまことのお使いは清風(日扇聖人)であるとお示しです。

日扇聖人は文化14年(1817年)京都でご誕生になりました。幼名は大路仙二郎、文人雅号を長松清風、得度の後は無貪(むとん)清風と名乗られ、日蓮聖人、日隆聖人のみ教えの清き流れをそのまま受け継がれ、安政4年(1857)に本門佛立講を開講なされました。

当宗では、日扇聖人を「開発教導」の祖とお敬い申し上げているのです。こうして御仏のみ教えをいただき御利益を感得できるのも、日扇聖人の並々ならぬ御弘通のお陰なのです。また今年は、平成29年にお迎えする日扇聖人ご生誕200年慶讃御奉公の初年度にもあたりますから、大恩に報いるために全信徒でお参詣、御奉公に励ませていただきましょう。 

尚、8日第2座(10時)は、支庁巡教「班長参詣強調の座」が三郷・尚立寺御高職・川手日廣導師、御唱導のもと奉修されます。班長さんが主体となって勤まる一座ですから、班長としての意識を高めるためにも全班長さんはこの座にあわせてお参詣いたしましょう。

9日第2座(10時)は、「信寿会参詣強調の座」が川崎・清證寺御高職・川井日陵上人、御唱導のもと奉修されます。信寿会とは、ベテランの御信者が集う会です。会員のみなさん。後継者育成のためにもこの座にお参詣していただき、御信者のお手本を見せてください。

9日第4座(13時より)は、「青年の一座」が川口・照妙寺御高職・植田日事導師、御唱導のもと奉修されます。一座の中で乗泉寺青年会の活動PRが企画されており、若い人向けの一座となってます。お子さんお孫さんにお参詣をおすすめください。


大本寺奉仕開催される

去る5月28日から30日まで、第2回大本寺奉仕が開催されました。今回の加行者は24師で、乗泉寺で以前御奉公されていた御住職方や、乗泉寺での御奉公経験のないお講師方、また遠くは北海道、得度されてから間もない方など、経験、地域、年齢が様々なメンバーが乗泉寺に集まり、異体同心で御奉公に励まれました。

この大本寺奉仕の目的は、佛立開導日扇聖人ご生誕200年慶讃・佛立第十五世講有日晨上人御33回諱報恩ご奉公の一環として、門末信廣会の中心であり、信心の故郷である大本寺乗泉寺御宝前に親しくお給仕の誠を尽くし、乗泉寺門末信廣会教務として異体同心の和をはかること。

また、本寺教務部と懇談会を開き、先輩としての日常のご奉公や勉強のよきアドバイスを与えつつ、後輩からは情熱や意欲、活力を受け、生涯現役のご奉公の糧とすること。さらに若手教務師に乗泉寺に於いて御法門拝読の機会を設けることにあります。その為、期間中の朝夕のお看経の御法門は、乗泉寺で御奉公経験がない教務方に拝読していただきました。

講義1日目は加行者一同で、夕方の御宝前のお清め、そして4時からの夕看経に励まれ、若手のお教務さんが御法門を拝読されました。

夕食後、小松川・清秀寺ご住職、岡本日苑導師より弘通史のご講義がなされました。


行道の様子2日目は朝のお清めのご奉公と晨朝勤行に励まれ、御法門が拝読されました。朝食後、春日部・妙信寺ご住職、白石日柔導師より、ご講義がなされました。

その後3班に分かれて新座別院、八王子別院、多摩親会場へそれぞれお助行のご奉公をされました。


帰山後、夕方のお清め、夕看経、御法門が拝まれました。夕食は乗泉寺教務部と交流をし、ご奉公の意見の交換などが行われました。

加行者一同

3日目も朝のお清めのご奉公と晨朝勤行、御法門が拝まれました。

その後、世田谷別院に移動し、日歓上人祥月御命日総講に一同でお参詣され、第2回大本寺奉仕が無事終了しました。


6月に入りました

東京では先日梅雨入りが発表され、これからジメジメした季節が続くそうです。教務部でも例年通り6月より衣替えとなり、涼しげなお衣でお教務さん方が御看経をされております。皆さまも体調管理に気をつけてお参詣にお励みください。 

紗のお衣お袈裟もシースルー

今月の8日・9日は、夏のお会式・開導会が合計8座奉修されます。家族ぐるみのお参詣を心掛けると共に、日頃ご信心をすすめている方を誘って、お寺を見ていただく結縁参詣に努めましょう。

尚、今回のお会式は、他寺院が46カ寺(約600名)お参詣されますので、乗泉寺信徒は寺内の駐車を控えてください。ご理解とご協力をお願いいたします。 

また、今月の25日は前期弘通年度の締切日です。前期の締めくくりの御奉公をしっかりさせて頂き、後期に向けて良い面は伸ばし、悪い面は反省改良させていただきましょう。


日歓上人祥月御命日総講

報恩の気持ちを込めて
昨日、世田谷別院において佛立第八世講有・乗泉寺第18世住職日歓上人祥月御命日総講が2座奉修されました。

第1座10時:寺内信徒代表参詣
第2座11時半:信廣会(乗泉寺門末御住職方)

第1座は、本堂に入りきれないお参詣者一同で日歓上人への報恩の気持ちをこめ御題目口唱行をさせていただきました。次に執事長より日歓上人を偲んでと題して、日歓上人の御誕生からこの大乗泉寺をお築きになられた経緯が述べられました。
 

①私は日本国中誰にも負けないように御弘通させて頂こう。
②私は日本国中誰にもまけないように沢山御看経をさせて頂こう。
私は、大尊師の御教えの通りの信念で通させて頂こう。 

日歓上人は、上の三つのお誓いを立てられて御弘通に励まれたことなどが述べられました。

御法門

 

続いて御導師より御法門をいただきました。
御教歌に
けふまでも無事につかへておしことを
みのりのかげと思ふしらずや
 


恩を知ることは大切なことですが、知るだけでなく、その恩に報いる行動をしなければならない。
つまり、御題目口唱や朝参詣やお助行、お教化などに励むことが大切とお教えいただきました。 

お焼香信廣会

その後、日歓上人の御墓前へ移動し、御導師はじめ参詣者一同で御題目口唱、お焼香をさせていただきました。第二部では信廣会の御導師方による法要がつとまり、また今後の御弘通について話し合いがなされました。 

みな日歓上人の御祥月にあたり御弘通への決意を新たにしました。


弘通促進大会

開花三カ年にわたる「仏立菩薩を育てる運動」も、無事に終了したわけですが、終わりは次の初めで、開導聖人ご生誕200年に向け「仏立開花運動」が今後展開されていきます。

 6日に開催される弘通促進大会では、宗務本庁で、弘通局長のご奉公をなされている、植田日事お導師をお迎えします。

これから先五年間の、宗門の弘通方針、全体の誓願について、趣旨説明を頂く予定です。

お参詣の呼びかけをして、一人でも多くの方がお教化に対する意識を強く持って頂き、「仏立開花運動」の第一歩を、踏み出して頂きたいと思います。 


5月に入りました

カーネーション先月27日~29日にかけて京都本山で奉修された門祖550記念大法要に晴天のお計らいのなか、参詣者一同無事にお参詣させていただきました。今月から気持ちを新たに御奉公に励ませていただきましょう。

さて、今月の30日は、佛立第八世講有日歓上人の祥月御命日です。乗泉寺では、5月は「教化」をテーマに下種先、ご家族にもご信心をお勧めすることに力を入れる月です。積極的にお助行に励ませて頂き、30日の日歓上人祥月御命日までに、各部1戸の報恩お供え教化をさせて頂きましょう。 

5月の予定
6日(日)弘通促進大会(午前10時半~)
25日(日)信徒教養講座(午後1時~)
30日(水)日歓上人祥月御命日法要(世田谷午前10時~)


立教開宗記念日

立教開宗記念口唱会お祖師様は、今から、約800年前の1222年の2月16日に、千葉県の小湊に生を受けられました。そして、小湊の近くにある清澄寺に12歳の時に入り、仏教を学ばれました。お祖師様が生まれた鎌倉時代は、争いがたえず、多くの天変地異が起こり、人々は大変苦しんでいました。

そこで、お祖師様は2つの疑問をもたれます。一つ目は、仏教が広まる国は、平和になると仏様は説かれているのに、なぜ平和でないのか。二つ目は、仏様が伝えたい教えは一つのはずなのに、なぜ多くの教えがあるのか。ということです。

お祖師さまは、それらの疑問を解決し、仏様の真意をつきとめ、わが国を救いたいという志を立てられました。そして、諸国遊学に出られ、鎌倉・三井・高野山・奈良・京都をまわり、比叡山ですべての御経を学ばれ、仏様の真意は法華経(上行所伝の御題目)にあるという確信を得られたのです。

御年32歳の1253年4月28日に、千葉県の旭が森において、東天紅と昇る朝日に向かって、声高らかに南無妙法蓮華経とお唱えになられました。その時、天地は感動して空には吉祥の鶴が数羽、舞い上がって立教開宗を祝い奉ったといいます。

以後、お祖師様は数々の御法難にお会いになられますが、一切の人々を救済しようという大きな慈悲の心と、法華経に対しての確固たる信念を持ち続けられ、そして、真実の道に迷いなく進めば最後の最後には必ず御法のお守りがあることを、御命をかけて我々にお教えになられました。

今日、私達がこうして御題目を唱えられ、御利益を感得できるのもお祖師様の御蔭なのです。また、お祖師様の精神を受け継がれた先師上人、先輩のご信者のお陰なのであって、私達もこの精神を受け継いでいくことが大事なのです。

乗泉寺は例年この日にお祖師様の大恩に報いるために、口唱会を開催しておりますが、今年は本山で門祖聖人550回御遠諱が奉修されますので、26日に繰り上げて口唱会を開催しました。

本堂で9時から15時まで、御題目によって悩み苦しむ人々をお救いするという気持ちを込めて、参詣者一同で御題目をお唱えさせていただきました。

御教歌
吾祖師の宗旨ひらきのはじめには 旭のそらに鶴の舞ひしと


門祖550記念大法要

ガイドブック本日27日から29日まで、京都本山宥清寺において門祖日隆聖人550回御遠諱記念大法要が行われております。乗泉寺からは3日間で450名を越える多くのお参詣をさせていただく予定となっております。 

宗門では平成21年から門祖聖人550回御遠諱の機会に際して、教務員の増加、お助行の推進、正宗徒の充実を目標に御奉公を勧めてまいりました。 

今回の大法要はその結実で、一人ひとりが報恩の御奉公を振り返りつつ、門祖聖人への報恩の志しを込めて本山の御宝前に参詣者一同で御題目口唱をさせていただきます。 

また、平成29年にお迎えする「佛立開導日扇聖人ご生誕200年慶讃」の御奉公に向かう新たな出発を誓う法要でもあり、宗門では「佛立開花運動」を展開してまいります。 

本山へお参詣されない方も、お寺やご自宅の御宝前に報恩の志しと新たな誓願を立て、異体同心で御題目をお唱えさせていただきましょう。


佛立修学塾開講

第四学級受講風景先日の22日、乗泉寺で本年度の修学塾が開講されました。

この修学塾は、佛立第十五世講有日晨上人が、30年前程に推進されたもので、その目的は教務の資質の向上と、ご信者方が信心増進出来るような御法門が拝読出来るように、佛立教学や御法門を常勉強させていただくものです。

また、開催の各寺院の様子を拝見して、自坊の改良に繋げるという目的もあります。

今回、開講に当たり、まず乗泉寺本堂において川口日智上人にお看経をしていただき、続いて塾長より佛立教務として誇りを持って御奉公に励むようにと、ご訓辞をいただきました。

そして団主任の挨拶をいただき、続いて教員団(先生)辞令下附、昨年の皆勤者表彰式、佛立修学塾実施要綱解説がなされ、最後に受講者代表の誓いの言葉が読み上げられました。

その後、上座・一等・二等・三等・四等・五等の各学級に分かれて佛立教学を学ばせていただきました。