佛立開花運動

班長大会祖会の「班長大会」で「佛立開花運動の周知と確認」をテーマに御弘通局から発表がありました。

以下、発表内容を掲載しますので理解を深めていただき、御奉公に邁進させていただきましょう。 

 

開導日扇聖人が文化14年4月1日にご誕生になられてから平成29年4月1日で、ご生誕200年をお迎え致します。この慶事をお迎えする私たち佛立教講は、精一杯の志しをもってお祝いし、報恩の思いを込めて開導聖人にお喜びいただける御奉公を励ませていただかねばなりません。 

そこでお誕生日のお祝いといえば、一般的に「花束」がプレゼントの代表格の1つに挙げられますが、私たち佛立信者が開導聖人へお贈りすべき花は「御弘通の成果」という「花束」であります。 

宗門では平成24年11月26日より平成29年11月25日迄の五ヶ年間は、開導聖人ご生誕200年のお祝いと報恩の御奉公「佛立開花運動」が開始されております。この「佛立開花運動」では三つの御弘通の誓願を大きな御奉公の柱としております。

一つ目の柱が「咲かせよう!教化の花」です。お教化は佛立宗の信行の中でも切り離すことが出来ない大切な修行であります。佛立開花運動では毎年お教化成就に向けたテーマを定めて御奉公を進めて参ります。

本年、平成25年度は「教化誓願者を増やす運動」、明26年度は「聞き上手なご信者を増やす運動」、27年度は「御利益の喜びを感得するご信者を増やす運動」、28年度は「折伏を実践するご信者を増やす運動」、29年度は「宗風を実践するご信者を増やす運動」です。

これらの運動は、それぞれ教化成就の為の日々の口唱信行を土台としながらも、一年目、二年目、三年目と御奉公を積み重ねで進めて参ります。御弘通の花を咲かせる第一歩は、「教化誓願者を増やすこと」です。本年度は既に教化誓願を立てられたでしょうか?

お教化の功徳が深いこと、また相手も自分も大きなお計らいが頂ける御奉公であることをお伝えし、一人でも多くの方が教化誓願を立て、喜びをもって御弘通御奉公に邁進させて頂きましょう。

二つ目の柱は「咲かせよう、正宗徒増加の花」です。本門佛立宗では、ご信者の区分を、準宗徒、宗徒、正宗徒の三種類に分類しております。「準宗徒」とは懐中御本尊のみでご信心をされているご信者です。「宗徒」とは御本尊を奉安されているご信者です。

そして次の三つの条件を満たしているご信者は「正宗徒」として規定されております。
①御本尊を自宅若しくは自室に奉安されている「宗徒」であること。
②宗徒として入信後「満三年が経過」していること。
③常講(甲・乙)を勤修する御講願主であること。 

では、それぞれの項目に分けて解説致します。
①私たちがお教化や信行相続をさせて頂く上で望ましいのは「御本尊奉安」をさせて頂くことです。何故なら、御本尊を奉安させて頂くからこそ、お給仕の功徳が積めますし、何より家族が揃って御本尊に向かって御題目をお唱えすることが出来ます。ですから、家族中が御利益を感得し、ご守護頂けるのです。家庭は日常生活をおくる上で、一番の基本ですから、是非とも御本尊を奉安させて頂けるようにお勧めしましょう。 

②入信して満三年が必要な訳とは。一般的に、大きな病気をした時は少し体調が良くなったからといって、そこで治療が終了とはなりません。長い目で経過を見て判断します。諺に「石の上にも三年」とあります。ただでさえ私たちの信心前は浮き沈みが激しいものです。このことからも「正宗徒」として認められる為に三年の期間をみているのです。 

③御講願主であること。習い事を始める場合でも、ただ入会金や教材費、月の会費などを支払っただけでは決して上達致しません。先生に指導して頂いたことを実践し身に付ける必要があります。御講は、お講師を自宅にお招きし御法門聴聞を通して、ご信心の筋道、修行方法を教えて頂く場です。一人でも多くのご信者が、御講願主となって、ご信心のさせて頂き方を学び、御利益の頂き方を身に付けましょう。 

本門佛立宗はご開講以来、御講席で、互いの信心前を鍛え、現証御利益を顕して御弘通が拡がって参りました。佛立開花運動を通して御講の席主と参詣者を増やし、御講願主増加を心掛け、正宗徒増加の花を開導聖人へお供えさせて頂きましょう。 

三つ目の柱となる誓願は「咲かせよう!役中後継者養成の花」です。お役中さんは、お役の御奉公を通して、ご自身の信心改良と信行増進を心掛けることも大切ではありますが、後継者をお育てする育成御奉公を疎かにしてはなりません。 

皆様が初めてお役をいただかれた時のことを思い出して下さい。初めはシブシブ御奉公をされていた方やイヤイヤお役を受けられた方もいらしたと思います。しかし、お役を受け御奉公をさせていただく中で、相手が御利益感得される姿を目の当たりにしたり、自分のお折伏によって相手がご信心を改良され、共にご奉公をされるようになった時の喜びは言葉では言い尽くせないものがあります。 

宗門では、年間六十回以上のお助行実践者を増やす運動を推進しております。毎月5軒の巡回助行を通じて、他のご信者方のお世話が出来るお役中さんを目指し、部内班内でも勧め励まし合ってお助行を活性化させましょう。 

育成の御奉公はつまづく時があるものです。時には声をお掛けしても、相手にされなかったり、反発をされるような時もあるかも知れません。しかし、そこで諦めてはいけません。ご自身が教化親や育成親から教えていただいたように、どこまでも相手のことを思い、根気よくご祈願を続け御奉公をさせていただくことが大切です。 

また育成御奉公は一人で抱え育てはいけません。御講師と一緒にお助行に歩かせていただいたり、先輩のお役中さんへ相談して御奉公をさせていただくと思わぬ発見があるものです。はじめは簡単なことから、ご奉公にお誘いすることが大切です。時には凡夫考えが働いて、弱気になってしまうこともありますが、御弘通御奉公はご宝前からのお計らいでさせていただけると心得、明るく楽しく笑顔で育成御奉公を心掛けましょう。 

最後に、佛立開花運動では、只今ご紹介致しました三つの誓願と共に、乗泉寺独自のオリジナルの三つの誓願を立てて御奉公をさせて頂きます。一つ目が、平成二十八年度にお迎えする日晨上人の御三十三回忌を目指し、本堂「御宝前荘厳(しょうごん)の誓願」です。二つ目が、今年度より既に御奉公が開始されている「千日参詣の花を咲かせる誓願」です。三つ目が現在のブロック体制、連合や教区の在り方を、今一度大きく見直していく為の「弘通基盤再編の誓願」です。 

どうぞ、開導聖人御生誕二百年慶讃の御奉公「佛立開花運動」を、今一度部内や班内の皆様へ徹底し、宗内教講が異体同心で開導聖人のご生誕二百年目の記念すべき日をお祝いさせて頂きましょう。


第5支庁修学塾研修会

研修学一昨日、乗泉寺において第5支庁・修学塾(お教務の勉強会)の研修学が行われました。今回は梶本日裔御講尊にご遠方よりお越しいただきご講演をいただきました。

講演内容は第5支庁からお願い申し上げ「開導聖人ご生誕200年に向かっての教務の心構え」というテーマでのご講演をしていただきました。 

研修学①御講尊はまず一宗独立、開講100年に向かっての当時の教講の意気込みをお話なされ、そして宗門の三大方針である
・本山中心信仰の確立
・教務陣の拡充強化
・弘通区(支庁)の自主的活動
の大事をお話されました。 


次に、教務が初心にかえって御奉公することが大事。それには自分との戦いに勝たなければいけない。心の中の謗法や煩悩に打ち勝っていくこと。教務が改良するれば必ず信者はついてくる。改良とは今までも言ってきているが、開導聖人ご生誕200年を迎えるにあたり今こそ旋風を起こしほしい。
 

梶本御講尊
その旋風を起こす切っ掛けが佛立開花運動で、その運動を展開する際、宗門の土台である三大方針を今一度見なおして、また信心においては現証御利益という根を大事にし、そして第5支庁が先陣をきって宗門の歴史に残る大改良を起こしていただきたい。
 

最近は御奉公に取り組む姿勢がゆるみ、御法門をかみ締めることが少なくなってきたように思える。一宗独立や開百の時のように、私がやらなければという気迫や気概をもって御奉公に励んでいただきたい。 

記念撮影平成の大改良はなくてはならいものであり、私たちにはラストチャンスではないのかとお折伏をいただきました。 

支庁管内のお教務80師ほどがあつまり、それぞれ改良を胸に誓いました。


高祖会第二日目

昨日、高祖会第2日目を奉修しました。天気予報では雨でしたが、雨が降るどころか本堂に日が射すほどの天気に恵まれという、晴天のお計らいをいただきました。

一昨日、昨日の両日あわせて5400名のお参詣をいただき、今回は大阪清風寺、良風寺、京都誕生寺の御信者方々にも沢山のお参詣をいただきました。

御奉公者の方々には、当日、前日もさることながら何週間も前から準備の御奉公を重ねていただきお陰様で両日とも無事に奉修させていただくことができました。ありがとうございます。第2日目の様子も写真に収めましたのでご覧下さい。

各御奉公部署を挨拶される御導師 各御奉公部署を挨拶される御導師

 

写真:各御奉公部署を挨拶を挨拶される御導師(第一日目)

参詣受付 賑わう境内

 

 

 

写真:参詣者受付、境内の様子

信行相談 参詣統計の御奉公

 

 

 

写真:信行相談、参詣統計の御奉公の様子

良風寺の御信者方 誕生寺の御信者方

 

 

 

写真:良風寺、誕生寺の御信者方

清風寺の御信者方 西村日要導師

 

 

 

写真:清風寺の御信者方、御法門を拝まれる西村日要導師

七五三① 七五三②

 

 

 

 

七五三③七五三④

 

 

 

 

 

 

 

七五三⑤ 七五三⑥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真:七五三御礼参詣

体験談発表 青年の一座 演劇

 

 

 

写真:体験談発表、青年の一座演劇の様子


高祖会第一日目

本日、高祖会第一日目が合計4座奉修されました。その一部をカメラに収めましたので、ご覧下さい。
班長大会第2座 白石日柔導師 御法門

 

 

 

 

 写真左:班長大会、写真右:第二座 白石日柔導師 御法門

第三座 井上日宇導師 御法門第4座 当山御導師 御法門

 

 

 

 

 写真左:第三座 井上日宇導師 御法門、写真右:第四座 当山御導師 御法門

東北支援バザー東北支援バザー①

 

 

 

写真左右:東北支援バザー

七五三①七五三②七五三③七五三④

 

 

 

 

 

 

 

写真:七五三御礼参詣

御供養渡しの御奉公にこにこパーク

 

 

 

 写真左:御供養渡しの御奉公、写真右:にこにこパーク

境内の様子御供水の御奉公

 

 

 

 

 写真左:境内風景、写真右:御供水の御奉公

賑わう御供養場シャトルバス

 

 

 

写真左:賑わう御供養場、写真右:渋谷駅と乗泉寺を結ぶシャトルバス

明10日も合計4座奉修されます。
第1座 6:30  当山住職ご奉修
第2座 10:00 当山住職ご奉修
第3座 11:30 西村日要導師ご奉修(信寿会強調参詣の座)
第4座 13:00 宮崎日良導師ご奉修(青年の一座)

尚、本日と同様、東北支援バザーを開催し、七五三の御礼参詣の受付、シャトルバスも運行されますので、ご家族また部内の方と一緒にお参詣させていただきましょう。


全信徒参詣をめざして

乗泉寺


乗泉寺では三大会の締めくくりとして、日慶上人御13回忌正当報恩御奉公「高祖日蓮大菩薩御会式」を11月9日(土)・10日(日)に計8座奉修いたします。

 

お祖師さまは建長5年(1253年)4月28日32歳の春、清澄山旭ケ森にて太平洋に昇りくる朝日に向かい「南無妙法蓮華経」とお題目を唱えられ折伏、現証利益を唱え、民衆と国家の救済に命をかけられました。

佛立宗では、全信徒が願主となってお祖師さまの大慈悲、大恩に報恩の心を込めて奉修させていただく「大法要」であります。そのお徳をいただいて佛立信心の心を伝えましょう。

第1日目第2座(午前10時)は春日部・妙信寺御高職 白石日柔導師のもと「班長大会」として奉修します。

第2日目第3座(11時30分)は、宗務副総長・大阪豊中・良風寺御高職、西村日要導師のもと「信寿会参詣強調の座」を奉修します。

第4座(13時)は、乗泉寺布教区長・宮崎日良導師のもと「青年の一座」を奉修します。明日を担う若い人たちが一人でも多く参詣されますよう、おすすめします。

両日とも各座において、七五三の御礼言上をしていただけますので、法灯相続のためにも無事養育成長の御礼言上と御祈願をさせていただきましょう。全信徒参詣をめざして、お子さまを連れての家族参詣を促進しましょう。お役中さんは教区・部内のご信者方に、参詣将引の御奉公をさせていただきましょう。

乗泉寺通信 平成25年11月号より


11月に入りました。

もみじ

月日がたつのは早いもので、今年も残すところ2ヶ月となりました。そろそろ迎春の準備も考える頃でしょうか。

乗泉寺では、弘通年度締切の月となります。最後まであきらめず、お教化が授かりますように朝参詣に気張り、高祖会晴天無事奉修・教化成就の御祈願をさせて頂きましょう。

9日(土)10日(日)は、本年最後のお会式高祖会が、合計8座奉修されます。本年一度もお会式参詣をされていない方を中心に部内班内のご信者さんにご披露を徹底しましょう。

また15日は七五三御礼参詣日です。お子さんお孫さんの無事養育成長の御礼と法灯相続成就の御祈願を言上していただきましょう。なお、高祖会の各座にても七五三御礼言上をしていただけます。家族ぐるみお参詣に心掛けましょう。

秋もいよいよ深まり寒暖不順の日が続きますのでくれぐれも風邪などひかれませんように体調管理にお気をつけください。


日慶上人御十三回忌法要

昨日、10時半より佛立第22世講有日慶上人の御十三回忌法要が講尊・小山日誠上人ご奉修のもと厳粛に勤まりました。当日は、梶本御講尊をはじめ、宗務総長・木村日覚導師、教務局長・亀井日魁導師もご参列に加わり、乗泉寺、門末信廣会の教講あわせて500名を超えるお参詣がありました。

日慶上人御十三回忌法要祭壇

 

 

 

お参詣者一同で、日慶上人に報恩の御題目をお唱えさせていただき、御弘通への気持ちを改めました。

法要風景法要風景②

 

 

 

法要風景③ 法要風景④

 

 

 

御焼香が小山御講尊、梶本御講尊、当山住職、宗務総長、教務局長、信廣会会長、信廣会幹事長の順に行われました。

小山御講尊 御焼香 梶本御講尊 御焼香

 

 

当山住職 御焼香小山御講尊 御法門

 

 

 

 

お看経後、信廣会幹事長、乗泉寺住職の挨拶があり、小山御講尊の御法門を拝聴させていただきました。

御教歌
勤むれば 嫌ひもやがて 好きとなる 好きをするのが 楽しみとなる

日慶上人は御題目をお唱えなさることがとてもお好きな御導師で、私どもも日慶上人に見習って御題目口唱を楽しみとできるよう、正しいお看経の仕方をお教えいただきました。

法要後、信廣会の御導師方の集合写真の撮影がされました。 

信廣会 御導師方

 


信徒教養講座のご案内

さざんか今月19日(土)9時30分より渋谷乗泉寺講習会室において「信徒教養講座」が開講されます。

今年は「絵で見る妙講一座」をテキストに、妙講一座の理解を深めることを目的にして開催されております。今月は、「日月偈」の御文がテーマです。

この御文段は、如来神力品第二十一の結びの御文で、本門の大法をお弘め遊ばされた日蓮聖人の御徳を讃歎し、更にこの大法を頂いて信心修行する人の功徳を表されたものです。妙講一座の中でも最も短い文章ですが、上行所伝の御題目を頂くお互いご信者にとってとても大切な意味がこめられてあります。

受講の対象は全信徒ですので、万障お繰り合わせの上ぜひご聴講下さい。


お祖師様・日蓮聖人

開導聖人御染筆御軸お祖師様は、この上行所伝の御題目をお弘め遊ばされるに際して「蓮長」という御名を「日蓮」とお改めになられました。

この「日蓮」という御名にも深い御意があります。それは本化菩薩の御生まれかわりということを表わされたものです。お祖師様は、
「一切の物にわたりて名の大切なるなり、乃至、日蓮となのる事、自解仏乗とも云つべし」
(寂日房御書)
とお示し遊ばされています。

何事によらず名前というものは大事であるが、いまここに日蓮とわたしは名乗っているが、この名前には、仏の教えの真実の御意をはっきり会得したわけがある、と仰せられたのです。

つまり仏様の本当の教え・本門法華経の御意を顕されたものであります。

四条金吾女房御書には「日蓮」という名のわけを述べられて、「明かなる事、日月にすぎんや、浄き事、蓮華にまさるべきや、法華経は日月と蓮華となり、故に妙法蓮華経と名く、日蓮又日月と蓮華との如くなり」とお示しになっています。

法華経本門の教えは、太陽と蓮の花のような効用があります。太陽はこの世を照らして人々に光を与えます。法華経の教えは煩悩の闇に迷うわれわれに光を与え、行くべき道を示されます。また、太陽は地上の一切のものに熱を与え、その生命を育み伸ばします。

法華経本門の教えは、お互いの心の奥深くにひそんでいる仏性を育てあげ、凡夫を仏にまで育てあげる力があります。更に太陽が空高く在ってまどかに一切下界を見守っているかのように、ちょうど本門の大法がわれわれを守護し給うのです。

また、蓮華というものは泥池に美しい清らかな姿を現わしています。これは本門の御題目は末法悪世に現われ、濁った汚ない世の中を浄化する効用をあらわしたものです。また、蓮華の蓮はハチスの種でもあります。これは一切衆生成仏の種・本門の御題目の効用をあらわしたものです。

このように、日の徳・蓮の徳という本門法華経、本門八品上行所伝の御題目の功徳をそのまま身に体して、一切衆生を助けるために、久遠本仏の命令に従って、この世に出現されましたのが、本化上行菩薩です。そしてわれわれと同じ人間に生まれ大法弘通を遊ばすために、ここに俗界のならわしに従って名を「日蓮」と称されたのです。

本化上行菩薩は、人界に生を受け、日蓮と名乗らねばならないことは、御経文に明らかに示されています。法華経本門八品のはじめ、涌出品には、
「世間の法に染らざること蓮華の水に在るが如し」
とあります。また、本門八品の終りに近い神力品には
「日月の光明の能く諸の幽冥を除くが如く」
とあります。

これらの御文が日と蓮との御名の出所であり、滅後末法下種の導師・本化上行菩薩の御徳を表現した御文です。上行菩薩のご再誕であらせられるお祖師様としてはどうしても「日蓮」と名乗らなければならなかったのであります。

御教歌に
わが祖師の 御名は日蓮 世の人の こゝろのやみを てらす妙法
(本門佛立宗・機関雑誌 大放光社刊 御法門用語の解説より)

10月の13日はお祖師様の御祥月命日です。乗泉寺では渋谷で10時半から御総講が奉修されますので、報恩の気持ちでお参詣させていただきましょう。

尚、お会式は11月9日・10日にお寺全体を挙げて奉修させていただきますので、今からご予定に入れていただき、またご家族・友人にもお声かけいただき、誘い合ってのお参詣をお待ちしております。


北海道二ヶ寺へ御参詣

帯広寺の本堂にて去る9月15・16日、第2ブロックは32名の御信者で北海道へ団体参詣させて頂きました。今回の北海道団参は、帯広・帯広寺、釧路・尚信寺の2ヶ寺の乗泉寺巡教でした。

9月15日大型台風20号の中、羽田を6時10分に出発し空路帯広へ、羽田空港は雨でしたが、帯広空港は曇りでした。

奉修導師のお徳を頂き、雨も降らず、帯広寺の高祖会にお参詣させて頂きました。御法門は「臨終の 時にあらはす 寂光は 信者のつねの 行にあるなり」で良い臨終の姿をお手本として日々の信行御奉公に励む大事を教わりました。 

無事1ヶ寺目のお参詣を済ませ、陸路(レンタカー)で釧路ホテルへむかい、途中めったに見ることが出来ない野生の鶴を見ることが出来ました。

釧路ホテル到着後は、釧路名物炉端焼きを堪能しました。2日目は、釧路・尚信寺の高祖会にお参詣、2日目も奉修導師のお徳を頂き、お会式中は雨も降りませんでした。御法門は、「講中を たがひにすゝめ はげまして 御恩報じの 奉公をせよ」で、お互い御信者同士のお付き合いの仕方はお折伏を頂いたり、相手にもお折伏をさせて頂くという関係でなければならないことを学びました。

こうして、無事2ヶ寺のお参詣をさせて頂き、陸路(レンタカー)で阿寒湖へ、台風の影響で雨が強くなり、霧も発生し、車も少なく心細くなりかけた頃、阿寒湖のニュー阿寒ホテルに到着しました。

3日目は、台風も去り、すがすがしい朝日を浴び、遅めの朝食を取り、10時にホテルを出発、途中鶴の里、釧路湿原展望台、釧路和商市場に立ち寄り、釧路空港から羽田空港へ事故もなく無事に帰宅することが出来たのも帯広寺、尚信寺の高祖会にお参詣させて頂いた功徳だと感得しました。

第2ブロック M.N