ありがとうございます。
寒さもいよいよ厳しくなって参りましたが、寒参詣ももう大詰めです。
ラストスパートの御参詣と将引に気張らせていただきましょう。
また、寒参詣が終わりましても良い習慣はそのままに
常精進の精神が大切です。
また今月は高祖大士御降誕会総講が16日にございます。
全信徒が誘いあってお祝いの心で御参詣させていただきましょう。
ありがとうございます。
寒さもいよいよ厳しくなって参りましたが、寒参詣ももう大詰めです。
ラストスパートの御参詣と将引に気張らせていただきましょう。
また、寒参詣が終わりましても良い習慣はそのままに
常精進の精神が大切です。
また今月は高祖大士御降誕会総講が16日にございます。
全信徒が誘いあってお祝いの心で御参詣させていただきましょう。
本年は八月に、我らが恩師日晨上人の御三十三回忌を迎えます。
それに先だって寒参詣の日曜大会では「日晨上人から教わったこと」と題して、
教務、講務それぞれの代表者から、日晨上人にまつわる思い出を語って頂くことになりました。
十七日は局長からのお話で、特に印象的な点が三つございましたので、以下に挙げさせていただきます。
①社会人としてマナーを教わったこと
青年会常任理事として御奉公されていた局長は、門祖会青年の一座の報告をしに日晨上人のもとに伺いました。御会式の前日は息つく間もない忙しさで、やっとの思いで仕上げた報告書を日晨上人のもとにお届けしました。しかし提出した報告書を一目ご覧になるや、何もおっしゃらず、書類を脇にさっと置かれた、というのです。
局長は内心、「人が寝る間を惜しんで書いたものをそんな風に扱うなんて、随分失礼な方だ」と思ったそうです。しかし三日後庫裡に呼ばれた局長は日晨上人から、「君ね、あんな誤字だらけの文章をもってきたはダメだよ」とお叱りを受けたというのです。一人の社会人としてマナーや心構えをそのような形で厳しく教えていただいたことに、身の引き締まる思いだった、との事でした。
②御奉公者としての心構えを教わったこと。
日晨上人はお役の辞令を渡される時は必ず、
「願わくはつかひ給はれ奉公を するなんどいふ身分ではなし」の御教歌を、声に出しておっしゃったそうです。この御教歌は「少しでも御法のお役に立つのなら、存分にお使い下さい」という心をお示し下された御教歌です。私たちが謙虚な心をもって、御奉公に励む大事を、そのような時にしっかりとお教え下されたとの事でした。
③御奉公に創意工夫をこらすよう、教わったこと。
局長は毎年9月から10月にかけて、来年の御奉公内容を日晨上人にご報告していたそうですが、ある時「今年の青年会は上手くいったので、来年も同じような流れでいきたいと思います」と報告したところ、「同じことをしては意味がない。御奉公は創意と工夫が大事なのだから」とお折伏を頂いたそうです。御奉公は考えに考え抜く姿勢が大事なのだということを、この時痛切に感じたそうです。
また、もう一つ印象に残った事は、「お看経に逃げるな」という日晨上人のお言葉です。
日頃、お看経が第一と教わる私たちとしては、少々意外に感じますが、要は「ただ惰性
的に御題目さえ唱えていればなんとかなるでしょう」といった安易な態度をお戒め下され
と拝察します。「せっかく若さと活気を持った青年達が集まっているのだから、できる限り
将引の対象者、下種先の人たちの立場に立って、頭や身体を使いなさい」という事を、
このような斬新なお言葉で表現されたのだと思います。
私たちの知らない日晨上人の息づかいを感じることのできた、貴重なお話でした。
【御教歌】 人とうまれ いきてかひある わがみかな
みのりのために けふもくらしつ
【大意】
毎日を大切に生きることが大事で、特に佛立信者はご弘通のために生きる日々を送ることが大切、とお示しの御教歌です。
【所感】
人間の命には限りがあり、いつ死が訪れるかは我々に予想はできません。一年後に病気になり死を迎えるかもしれませんし、明日事故に巻き込まれて一生を終えてしまうことだって有り得るのです。
悔いのない人生だったと言えるよう、今、生きている一日、一日を大切にしなければならないと思います。
一人の佛立教務として、仏さまのため、お寺のため、悩んだり困ったりしているご信者さんのために何が出来るのか、と常に考えながら、日々のご奉公に精進させていただかなければと思いました。(文責 k.k)
ありがとうございます。この度、青年会バザーを開催させていただくことなりましたので、ご案内申し上げます。
【日時】平成28年1月31日(日)
【時間】8:15(第二座御法門終了後)から10:00まで
【場所】おしゃべりサロン
【バザー出品方法】
1/23(日)〜1/30(土)までに、出品票をご記入の上、本堂1階の青年会コーナーにある青カゴへお願い致します。なお、佛丸のついたお道具類、記念品、衣類の出品はご遠慮ください。
たくさんのご出品、ご来場をお待ちしております。
1月10日(日)午前11時より平成28度成人式が挙行されました。今年度は15名の新成人者が出席され、例年にない賑やかな式典となりました。
一部は本堂にて川口日智上人のもとお看経が勤まり、事務局長鴨志田正憲さんよりご挨拶がありました。続いて、新成人者による誓いの言葉発表、成人の証、記念品贈呈がありました。
その後、川口御導師より御訓辞をいただき、どんなことがあってもご信心を離さないこと、またお寺参詣を続けることの大切さについてお話し下さいました。最後に祝杯式、記念撮影が行われました。
二部は、会場をおしゃべりサロンに移し、祝賀パーティーを開催致しました。乾杯のあと、新成人者の自己紹介、青年会員によるパフォーマンスやビンゴで盛り上がり、終始拍手や笑いの絶えない、楽しいパーティーとなりました。
当日は、雲一つないさわやかな冬晴れとなり、袴や振り袖、スーツを着た新成人とご家族で賑わっておりました。
去る1月3日、午前10時より乗泉寺本堂にて初総講、祝杯式が執り行われました。当日は雲一つない晴天に恵まれ、本堂はお参詣者であふれかえっておりました。
まず川口御導師、ご唱導のもとお看経が勤まりました。その後、岡本泉信師より御法語の拝読、執事長相馬隆泉師より年頭のことば拝読がありました。
最後に川口御導師より御訓辞・御法門がありました。
【御教歌】
信行をわが一生のおもひ出と よろこぶ人ぞ信者成ける
私共信者は、日々の信行ご奉公が一生の思い出となるよう、喜びのある生き方をすることが大切です。そのためには、世法の楽しみをほどほどにして、信行ご奉公に勤めれば、その中に信心の喜びが見出され、人として、信者としての「いきがい」を発見することができるのです。
また、「今年はこの乗泉寺の大本堂を作られた、日晨上人の御33回忌の御正当の年です。報恩のお供え教化に気張るとともに、日晨上人から学んだご奉公を次世代の方に伝えていきましょう」と力強くお話をされておりました。
初総講の後は、祝杯式が行われました。小さなお子さんからご高齢のご信者さんまで、多くのご信者さんが、川口御導師へ新年のご挨拶をされておりました。
また、境内ではくんげ会(小学生までの集まり)の子どもたちが、書初めに挑戦していました。着物を着た男性や女性の姿も見られ、天候にも恵まれたお正月らしい一日でした。
平成28年元旦会が行われました。
今年一年初めのお寺参詣に、大勢の方がお参りされました。
新本堂となってはじめての元旦会。新たな御宝前に向かってお題目をお唱えさせていただき、一年間御奉公に励んで行く決意が湧きました。
残り11日で新年をお迎えいたします。平成28年の年間行事は下記の通りとなっております。来年度も功徳を積ませていただける様、お参詣・御奉公に気張らせていただきましょう。
【平成28年度 年間行事】
◎乗泉寺三大会 1.門祖会 4月9日(土)・10日(日) 2.開導会 6月11日(土)・12日(日) 3.高祖会 11月12日(土)・13日(日)
◎主要行事 1.日教上人御墓前式 1月7日(木)(清雄寺にて) 2.成人式 1月10日(日) 3.春季彼岸会 3月20日(日) 4.弘通促進大会 5月5日(木) 5.子どもお会式 7月31日(日) 6.日晨上人御33回忌 8月30日(火) 7.敬老お祝い式 9月17日(土) 8.秋季彼岸会 9月22日(木) 9.開導聖人ご生誕二百年プレ大会 10月23日(日)
「年末お炭代」御宝前へのお歳暮、1年間のお礼のため。
「お鏡餅料」「お供酒料」新しい1年の無事息災、ご奉公成就を祈るため。
「本山初灯明料」本山宥清寺の御宝前の荘厳料。
■ご有志と寄付
「寄付」とは、公共事業や福祉施設のために、自己の善意で、お金や財産などを無償で提供することです。
「ご有志」とは、執着心を捨てる修行。御宝前(仏さま)のために、世俗に対する欲の心を捨てて、仏道修行に志し有る(有志)思いを、財という形に表して、納め奉る(奉納)布施行の1つです。
■ご有志の心得
ご有志の心得は、喜んですすんでさせていただく、「喜捨」の精神が大切です。
人から強制されて、シブシブ出すのは喜んでいることにはなりません。お金が不要で捨てるのではなく、「惜しむ心を捨てる」のが、ここでいう「捨てる」という意味です。
■お初の取り方
「会社員」お給料をいただいた日に、一番先に取る。
「自営業」月の一番初めの稼ぎを、御宝前のためのお金としてそっくり取る。
「子ども」おこづかいをいただいたら、一番先に御宝前のためのお金を取る。
「特別収入」思わぬ収入を得た時も、必ず初めに御宝前のためのお金を取る。
お初は、一番初めに、御宝前のためのお金を別にしておく。惜しい気持ちに負けずにお上げすれば、欲の心に勝ったことになります。財布に残っているお金から、場当たり的にお上げすることはいけません。
■ご有志の功徳と果報
①先祖のご回向のためにすれば、先祖が喜びます。
②ご弘通のためにすれば、諸願成就のご利益をいただきます。
③ご法さまのお守りをいただいていることへのお礼の功徳が積めます。
■ご有志のすすめ方
◯すすめる前に
どんな目的、どのような使われ方、納入の仕方・期限を理解する。
相手が「喜びの心」で受けてくれるようにご祈願する。
どんなに親しい人でも、ご有志をすすめる前にお看経する。
◯すすめる時は
「いくらにするの」玄関や立ち話ですすめない。
「これくらいでいいの」本当はできるのに、ご有志を止めない。
「これぐらいにしなさい」相手のご有志の金額を指定しない。
■さいごに
週に1度、月に1度、年に1度でも、タバコ1箱分、缶ビール1本分、外食1回分、コンビニ1回分で使うお金を、御宝前のために貯めて積み重ねれば、必ずご有志はできるものです。できるには、どうしたらご有志ができるのか考えて実行すると、お金に困らない果報が身につきます。
■元旦会のご案内
平成28年1月1日(金・祝)0時 渋谷・乗泉寺本堂
西洋の詩人シラーは「時の歩みは三重である。 未来はためらいつつ近づき、 現在は矢のように早く飛び去り、 過去は永久に静かに立っている」と言っております。
新しい年を迎えることは「めでたい」「ありがたい」とただ言っているだけでは、また1年をアッという間に時の流れに飲み込まれてしまいます。
開導聖人の御教歌に
「新しき年もろともに信行の 改り行く春ぞ目出度き」
生活もご信心もともに改良することによって、初めて正月はめでたいものだと教えられた御教歌です。
来年も、心を一新して、御宝前にご祈願を立てて、その実践の一歩を踏み出しましょう。お互いに新年をめでたく迎えるために、元旦会のお参詣をオススメします。深夜ですから、目や足に自信のない方は、31日午後4時の年末御礼お看経、または、1日午前6時半の初お看経にお参詣させていただきましょう。
今年も残す所、あとわずかとなりました。
この時期になると、何かやり残した事があるような、このままじっとしていてはもったいないようなソワソワした気分にさせられます。みなさんはいかがでしょうか。
年が改まるといっても、何か特別良い事が向こうからやってくるわけではないのですが、
だからこそ年の切り替えと共に、気持ちを新たにし、来る年に希望を持ちたい。そんな風に考えます。
そこで、皆さまにおすすめしたいのは、大掃除です。
今年一年で溜まった不要なものを整理し、机やタンスもどけて、見えない所まできれいにする。これにより、心も頭もすっきりし、自分にとって本当に必要なものが見えてくるような気がします。
そして何より大切なのは、御宝前の御掃除です。
「今年一年、お護りいただき、どうもありがとうございました。及ばずながら、みこころに沿うよう精進しますので、来年もどうぞお見守り下さい」
こうした気持ちで、丁寧にお給仕させていただくことが大切で、ご家族のいらっしゃる方は、皆で手分けして、子どもやお孫さんにも佛立信者としての姿勢を教えてあげていただきたいと思います。
京都の長松寺(開導聖人の御晩年のお住まいでもある)の御戒壇は、桜材の美しいものですが、百数十年前のものとは思えないほどつやつやとした光沢を放っています。これは当時の女性信者さんたちが、心を込めて磨き上げたものだそうです、
「御戒壇のお掃除に気張れば、べっぴんになる」という開導聖人の御言葉を信じて、一生懸命お掃除に努めたというその女性たちは、きっとチャーミングで、はつらつとしていたに違いありません。
どうぞみなさんも、ご自宅の御宝前をきれいにし、心にも体にもたくさんのお計らいをいただき、良い年を迎えてください。