私に出来ること

ありがとうございます。本日は、お参詣の皆様方にとって、自分の大切な人にご信心をお伝えしていく御奉公の参考になればと思い、私自身の体験談を発表させて頂きます。 

私は、信行相続の三代目で、両親は勿論ですが、特に祖母の生前のご信心前、帰寂した時の安らかな顔と姿を拝見し、日頃から教えて頂いておりますご信心第一の生活の大切さを祖母の姿から学ばせて頂きました。 

私自身が頂いた最初の御利益は、小学五年生の時、弱小だった野球チームで、どうしても上級生と一緒に優勝したいと思い、母親の勧めで十本祈願(お線香十本の御題目口唱)させて頂き、見事所属するチームが優勝致しました。そのような事の積み重ねから、願えば叶う嬉しさ、有り難さを徐々に知りました。 

今までは、家族も病気をすることなく、皆健康で、日々無事の御利益を感得しておりましたが、昨年姉が、三十三才の若さで乳がんと診断され、家族は勿論、沢山のご信者さんのお助行、お励ましを頂き、周囲の予想を遙かに超えた驚異的な回復、健康のお計らいを家族一同感得させて頂くことが出来ました。 

さて、私が現在の妻とお付き合いをしていた当時、彼女を大切に思うようになればなる程、私がご信心をさせて頂いていることを、何とか伝えようと思うようになりました。そして、ある時、自分なり言葉で素直に気持ちをぶつけました。それが良かったのか悪かったのかはわかりません。当時はご信心の事ではよく喧嘩もしました。また結婚するかどうかも、私は全て御宝前にお任せしていたので、とにかく沢山お看経をさせて頂くしかありませんでした。 

ご信者でない方とのお付き合いは、正直言って面倒くさい、大変だと思いました。しかし、誇りを持ってご信心している身として、自分自身に負けたくない気持ちも強かったので、私は、難しい宗義などで妻を説得させようとはせず、「あの方は、お参詣で病気が治った。」、「御奉公をして、こういう御利益を頂いた」など沢山の御利益談を話しました。 

後は根気よく、妻の話を聞くことにしました。妻との対話の中で、生まれながらのご信者という立場では、気がつくことが出来なかった視点や考え方もわかり、自分の思いばかりを相手に伝えよう、分かって貰おうと一人よがりな考えではいけないのだという、当たり前と言えば当たり前のことを学ばせて頂くことが出来ました。 

ご縁があって博多光薫寺のご住職に、妻のことを相談したことがありました。そのご教導の中に、「押し付け信心ではダメ!相手を尊重して相手の家族や先祖も大切にする気持ちを忘れてはいけません。一番は朝参詣ですよ。焦ってはダメです。」とご指導を頂いたことがあります。まさに自分自身に対する言葉であると受け止め、現在まで真摯に実践するように心掛けております。

まだまだ私も彼女も、ご信心の上では、一緒にスタート地点に立った段階であると受け止めています。私としては、もっともっとご信心の有り難さを彼女に知って貰いたいと思っているので、先ずは自分自身がより一層ご信心を増進させ、妻が驚くような現証御利益を一緒に目の当たりすることが出来ればという願いがあります。 

今、一緒にご信心させて頂くようになり、妻に対して「本当にありがとう」という感謝の気持ちで一杯です。今回妻へご信心をお伝えする上で、学ばせて頂いたことや苦労した経験を生かして、今後は、自分自身の大切な友人や縁のある知人、ご病気などで悩まれている方々へ自信をもって御題目のご信心をお勧めしていきたいと思います。(あゆみ会 K.T) 

開導会青年の一座より


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