4月1日御総講にて、川口御導師の御法門を聴聞させていただきました。
「信行を 楽しむ人の 長生きは すればする程 功徳重ねむ」
一病息災、二病息災という言葉がある。
医者にまったくかかったことが無い人は、自分の身体を過信してしまい、かえって大病を患いやすく、一つぐらい持病があるほうが健康に気を配り、かえって長生きする。
せっかく生まれてきたのだから、どのように一生を過ごすのかが大事。別の御教歌には、「煩悩の奴(やっこ)の為の長いきは すればする程つみをかさねむ」とある。せっかく長生きしても、煩悩に迷っていたのではかえって罪障を積んでしまう。
ご信心に励み、ご信心を楽しんでさせて頂きたいもの。人間の心には、目に見えないがサイズがあるそうだ。Sサイズの心の人もいれば、Lサイズの人もいる。人の心のサイズは、その人の人生経験、使命を持って生きてきたことで、広がっていく。
また、付き合えば付き合うほどその人の心のサイズが見えてくるもので、サイズが大きい人ほど、信頼が厚いものである。お互いは、心のサイズを広げる努力、信心を楽しんで生きていくよう精進していくことが大事である。といった内容のご法門でした。
この御法門を聴聞させて頂いて、ご信心をさせていただく中で、御奉公やお給仕がめんどくさいと思ってしまう事もあり、反省させられる次第でした。
ですが自分自身の煩悩に負けないように信行改良に励み、功徳を積み重ねる事を忘れずに、明日もその次の日も一日一日楽しんで御奉公させて頂きたいと思います。(K.T)