昨年、夏期参詣中に念願のお教化成就をさせていただきました。毎年毎年お教化させていただきたい、と思っておりました。思うばかりで下種さえも出来ませんでした。しかし実家の母の後を姉に法灯相続をして欲しいと、ずーっと思っておりました。
母親はとても元気でずっと何年も先の事と考えていました。それでも一年に一度か二度、姉に「ご信心してね」と、遠慮しながら話をしておりました。でも良い反応がありません。それが昨年の夏期参詣中に母の所属教区の編成換えの話が出てきました。あ!と思ったのです。これは私が母も兄も世話をする事になるかもしれないと思ったのです。それならば姉を教化しよう!すぐに受持お講師、教区長にご相談しました。そして様々なアドバイスを頂いて姉の所へ行きました。
「ご信心して欲しい」
「先の事と思っていたけれど私と一緒にご信心して欲しい」
素直な心でお教化を勧めました。姉は少し黙っていましたが、「わかった、良いよ」また「いつかは信心と思っていた」とも言ってくれて、気持ちよく入信の運びとなりました
今度京都のお寺に行こうね、と約束しました。所属する清瀬一部の方には親、兄姉とお世話になる事になりました。お教化は苦手!お教化は私には無理!と、だらしの無い私が今回なぜ「お教化をしよう!」と思い一歩が踏み出せたのか不思議です。きっとお祖師様が背中を押して下さったのだと思います。これからも素直な気持ちでご奉公に励みたいと思います(K.U)
御教歌 折伏を する人ならば 吾祖師の 乗うつります 御弟子也けり