平成24年度第2回の本山奉仕(壮年の部)に11月23~25日の3日間参加させて頂きました。加行者は、全国11支庁より28名が集まりました。一日目は奉仕規則、日程表の説明があり、その後、庫裡にて行道参詣の説明を受け開行式が始まりました。
御講師先導のもと加行者は一列で行道し昇堂。御講有上人導師のもとでのお看経後、尊前へ移動し、御講有上人より訓示を頂きました。植田日事弘通局長からは、日頃のアカを落としてサッパリとした心と体になって帰られる事を望みますとの挨拶を受けました。
夕看経終了後から御講有上人より「宗風の実践」についての御講話を頂き質疑応答では、加行者に答える御講有の姿に接し親しみの気持ちがわいてきました。その後、分科会では「壮年会の御奉公について」のテーマで、お初水の取り換えの仕方、お佛飯のお供えの仕方、お灰の整え方のお給仕の実践をさせて頂きました。
二日目、本堂内ぞうきん掛け御奉公後、庫裡にて整列・昇堂して朝看経、御講有上人より御法門を聴聞させて頂きました。
御教歌 おのが身の為の口唱の万遍は 法のこころに叶はざりけり
朝食後、開講聖地に行きお看経。その後誕生寺に参詣。梶本御講尊より「本山中心信仰について」の御講話を頂きました。その後大津佛立寺へ参詣。お寺の由来をDVDを拝見、境内では今大路屋敷、常夜燈の大燈籠を見学。再び帰山し、宝蔵の拝覧と説明を受け、夕食後は中村宥恩師より「本山の歴史」についての講話がありました。
三日目、本堂内ぞうきん掛けの御奉公後、庫裡にて整列、昇堂。朝食後徒歩で佛立霊地参詣いたしました。弘通局長より、「感動ご奉公のすすめ」の講義を頂き、庫裡に集合。その後閉行式にのぞみ、弘通局長より勤行証授与と挨拶があり、奉仕長補佐のお礼の言葉で閉行式は終え、感想文を提出し、御供養を頂いてから解散いたしました。
今回の本山奉仕に参加させて頂き、日頃接する機会のない御講有上人や、本山の御講師方の前で、真摯な気持ちでお看経をあげさせて頂くことができ、とても有り難く思いました。
また全国各地から集まりました壮年会加行者方は、移動の際の判断や動作が早く、日頃の御奉公に励まれている様子がうかがわれました。本山奉仕に未体験の方には、この奉仕会に参加して新たな体験をして欲しいと思いました。ありがとうございます。
堅信会(S.T)