お助行で現証が

ありがとうございます。今年の二月に急に左足の大腿が痛くなり、歩行困難になりました。立ち上がって歩き始めの一歩が出ません。この痛みは何だろうと思いました。 

私はこの年まで足には自信がありました。歩く事が大好きでこんなことは初めてのことです。心配した家族に勧められ病院に行きレントゲンを撮ってもらいました。結果は「足はもとより腰にも骨にも異常はありません。きっと、疲れが出たのでしょう」との診断でした。年齢的なものかなとちょっとホッとしたものの痛みは一向に取れず、このまま歩けなくなりお寺参詣ができなくなるのではと四、五日悶々としていました。 

これではいけない何としてもお寺参詣だけはと思いました。今迄より一台早いバスに乗り、時間をかけてお寺に向かいました。普段は清瀬駅からお寺まで歩いて十分でいけた所が二十分以上かかりました。前方に西武池袋線の踏切が見えるとその先はお寺です。私は御題目を唱えながら一生懸命歩きました。朝参詣で御講師、信者さん方と唱える御題目はとても気持ちが良く、思い切って参詣して良かった。又、明日も頑張ろうと勇気づけられました。 

そして五月に入り、各教区との交流助行が始まりました。まだまだ痛みがある足ですが、お助行に回りたいと強く思いました。先ずは清瀬教区です。三席のうち一席でもと思い、足を気にしながらお参詣しました。 

歩いたりバスに乗ったりしながら、なんとか三席お助行ができました。家に帰り「歩きすぎたかな」と足を気にすると何と、痛みはほとんど感じませんでした。嬉しくなった私は我が家でお席をいただいた村山教区を除いて久留米、所沢、新座、田無教区の全席お助行をさせていただく事が出来ました。 

それからは、一日一日と足の痛みは和らいでいきました。お助行と沢山いただいた御題目が私を又、元気な身体にしてくださいました。そして、いつも御法様にお守りいただいていると身をもって感得させていただきました。これからも朝参詣と御題目口唱を心がけ、明るく元気に御奉公に頑張りたいと思います。ありがとうございました。(C.S) 

平成24年度夏期参詣 信行体験談集「涌出」より


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