信心がたりん

甲御講の日、御導師のお迎えの方が急に御奉公が出来なくなり、朝参詣に参詣していた私に連絡が入りました。井上御導師のお迎えは始めてで大変緊張いたしました。

雪の日、麻布別院でご信者の為に雪かきをして下さるお姿や、ご信者にぶっきらぼうですが暖かいお言葉をかけておられるお姿を拝見して、一度お話をさせていただきたいと思っていました。

私の目の回りと頸の一部がアトピーでかぶれていました。薬を付けずお供水とおろうさん(御題目のあがった蝋燭)で直していただきたいと思ってご信心に一生懸命でした。そのことをお話して、「なぜ治らないのでしょう」とお尋ねしました。 

「信心がたりん」と一言、私の中の何かがすーと消え、そのお言葉をゴックンと呑み込んでしまいました。

それからはお薬を付け、我を張らず、このアトピーが薬を使わなくなった時、私の罪障が一つ消えるのだと思い、朝参詣、御講参詣、口唱と教化と頑張っています。

何かあると 『信心がたりん』 のお言葉を思い出しています。(K.H)


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