去る1月3日、午前10時より乗泉寺本堂にて初総講、祝杯式が執り行われました。当日は雲一つない晴天に恵まれ、本堂はお参詣者であふれかえっておりました。
まず川口御導師、ご唱導のもとお看経が勤まりました。その後、岡本泉信師より御法語の拝読、執事長相馬隆泉師より年頭のことば拝読がありました。
最後に川口御導師より御訓辞・御法門がありました。
【御教歌】
信行をわが一生のおもひ出と よろこぶ人ぞ信者成ける
私共信者は、日々の信行ご奉公が一生の思い出となるよう、喜びのある生き方をすることが大切です。そのためには、世法の楽しみをほどほどにして、信行ご奉公に勤めれば、その中に信心の喜びが見出され、人として、信者としての「いきがい」を発見することができるのです。
また、「今年はこの乗泉寺の大本堂を作られた、日晨上人の御33回忌の御正当の年です。報恩のお供え教化に気張るとともに、日晨上人から学んだご奉公を次世代の方に伝えていきましょう」と力強くお話をされておりました。
初総講の後は、祝杯式が行われました。小さなお子さんからご高齢のご信者さんまで、多くのご信者さんが、川口御導師へ新年のご挨拶をされておりました。
また、境内ではくんげ会(小学生までの集まり)の子どもたちが、書初めに挑戦していました。着物を着た男性や女性の姿も見られ、天候にも恵まれたお正月らしい一日でした。