第15回子どもお会式

去る7月26日、渋谷乗泉寺に於いて第15回子どもお会式が開催されました。

第1部は本堂において法要が行われ、パンダさんが率いて子ども達が法鼓を叩いてのお看経。続いて、くんげ会の音楽隊による演奏があり、小さな子ども達が楽器をもって、一所懸命に歌っている姿に、参詣者の心を和ませていました。そして、10歳を対象とした2/1成人式が行われ、20歳の自分へメッセージを送りました。

最後に御導師より法話を頂戴致しました。子どもにも分かる優しい言上など、子どもお会式ならではの法要となりました。

第2部では境内において、プール、玉入れ、バルーンアート、ストラックアウトなどの青年会による各種ゲームコーナーや鉄道模型があり、みなさん色々な場所を回っておりました。その様子を写真でご紹介いたします。

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信友を増やそう

班作りが成功しても、班内信者の交際が円滑にいかないようでは、作りがいがありませんし、せっかくの努力がむなしい結果になります。それで親密増進を進行させる交際の工夫が重要な課題として残るわけです。ではどうするか、まず、よき友こそ人生の財宝だということを悟ることです。信心の幅を広げ、厚みを増すのは信心の友のいかんによります。立場の違う友達との交際が長く続けば、相互の影響でたくさんの人生の知恵を、知らぬ間にわがものとすることができ、豊かさ増し、ご奉公が上達します。勉強でも一人ぼっちでは一生かかってもたいしたことはありません。交友の範囲が広がれば、自然とこちらの幅も広がります。

「異体同心なれば万事を成ず」との祖訓のごとく、立場の違う信者同士が妙法を中心にして結束し、協力すれば、どんな難題でも解決する力を生み出します。三人でも文殊の知恵が生ずるといわれているくらい結集する力は偉大ですが、同時に、相互の影響力で個人個人の進歩のすばらしいことも銘記すべきです。とにかく信者は交友の範囲を広げてください。

班長組織は、信者の交友関係の一番小さい単位ですが、ここが親密増進の稽古を始める第一の関門で、信心を練磨する宝の山の入口、ここでのご奉公が不成功に終わっては、前途に光明が輝きません。班内信者を円滑にするご奉公を軽視してはいけません。

では、どういう心構えが大切で、どんなやり方が必要か、信心常識程度のことですが、若干述べてみましょう。その一つは親切です。先方の立場になって考え、慈悲行の折伏をその間に貫くのですから、あせってはだめで、あくまでも親切心がものをいいます。恩にきせたり、ほめてもらおうなんて野心はおさえないと、骨惜しみのない親切はできないものです。

その次は信用を落とさないこと。「法の友同じこころのはじまりは いつはりがちのふるまひなせそ」で、うそいつわり、裏切り行為は不信を招くもとと心得、ごまかしや陰ひなたのある行動、さらに悪口や陰口をいいふらす低級な行動は、信用度を下げるばかりで厳禁です。それより他の少々の美点でも探し出してほめる稽古をすることです。ただし、見当違いはお世辞になって軽蔑感をいだかせ、逆に信用を落とします。

口先だけのやり方も人間関係をよくする道ではありません。むしろその場合には「沈黙は金」です。間ということの大事さも心得て下さい。親切が過ぎて押しつけがましくなり、「うるさいなあ、しつこいなあ」と思わせては親密度は増しません。私事に立ち入り過ぎるのも考えものです。そういう行き過ぎの弊害除去に役立つのが間を置くということで、反応を見たり、距離を置いて眺め直したりする大事な人間の知恵です。 


2015納涼祭 今年も大盛況!

一昨日、8月8日(土)、恒例の世田谷別院・納涼祭を開催しました。12時半からお看経の後、午後1時から、境内に食べ物や飲み物、また、子供の遊びコーナーやバザー等の店が並び、ステージの上では、歌や演奏、踊り、マジック等、様々な演目が披露されました。

今年のプログラムには、毎年お馴染みの演目のほか、今流行の「妖怪体操」等も加わりました。別院の正門の前を偶々通りかかり入って来られた方々も少なからず居られ、最後は見事なバンドの演奏にアンコールの声もかかって、盛大裡に幕を閉じました。

また天候に恵まれ、前日までの猛暑日でもなく、風もおだやかに吹いて、まさに納涼祭という名にふさわしい天候のお計らいをいただきました。

とても素晴らしいお祭りになったのも、仏天のお計らいはもちろんのこと、ご出演いただいた皆さん、ご出店にご協力いただいた地域や御信者の皆さん。ご来場いただいた皆さん。そして、音響、照明、ポスターにお力添えいただいた皆さん。舞台作り、テント張りなどの会場設営、片付けに御尽力いただいた堅信会の皆さん。会計、渉外、ごみの分別などにご協力いただいた皆さん。多くの方のお陰をいただいたからに他なりません。

本当に本当にありがとうございました。

以下は、納涼祭のフォトギャラリーです。ステージの様子は後日、アップさせていただきます。

 

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終戦70年戦争犠牲者・仁義佛立開拓団殉難者慰霊法要

日本国中を悲しみに包んだ戦争が終わり、今年は70年目に当たります。             この戦争は国内に限らず、南洋諸島でも多くの若い命が犠牲になったことは皆さまもご存知のことと思います。                                                この他、現在のロシアに近い北方の地、満州でも尊い人命が多数失われたことをご存知でしょうか。

昭和初期、世界的金融恐慌のあおりを受けた日本経済は、その後低迷を続けておりましたが、資源に乏しく狭い国内では、大勢の国民を養う事はできませんでした。           そこで日本政府は、明治の日露戦争で戦勝の権益として、南満州鉄道を設立していた満州に着目します。その後、当地に駐留していた関東軍は、現在の中国である清王朝の女帝であった西太后の縁籍、愛新覚羅溥儀を擁立し、満州国を建国。この地に活路を求めました。   そして政府は国内の人員削減と、北方防備の必要性から、満州の開拓を宣伝し、移住者を奨励するようになりました。

こうした世情の中、当宗も大阪のご信者が満州での御弘通をすすめ、東京からは二百家族が移住。その後、関東の七州が結束して当地へ開拓団を送る事になりました。           この後、敗北を喫した日本はポツダム宣言を受諾し、8月15日に終戦を迎えますが、満州国内ではここからが悲劇の始まりでした。

日ソ不可侵条約を破り、満州に侵入してきたソ連軍。また日本人に反感を持っていた現地人によって、言語に絶する殺戮や暴行、略奪が繰り返され、当地に移住した人々の大半が命を落としたのです。

氷点下、銃声と爆音のとどろく中、足の裏から血を流し、飢えに苦しみ、死の恐怖におびえながら逃げたこと。                                               多くの女性は戦利品として扱われ、尊厳を踏みにじられ、自ら命を絶つ人もいたこと。     目の前で両親や家族が、無残な最期を遂げたこと。

かろうじて生き伸びた引揚者の重い口からは、およそ想像を超えた地獄のような光景が語られ、戦争のむごさ、愚かさに改めて慄然とさせられます。                       この悲劇による殉難者の数は20万人以上とも伝えられております。                佛立第二十二世講有井上日慶上人は、ご晩年もこの問題を思い出されては、殉難者のねんごろな御回向の必要性を涙ながらに訴えておられました。

 今月25日、乗泉寺では、御総講に併修し「終戦70年戦争犠牲者・仁義佛立開拓団殉難者慰霊法要」を執り行い、殉難者を追悼致します。

罪のない多くの人々が理不尽な戦争により、かけがえのない人生を奪われました。

現在の日本の繁栄は、こうした不条理な犠牲の上に成り立っています。私達はその事を決して忘れてはなりません。二度と同じ悲劇を繰り返さないため、若い世代の方にも多数お参詣頂き、共に平和への祈りを捧げていただくよう、心よりお願い申し上げます。

 ※恐れ入りますが、御供養の準備がございますため、御参詣できる方は各部部長さんを通じて、15日までに申込みをお願いいたします。たくさんのお参詣、心よりお待ち申し上げます。


8月の信徒教養講座の開催

8月の信徒教養講座が開催され、座学と実践講座が行われました。

【座学の内容】
①ご有志の功徳について
きちんとご有志をさせていただく為には、まず「お初」をとる習慣をつける事が肝心です。財の功徳は回りまわって自分自身に返ってくるもの。それとは反対にご有志を出し渋っているようですと、悪い執着がなくならないため未来の貧困を招く因となってしまうので、注意が必要です。

②親切心の大事について
親切からお折伏をする際には、相手を見下した上から目線ではなく、相手の立場に寄りそうことが大切です。親切心を養う為には、日々御題目口唱に励ませていただき、み教えから仏様のお慈悲を頂戴して、教わった通り忠実に身体を使って御奉公に気張らせていただく事が肝心です。

③お懺悔の功徳について
自身の罪障に目を向けないのは「起信の姿」にはならないという事。過去世において自身が作ってしまった罪障を素直に認め、御題目口唱によってその罪障の消滅を願う気持ちこそ、前向きな信心前であり、御利益をいただく一番の近道である事を学びました。

 

【実践講座の内容】
日月偈文、久遠偈、如説修行抄の際の拍子木の打ち方を学びました。2つの文字に対し拍子木を1回しか打たないところがあったり、逆に一つの文字に対して拍子木を2回打つところがあったりと、各所に決まり事があるので、その点には注意が必要です。

次回の開催は、8月20日(木)9時半からです。内容と担当お講師は一回目と同じです。乗泉寺賞の対象となりますので多数ご参加下さい。 


八月に入りました

8月に入りました。
少し外に出ると、まさに蝉時雨。
夏真っ盛りといった風情です。
熱中症予防を心掛けて、ご奉公に励みましょう。

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 8月は25日に門祖聖人御命日総講に併修し、終戦70年戦争犠牲者殉難者慰霊法要・仁義佛立開拓団行います。1945の終戦から今年で70年が経ちます

当日はお焼香台が設置されます。
先人への感謝やお偲びする思いで、御参詣させていただきましょう。