私が入信させていただいたきっかけは、教化親の根岸さんとの出会いです。根岸さんは慈悲深く、思いやりのある、とても素敵な方でした。
彼女は「宗教に全く興味がなかった私に敢えて入信を勧めることはありませんでしたが、折りに触れて本門佛立宗の素晴らしさを話して下さいました。
入信する前のことですが、乗泉寺の本堂で根岸さんと待ち合わせをしている時、お祖師様の両目からブルーのレーザー光線のような光が一瞬目の前を交差して見えたのです。
私は目の錯覚かと思いましたが根岸さんに話しましたら、このような体験をする人がいらっしゃるとのことでした。それから私は道なき道が自然と開かれ、導かれるように入信させていただくことが出来ました。
私は幼い頃、2人の妹と家庭の事情で別れ別れになりました。母と私が妹二人を残して家を出た1年後に、末の妹が4歳で亡くなったと風の便りで聞きました。そして20数年ぶりで判明した妹のお墓は無縁仏が納められている納骨堂でした。
とてもショックで心が痛みました。それからの私は根岸さんの助言で集中的に妹のご回向をしました。
その数日後のある夜、別れてから一度も夢に現れなかった幼い妹が夢の中に出て来たのです。なぜか可愛い小袖の着物を着て私に背を向けて小さな体を左右に大きく揺らして全身で喜びを表しているのです。
夢の話を根岸さんに話しましたら、「御回向は仏様に通じる」とのことでした。本当にご回向が妹に通じたと確信いたしました。あの全身で喜びを表現していたが後ろ姿は今でもハッキリと私の脳裏に焼き付いています。
今の職場はとても働きやすく生涯の友と言える友人との出会いもあり、元気で働けて日常を無事に過ごせること、すべてお祖師さまのお計らいと心から有りがたく思っております。また、常日頃、根岸さん、中川さんご夫妻、周りの信者の皆様方には助けていただいており、深く感謝しております。
この御法様に出会っていませんでしたら、心寂しい人生を送っていたと思います。
本門仏立宗は私の心の支えです。ありがとうございます。
(中野教区 佐藤氏)