乗泉寺川口日智上人の御法門を拝聴させていただいたことをご紹介させていただきます。尚、内容につきましては私自身の主観も入っておりますのでご了承下さい。
◎御教歌:何事も 友が大事ぞ よき友は わがおこたりを せむるものなり
良き友、悪い友とはどういった友でしょうか?良き友とは、明るく、素直で、感謝する事の出来る友です。反対に、悪い友とは、暗く、筋を通さない、不平不満の多い友です。
また、ご信心上の良い友は功徳になる事、罪障になる事をしっかりと教えてくれます。こうした良き友は大きな宝ですから、大切にしなくてはなりません。反対に悪い友とは、信心のない人です。こういう人と深く付き合いますと自分の信心まで台無しにされてしまいますから、注意が必要です。
(所感)
学校・社会生活においてもそうですが、特にご信心においての友達選びは大切です。ご信心上の友達を「信友」と呼びますが、「類は友を呼ぶ」と諺にもありますように、自分で信友を選ぶというより、相手の方から自然とやってくるものかもしれません。
そう考えますと、周囲に対して不平不満をこぼすより、自分から率先して懺悔改良をさせて頂き、自分自身を磨き上げる事によって、良き信友が周囲に集まり、不平不満も自ずと減ってくるものだと思います。(S.M)