乗泉寺川口日智上人の御法門を拝聴させていただいたことをご紹介させていただきます。尚、内容につきましては私自身の主観も入っておりますのでご了承下さい。
御教歌:口唱ほど 不思議に妙な 行はなし 其身はまめに 心かしこに
長い年月をかけても御題目口唱の味を知ることが大切とお示しの御教歌です。下の句の「まめ」とは「体が丈夫」という意味で、「心かしこに」とは、「仏の智慧を頂く」という意味です。具体的には、自分の行いが功徳になることと、罪障になることの見極めができるということになります。
また、お看経の際には下記の点に注意しなくてはなりません。
① 姿勢を正す(お腹を前に出す)
② 御題目を周囲に合わせる
③ 御題目をはっきりとお唱えする
(所感)
物質志向の強い現代ですが、必死に働いて得た財産・権力は今生限りのもので、死後の世界へ持っていくことが出来ません。その一方、財産・権力とは違い、功徳は永遠に自分の物になると教わりますから、私達佛立信者は功徳を積むことを第一優先に考えなくてはいけません。
日頃からご宝前へ近づくように心がけて、積極的に功徳を積ませていただけば、お計らいで楽しく充実した人生を送ることができますから、お寺参詣・御講参詣で御法門をしっかりと聴聞させて頂き、功徳の積み方を学ばせて頂くことが大切である、ということを学ばせていただきました。(S.M)