9月23日は世田谷別院、八王子別院にで各々午前11時より秋季彼岸会が開催されます。お彼岸の時期は普段お参詣をされないご家族ご信者をお寺にお連れする絶好の機会です。
また、他宗の方も御回向を意識する時期ですから、佛立宗のご信心の大切さをお話させて頂き、将引の徹底に努めましょう。
当宗では、常盆・常彼岸といって常日頃から、ご先祖のお陰を常に感じ、信心修行に励み、御塔婆を建立しご回向をしており、そういう意味で本来の彼岸への修行を純粋に守っているのですが、このお彼岸の時期には、重ねて懇ろにご回向をしております。
私達佛立信徒は、お彼岸の時には、この命があるのもご先祖のお陰という心を強めて、より信行に励み、数多くの御塔婆をご先祖が眠るお墓や納骨堂に建立させていただくことが大切です。そして、功徳という幸せを御題目の声に乗せてご先祖にお届けさせていただきましょう。
ちなみに、彼岸に供え物として作られる「ぼたもち」と「おはぎ」は同じもので、これらの名は、彼岸の頃に咲く牡丹(春)と萩(秋)に由来すると言われるそうです。