3月11日、乗泉寺本堂において、東日本大震災一周忌法要、並びに門祖550回御遠諱報恩ご奉公促進大会が、日教上人門下一同が願主となり奉修されました。
第1部は、本堂内陣に設置された大型スクリーンに、プロローグとして大震災の爪痕がまざまざと映し出され、張り詰めた雰囲気の中、当山御導師ご唱導のもと、第1周忌の法要が厳修されました。
第2部は、門祖聖人讃迎歌を斉唱後、明年、平成25年2月25日にお迎えする門祖550回御遠諱報恩ご奉公成就に向けて、教講一同で御祈願口唱に励ませて頂きました。
その後、第五支庁長・川手日成導師より、亡き震災犠牲者の為のご回向口唱に尚一層励ませて頂き、それと同時にもう一つの回向行、すなわち法華経の御本意である妙法の御題目を他の人々にお伝えする教化折伏行に、今こそ勇気を振り絞って励ませて頂かねばならないと激励を頂戴いたしました。
続いて、宗務総長・佐藤日凰導師より御訓示として、我々宗門人は、この度直面した千年に一度という未曾有の大震災、未だ収束を見ない福島原発の諸問題としっかり向き合いながら、「弘通支援」という、妙法の功徳で復興を後押しさせて頂かなくてはならない。この大震災を契機とした新たな弘通活動への取り組みが、門祖550回御遠諱に向けた御奉公になると捉え、各々が信心を改良させて頂かなければならないと御訓示を賜りました。
当日は、合計1180名のお参詣を頂きました。