夏期参詣体験談

ありがとうございます。この半年間、長女との関係が上手くいかず、こちらが近づこうとすると、意味も分からずに避けられ、どんどんと距離を置かれ、音信不通のような状態になってしまいました。

悩みに悩んだのですが解決策は見当たらず、このままずっと修復することが出来ないのかしらと辛い日々が続いておりました。

「この先一体どうなってしまうのかしら?いや、そのうちに何とかなるハズ!でも、こんな悩みは誰にも言えない!」

そう思っていた時に、婦人会御講のお席で御講師から、人間関係や家族間の問題は、相手のお塔婆をあげること、先祖のご回向や関係有縁無縁のご回向をすることの大切さを折りにふれて教えて頂きました。

私は何をするべきか、思い切って御講師にご相談をさせて頂きました。五月十六日のことです。御講師からのお言葉は、「お塔婆、ご回向は勿論ですが、まずは朝参詣を頑張りましょう!」でした。

しかし、私自身、朝早い出勤日もあり、思いがけない朝参詣のお話に「はい!」と二つ返事をすることが出来ず、「取り敢えずは、何とか一週間の目標で頑張らせて下さい。」と答えるのがやっとでした。

翌日より朝参詣を始め、娘の関係有縁無縁のお塔婆を一週間続けて建てることに致しました。

そして、丁度その一週間後です。考えてもいなかったことが起こりました。「お母さん、お姉ちゃんから連絡が来たよ!」何と長女から次女のパソコンへ連絡があったのです。残念ながら私への直接の連絡ではありませんでしたが、幸せな瞬間でした。

そして、朝参詣を始めて丁度約束の一週間目に連絡があったことは、「このまま怠らず、引き続き朝参詣をさせて頂きなさい!」というご法様からのお導きとお折伏であると感じました。当初は必死でしたが、朝参詣に励み、本堂で御看経をしていると、日常の様々な場面で御法様より守って頂いているという安堵感を実感することが出来るようになりました。

朝参詣やご回向を通して、長女の気持ちが次第に変化していったことは、本当に不思議な御利益ですが、お寺で御法門を聴聞させて頂く機会が増えたことで、自分のご信心のこと家族のことを真摯に振り返る時間が出来たことによって、何よりも私自身の気持ちを大きく変えて頂いたように思います。

まだまだ紆余曲折はありますが、今では以前のように長女とメールのやり取りが出来るまでになりました。長女とまた笑顔で話せる日が来ることを信じて私の朝参詣は続きます。

御講師に勧められるまでは、仕事の忙しさ、家族の食事の準備など、私には朝参詣は無理と決め付けていました。しかし、行くことを決意すれば、朝参詣を実行出来ることを体験しました。

また、一日のスタートが早いと時間を有効に仕事にも使うことが出来ることが分かり、朝参詣一週間の目標から現在八週目に突入致しました。

そして、もう一つ朝参詣を始めて、長女の変化を目の当たりにした主人が、今月のお会式団参へ「僕も行ってみようかな?」と言い出したのです。

いつもは私がしつこく誘わなければ動かない主人が、自分から言い出したことに、「御法様からご褒美を頂いた!」と私は嬉しさで一杯になりました。

こんな有り難い御利益を頂けたこと、御法様へ心より感謝を申し上げます。今後も精一杯朝参詣を頑張らせて頂きます。ありがとうございました。(Y.T)


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