第7ブロック 石巻・耀護寺へ

乗泉寺通信12月号より去る10月7日、第7ブロック9名、青年教務会からお教務さんが5師で耀護寺さんへお参詣し、震災復興支援助行をさせていただきました。青年教務さんの大きなお看経の声が本堂中に響きわたり、とても気持ち良くお参りをさせていただくことができました。

ちょうど新会館の上棟式もありました。耀護寺さんのご信者さんの数は、それほど多くないにもかかわらず、新会館の建立を祈念してからなんと3年でしかも借入無しで建てることが出来たと伺い、志が厚いご信者さんが多いと感心すると同時に、自分自身も見習って改良しなければならないと反省させられました。

御法門の前には
一、お唱えします。毎日の祈り(口唱)
一、お伝えします。私の御利益(教化)
一、お参りします。お講にお寺に(参詣)
一、お磨きします。家族みんなで(お給仕)
一、お仕えします。御法のために(役務)
一、お供えします。わが身のために(御有志)
と皆で唱和させていただきました。

その後、宮崎正良師の御法門を聴聞させていただきました。
御教歌 唱えつゝ いかがあらんと 思ふとも 利生を見るぞ 妙の法力 

お題目様をお唱えさせていただいても果たして、この御祈願が叶うだろうかと不安に思うことがあります。しかし、それでも、お唱えさせていただく。その事で現証が現れ信心が起こってまいります。これこそ御法様の御経力に他ならないとの御法門で、たとえどのような心境でも御題目をお唱えし続けることが大切なんだと学ばせていただきました。

その後、震災でお祖母様を亡くされ、ご両親が行方不明のままの御信者さんの家の跡地でお看経をさせていただきました。ご本人は38度の発熱で体調を崩され、あいにく一緒にお参り出来ませんでしたが、未だに津波の爪跡が所々にあり、胸が締め付けられ、早期震災復興を願わずにはいられませんでした。(A.H)


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