【御教歌】 川水の桶(ひ)にとめられてよどむとも
あとへかへらぬ人の一生
人の一生は、川の流れのように、一度過ぎ去ったら戻ってはきません。ですから、一日一日を大切に生きることが大切です。
時の流れというのは、喜びや悲しみといった思いを忘れさせる作用があります。
人間は出会い、触れ合い、支え合って生きていくものです。ですから、「ありがとうございます」の挨拶が大事です。佛立信者は「ありがとうございます」で始まり、「ありがとうございます」で終わります。ご信者さん同志のご挨拶は大切に、そして丁寧にさせていただくことを心掛けましょう。
身体のお計らいをいただきましょう。病気をして、命の大切さ、健康の大切さに気付くものです。また、心のお計らいをいただきましょう。佛立信者は、いつでも明るく楽しく前向きに信行ご奉公に励むことが大切です。
本門佛立宗の特色は、口唱の味を知ることです。どんなことがあっても、お題目を離さず、最後までお題目口唱に気張ることが肝心です。
【所感】
改めて人生を振り返ってみますと、多くの方々に支えられて今日の自分があることを実感しております。感謝の思いを忘れず、少しでも多くの方々に、お題目の有り難さを伝える日々が送れるよう精進してまいります。(k.zen)