6月7日(土)第1座 6:30~の座に於いて、発表いただきました体験談を掲載させていただきます。
「ご信心第一で頂いたお計らい」
私は寺内の総務局でご奉公させて頂いています。この度、転重軽受の御利益を頂いたことをお話し致します。
今年の3月29日に突然足が痺れて立つことが出来なくなり、歩くことも困難になりました。病院で先生に診て頂くと、「腰部脊髄狭窄症」と診断され、この病気は運転をする人に多いといわれました。
椅子に座っている分には痛くないので、すぐにレンタルショップに行き車椅子を借りました。お陰様で門祖会の準備御奉公・門祖会の両日・後片付けと、車椅子でご奉公させて頂く事が出来ました。
病院では初診の際、ブロック注射や座薬を投入されましたが、全く効果はありません。右足の神経の痛みと痺れは、一向に治りませんでした。治療は4月2日から3回程受けました。3回目の治療の時は、透視図室にて背中の腰部の神経に向けて、死ぬほど痛い麻酔の注射を打たれましたが、それもさほど効果がありません。
痛み止めの薬も2倍に増やされたのですが、吐き気と目まいを催したので止めて貰い、その代わりにつとめてお供水を沢山頂くように致しました。
足が痛みだしてから、会社も休んでいたのですが、朝夕のお看経、普段出来なかった総務のご奉公をさせて頂こうと日頃、御法門で教えて頂いているようにご信心第一を心掛けさせて頂きました。
5月に入ってから次第に、神経の痛みと痺れも薄くなり、5月10日頃には不思議と普通に歩けるようになり、車椅子もレンタルショップに返しました。車椅子に乗っていた姿を見ていた人から「どうしたの?」とか「よかったね」とか「御利益だね」と色々と声を掛けて頂きました。
まだ少しの痺れが残っており、長い距離を歩くと若干痛みますが、次第に治りつつあることを身をもって感じています。この2ケ月間にわたる車椅子でのご奉公を通して、今一度自分自身のご信心を振り返る機会を御法様より頂戴したように思います。
御利益を感得しお参詣・ご奉公の大切さを痛感すると同時に、周りの方々の心遣いに触れ本当に有難く思っております。今後とも初心を忘れることなく妙法御題目の経カを頂いて、教化・折伏の御弘通ご奉公をさせて頂きたいと思います。(Y.M)