月初祈願総講にお参詣して

9月1日 月初祈願総講にお参詣して、御導師の御法門を聴聞させていただきました。 

御教歌:わすれぬを たもつといへば 法華経の かたきを責めよ おのが心の

ユリオプス
御題:信者の一心の家の内に信謗の二人主を争ふ

大意:信者の「一心」の中には「信じようという心と、信じてはいけない・・」という心の葛藤があり、格闘がおこりますがそれに打ち勝って法華経を信じていきなさい、という御教歌です。


「虎は死して皮を残す、人は死して名を残す」と言います。では、信者は死んでから何を残すかといえば、信者は功徳を残すことが大事です。

信心は何十年もの時がかかります。信者一人を育てるにしても、部をつくるのにも同じように時間がかかるのです。ご信心は持ったら離さない、ということが大事です。初めは冬のごとく、いろいろなことがありますがやがて春は必ずやってくるのです。一生のご信心です。

ご信心の三本柱について
①お題目口唱の大事。朝夕の言上を怠らず朝から晩までお題目を唱える心構えが大切で続けること。
②お寺参詣の大事。1日1回はお寺の土を踏むこと。もしそれが叶わない場合は、月3回の御総講だけでも参詣してください。
③お教化のご奉公。下種折伏を常に心掛けること。
この三本柱を身体で覚えることが大切。

「異体同心とは折伏なり」という言葉がありますが周りから折伏してもらい、お互いにご信心の道を切磋琢磨して、一生の宝をたもっていって下さい。たもつことで、お計らいを頂くのです。という敬老お祝い式での御導師の力強いご法門でした。

私はどんな時(どのような状況にあっても)もご信心をたもつことの大切さと、その道のりは難しい修行なのだと、心を新たにご聴聞させていただきました。そして「異体同心とは折伏なり」というお言葉に心打たれました。
(S.K)


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