7月12日、新座別院の御総講へお参詣させていただき、宮崎正良師の御法門を聴聞させていただきました。
御教歌
業体を 大事と思ひ 信行を 大事にすれば 妙に繁昌
大意
業体(ぎょうたい)とは生活、仕事、生業(なりわい)ということ。
事業や商売を大事と思えば尚さら信行に励めば先行き不透明な世の中であっても社会生活を無事に送れる。口唱信行を大事にすれば世法のことも上手くいくものであるとお示しの御教歌です。
この世の中には、いくら努力しても報われないこともあり、不条理だと思えることが沢山ある。騙されたり、病に冒されたり、不慮の事故などはその一例です。
けれども「信行を大事にすれば妙に繁昌」するもの。日々功徳を積んでいけば、確実に向上していくことが出来る。
法華経には「諸天は昼夜に、常に法の為の故に、而も之を衛護し」と説かれている。
御本尊様を信じ御題目を唱えれば、昼夜にわたり諸天善神のご守護が頂けるのです。
今の生活を豊かにしたいのであれば、信行を第一と考えること、ご信心をおろそかにしないことが大事だと教わりました。(A.H)