昨日、乗泉寺において東日本大震災第三回忌法要が営まれました。当日は、500名を超えるご信者さんがご参列、お焼香をくださり、東日本大震災で犠牲になられた諸精霊のご冥福を祈り、本堂で御題目をお唱えしました。
11時より当山住職川口日智上人に追善法要を勤修いただき、御看経の後、第五支庁次長より被災地並びに被災寺院の現況報告がなされました。 この二年間皆さまに支援活動をご協力いただいた御礼、そしてこれからの復旧活動の進め方をお話され、最後に平成27年にむかえる第7回忌法要まで心を一つにして支援活動に励んでいきましょう。と力強いメッセージを頂きました。
乗泉寺震災対策室長からも、これからの復興活動の協力を皆さまにお願いされておりました。続いて執事長が御講有上人の諭達を拝読され、最後に御導師より御法門を頂きました。
御教歌
なきたまの 名をいつまでも しるしおきて 佛立講で とむらはんとよ
世の中には予想もしないことがたくさん起こってきます。我々佛立信徒は、物質ばかりにとらわれるのではなく、被災者の心の問題にも目を向けることが大切です。
御題目をお唱えして、ご回向をさせていただき、人にこの御信心を授け、御利益を頂かせて元気づけていくことが一番の支援活動になるとお教えいただきました。
お塔婆料、ご回向料と志厚い志し厚いご奉納ありがとうございました。皆さまからのお志は、東日本大震災の義援金として納めさせていただきます。