本日、10時半より門祖日隆聖人御命日総講が奉修されました。平成25年度は、このお総講参詣により強く意識をもっていただき、お参詣の充実をはかることを、総祈願でお勧めしております。
以下に乗泉寺通信12月号掲載の総祈願解説より「総講参詣意識改良」の項目を転載しますので、お互いに総講参詣への意識の改めさせていただきましょう。尚、次回のお総講は3日の10時より初総講(祝杯式)が奉修されますので、家族や部内信徒お誘い合わせの上、皆でお参詣に励ませていただきましょう。
「総講参詣意識改良」
当宗では、高祖会・門祖会・開導会と称し年に3回お会式を奉修します。それは蓮隆扇三祖への大恩報謝の為です。この3回のお会式の外に、毎月「総講」と名付けて法要を奉修します。乗泉寺では、月始祈願総講をつとめ、1ヶ月間無事のご祈願のお香経を御宝前にお供えします。
更に高祖大士(13日)・開導聖人(17日)・門祖聖人(25日)の報恩総講。30日に世田谷別院で日歓、日晨両上人・歴代住職の報恩総講をつとめます。
この「お総溝」とは、すべての信徒が集まって営む御講という意味です。親などの年回には、自分自身が願主となって法要をつとめますが、蓮隆扇三祖は、私ども佛立信徒にとってかけがえのない教えの親です。故人となった親同様、いやそれ以上の思いをこめて、ご命日には全信徒が願主となってお寺で皆が相よって報恩の法要を営み、お参詣に励むのです。
ご回向の時、お招きした方々に出来るだけのご供養をさせていただくように、お総講では、お花科やお灯明料、お賽銭、お盛物等をあげて布施行として財の功徳を積み、果報を得るようにさせていただくのです。更に親や縁者のご回向やお塔婆をあげ、余慶の功徳を積ませていただくのです。
ともすればマンネリ化しつつある昨今、お総講の意義を再確認していただくために総祈願にあげました。 蓮隆扇三祖への大切な報恩行として一回でも多くお参詣させていただきましょう。