仙台妙法寺・郡山遠泉寺 復興御奉公報告書
報告:平成23年4月10日
報告者:柴田教信
御奉公者:小川彰考・仲清仁・柴田教信
活動日時:平成23年4月8日
妙法寺 午前10時頃~12時迄
遠泉寺 午後4時頃~午後5時迄
東日本大震災犠牲者回向の三日目(4月7日)に、宮城県沖でM7.4の余震が発生し、東北地方一帯は震度5~6の地震に見舞われました。
【妙法寺】
翌8日の帰山に際し、仙台妙法寺に立ち寄り様子を観たところ、寺内にいくつかの被害が出ていました。
・本堂内陣のお道具類が散乱
・水屋裏等の仮修繕箇所の剥離
・本堂外壁の剥離
・窓枠が脱線
・台所の食器の散乱
等でした。
内陣のお掃除、お道具等のお磨き、晨朝勤行が勤まる程度まで復旧をお手伝いさせていただきました。 その際、今後の地震に備えて御尊像を下陣に設置した台に御遷座致しました。
・その他、本堂・寺内の簡単な掃除。脱線した窓枠の修繕。
岡山尚賢師ご夫妻しか居られなかったために、人手が足りず、またせっかく綺麗にしたところをまた元の状態に戻ってしまい途方に暮れておられたようです。
三人の若い教務が偶然にも伺い、人手が増えて尚賢師も喜んでおられました。
【遠泉寺】
遠泉寺は去る3月11日の地震の折、御本尊・御尊像を庫裡へお移ししていました。その御本尊と御尊像をお祀りする台座が調ったので、御遷座のお手伝いをさせていただきました。
大きな御本尊・御尊像ですので、御住職と奥様だけでは御遷座が出来なかったとのこと、喜んでいただきました。
・本堂の蛍光灯の脱落
・お寺を支える柱の鉄筋がむき出しになる程の損壊
・壁の亀裂
・その他家具等の倒壊等がありました。