御法のための命

プロ野球界の鉄人と言われた広島カープの衣笠祥雄さんが、つい先日、大腸ガンで亡くなりました。衣笠選手は、デッドボールを受けて骨折した翌日も試合に出る等、不撓不屈の努力により、二千二百十五試合連続出場という大記録を打ち立てました。

このように、プロ野球の選手は、野球のために全てをなげうち、時には命がけとも言えるような姿勢で試合に臨みながら、正しくその野球のために、普段から自分の身体をいたわっているのです。

それと同様、お互いの信行においても、お参詣や御奉公に精一杯つとめ励むことが肝心です。

反対に、御奉公に充てる時間を惜しみ、労力を使うことも惜しみ、御有志も出し惜しみをしていたのでは、功徳を積むことはできません。

御教歌には

おしからぬ御法のための命さへ 御法のためにをしむ日もあり

とございます。

お互い佛立信者は、御弘通のために使わせていただく命を大切にして、御奉公のために自らの身体をいたわっていくことを忘れてはならないのです。

私共が健康を維持していくには、お看経をあげて御供水をいただくだくだけでなく、病院に通ったり、場合によっては温泉へ行ったり、その他様々な形で心身を休めることも必要になるでしょう。

ただし、それはあくまで信行御奉公のためであるということを忘れてはなりません。

お互い、常に心身の健康を損なうことの無いようこころがけ、一日でも長くこの娑婆世界に生きて、真実の御教えである上行所伝の御題目を弘める御弘通の御奉公に、全力を傾けていくことが肝心です。