仏教説話にこんな話があります。
昔、長災王という王様が、隣国のブラフマダッタ王に国を奪われ、処刑場で命を落そうという時、幸い拿捕(だほ)を逃れた王子をみつけた。王は独り言のように「長く見てはならない。短く急いではならない。恨みは恨みなきによってのみ静まる」とつぶやいた。
その後、王子はいちずに復讐の道をたどり、王家にやとわれる機会を得、王に接近して信任を得るに至った。
ある日、王が猟に出かけたおり、青年はあだうちの機会とばかり、軍勢から王を引き離した。疲れた王が青年のひざを枕にまどろむと、王子は今こそ時きたりと刀を抜いたが、その刹那に父の臨終の言葉が思い出され、ちからなく刀をおとした。
その気配に目を覚ました王は、長災王の臨終の言葉を聞いて大いに感動し、互いの罪をわびて許し合い、王子にはもとの国を返すことになり、その後長く両国は親睦を深めた。
ここに「長く見てはならない」というのは恨みを長く続かせるなということである。「短く急いではならない」とは友情を破るのに急ぐなということである。
恨みはもとより恨みによって静まるモノでなく。恨みを忘れることによってのみ静まる。和合の教団においては始終この物語の精神を味わうことが必要である。と仏教説話にあります。
また集団が和合する方法として六つの原則があると仏様はお説き下されておられます。
「第一に、慈悲のことばを語り。第二に、慈悲の行いをなし。第三に、慈悲の意を守り。第四に、得たものは互いに分かち合い。第五に、同じ清らかな戒を保ち。第六に、互いに正しい見方を持つ。このうち正しい見方が中心となって、他の五つを包むのである」と仰せで、正しい見方とは、即ち《信心第一》の心を強く持つということです。
四月は、新学期が始まったり、人事異動があったり、クラス替えがあったりと、新しい出会いがスタートする季節です。お互いに新しい環境になっても、ご宝前を中心にみ教えを守り、仲間との和合を願うとともに、家庭内でも和合をたもてるよう励んでまいりましょう。
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