責任転嫁

伊達政宗戦国武将の伊達政宗は家臣の佐平次に「責任転嫁」をしたことを理由に切腹を命じたという話があります。

佐平次は時間を聞き間違えて政宗に伝え迷惑をかけたのですが、佐平次は自分の非を素直に認めず、言い訳をして悪いのは同僚だと言い張ったということです。政宗は自分の非を認めない佐平次になんと切腹を命じたのです。

驚いたのは佐平次の親です。「何故そんな些細な事で切腹なのか」親戚一同は、あわてて助命を願い申し出ました。

政宗は「時間を聞き間違えたから罰するのではない。確かに今回の失敗そのものは小さい事かもしれない。だが、自分が犯した過ちを素直に認めずに他人のせいにするのは言語道断である。」といいました。

自分の失敗を他人のせいにしたら信用をなくすだけでなく、当然 責任転嫁された人の心は傷つくだろうし、恨みも抱くだろう。仲間の和が乱れ、団結が損なわれるのは間違いない事で、それは本人だけの損失では終わらない。

又、些細な事さえ責任転嫁する者は、重大なミスを犯した時には、なおさら隠蔽工作をして組織がくずれる原因となる。周り中が敵だらけである戦国時代においては、まさに一国一城の存亡の危機に直結する大問題であったというお話です。

このお話のように、たとえ自分にとっては些細なミスであっても、その責任を他人に転嫁することで自己弁護をはかれば、やがては自分だけでなく周りをもまきこむ大きな損害になりかねないわけです。

御信心においても、御奉公が出来ないことを周りの人のせい、環境のせいだと責任転嫁してしまえば、御奉公は成就せず御利益も頂けません。

また、自分の御奉公に対する意識の低さが周囲に伝染すれば、全体のご弘通に対する熱意をも冷まさせることになりかねないわけで、異体同心が乱れた部や教区はかえって縮小してしまうかもしれません。

ついつい他に責任を求めてしまうのが、お互い凡夫(人間)だと思いますが、御宝前に毎日手を合わせるときに、自分の信心前や行動をよく振り返って、自らの至らなさを素直に反省させていただき、各々が改良につとめることが個人や家族また組織にとって、とても大切な行いといえるのでしょう。

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