盛夏の候、いかがお過ごしでしょうか。先日は本山宥清寺において開導会が勤まり、無事円成いたしました。
この日は不思議な陽気で、座の途中途中に3回も豪雨に見舞われたのです。雨の後はからりと晴れて、晴間が見えるのですが、またしばらくすると雨になり、また晴れて、また降っての繰り返し。山の天気は変わりやすい、といいますが、盆地である京都はしたがって、山の天気に左右されるようで、こんな空の気まぐれや悪戯に戸惑う事もしばしばです。
4月には何度も狐の嫁入り(晴れているのに雨が降る)に見舞われました。6月は梅雨の為、雨降り続きでしたが、さて今は見事な入道雲の美しい夏の空です。入道雲といえば、京都には独特の3つの呼び方があるそうです。
一つは丹波太郎、二つ目は山城次郎、三つ目は比叡三郎です。
丹波太郎は、北西の丹波方面特に愛宕山周辺に発生する雲。
山城次郎は東南の奈良盆地で生まれ、京都にやってくる雲。
比叡三郎は東北の比叡山一帯で生まれる雲ということで、それぞれ地名を冠して名づけられ、兄弟になぞらえているのです。
このようにユーモラスな入道雲ですが、時にはかんしゃくを起し、大暴れをすることもあります。ちょうど先日の開導会の夕方がそうでした。いにしえ人が天神を恐れたのも、むべなるかな。飛び上がる程の轟音が鳴り響きました。
後日、ご信者さんSさんとその話になったとき「あれはウチの前の電柱に落ちたんよ」といわれ、吃驚仰天。高い建物が少ない街ゆえ、民家に雷が落ちてくる事も珍しくないそうです。しかし、この日Sさんは御奉公が長引き、たまたま自宅におらず、難を逃れたという事で、一時的に電話やテレビが不通になっただけで済んだそうです。いつも熱心に、明るく御奉公を楽しむSさんの信心前が、このお計らいに通じたのだと思います。
余談ですが、別のご信者は、両隣が火事になったとき、そこのお宅だけが助かったそうですが、その状況を見ていた近所の子供が、「お坊さんが屋根の上に乗って、おっきな団扇であおいどった」と言ったそうです。子供があんな状況で嘘をつくはずはなし、これが御法様のお護りというものか、と随喜したという事でした。
世の中なにが起こるかわかりませんが、真面目にご信心を貫く人には必ず御利益が頂けます。そしてその御利益はその人その人の気持ちの強さに応じて変わります。どうぞお互い、支障なく御奉公ができる日々が送れますよう、まずはこの暑さに負けず、夏期参詣に気張りましょう。
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