私たちは今生を生きていく上で、何人もの友達と巡り会うものです。
気の合う人、話しが面白い人、趣味が同じ人など、様々な理由で私たちは友達を選んでいます。
その友達が、良い影響ばかりを与えてくれれば、大変結構なことですが、時としてお互いに足を引っ張り合い、悪い方向へ進んでしまうこともあります。
開導聖人は御教歌に
「何事も友が大事ぞよき友は わがおこたりをせむるものなり」
とお示しです。
自分の怠りや欠点を、ハッキリ指摘してくれる人を良き友としなさいと仰せです。
自分の欠点を指摘されますと、耳が痛くなるものですが、欠点を改めることができれば、人として成長をすることができます。
そのきっかけを与えてくれる人を、良き友として付き合うよう心掛けていきましょう。