お教化の御利益

ありがとうございます。皆さんそうだと思いますが、私もコロナでお参詣が出来なくなってからは家でのお看経が増え、いかに日々のお看経が大切かを感じるようになりました。

そんな中、娘が入籍をしました。まさしくコロナ婚です。娘には常々御宝前をお迎えするように言っておりましたがなかなか思うようにいかず、これはやはり自分からおまつりしたいと思うようになってくれるのが一番だと思い、願いを込めてお看経をしておりました。

そのままこれといった変化はなく、1ヶ月、2ヶ月と月日は流れ、6月の半ばを過ぎて夏期参詣の季節になりました。今年の夏期参詣はコロナだし毎日行かれなくても仕方ないかな…と諦めていましたが、奉安の願いを込めて皆参させていただこうと心に決めました。

すると、ある日のこと、娘が今御宝前を置く台を探してると言うのです!ビックリしました。それからというもの、一緒にお戒壇やお道具を見て回り、家具屋で台を探し、彼に信徒票に記入してもらい、大忙しの数日間でした。

結局、小さいお厨子になってしまいましたが、無事御本尊をお迎えする事が出来てホッとしました。お講師にお看経をしていただきながら「御本意に叶っていれば本当に叶うんだ」と改めて感じました。これからも真剣にお看経をするよう心がけたいと思います。