寒参詣体験談

ありがとうございます。私の母は今年で94歳になりますが、お陰さまで今でも御講席や御総講のお参詣をさせていただいております。私の亡き父は生前長いこと連合長の御奉公をさせていただき、母は家のお店の仕事をして、影で父の御奉公を支えておりました。

平成10年に父が亡くなってからは、母が外に出る様になり、部長や班長の御奉公をさせていただく様になりました。そんな母も平成18年の夏、突然足の付け根に激痛がはしり動けなくなってしまい、しかも40度の熱も続いて入院をすることになりました。おそらくウィルスが原因だろうということでしたが、その時ははっきりと病名がわからず、入院をしながら治療がしばらく続くことになりました。

母は入院中、ベッドの上で早くよくなります様にと毎日朝夕御題目をお唱えし続けておりました。普段から「歩けなくなったらおしまい」と口癖の様に言っておりましたから、入院中もベッドの周りを歩いたり、ベッドの上で運動したりと退院後も歩ける様に努めていました。

入院当初は、お見舞いに来てくださったご信者さんがもう助からないと思っていたほど母は体調を崩していましたが、御題目を毎日朝夕お唱えし、また歩けるように必死に努力をした母は三ヶ月で無事に退院するお計らいをいただきました。現在は月に一度の病院も一人で電車やバスを利用して行き、毎日の食事の支度、買い物、植木の水やり、針仕事と時間はかかりますが自分の仕事は自分でこなしています。

足腰もしっかりとして耳や目も不自由することなく元気で、どんなに辛いことがあってもいつも笑って過ごしています。毎日朝夕のお看経をあげないと気分が悪くなると言って、必ず毎日御題目をお唱えして、コツコツとご信心を続けています。これからも母の背中を見て、私も日々努力をしていきたいと思います。ありがとうございました。(H.K)

 


まごころ込めた御奉公に随喜されて法灯相続教化成就

ありがとうございます。4月にお教化させて頂きましたことで、ご披露させていただ

きます。長年、教区に所属されていたKさんは、班長から副部長さんへとお役に励まれ、たくさんの御奉公をされていらっしやいました。

30代半ばで膠原病(こうげんびょう)を患われて通院しながら、子育て、お仕事、そしてお寺、御講席へのお参詣など、御奉公を続けていらっしゃいました 。

ところが、昨年の春頃から、かなり体調を崩され11月に71歳で亡くなられました。

まだまだこれから一緒に御奉公に頑張っていこうと思っていただけに、とても残念な思いとともにかなりの寂しさを覚えました。亡くなられたKさんには、独身のご子息が二人いらっしゃいます。

ご葬儀や納骨、七日七日のお助行等は、連合長ののサポートを頂きながら無事終えることが出来ました。葬儀等全くわからない二人のご子息は、無事に葬儀が執り行われた事に大変感謝されていらっしやいました。

納骨やこれからの事も、何度かお会いしたり、メールや電話でのやりとりを交わしておりましたら、ご長男の方が「今後は自分が佛立宗を継いでいきます。」との連絡を頂き、入信されました。

乙講の願主にもなって頂きました。まだ独身の二人のご子息にとって、私たち佛立宗の役中が葬儀や納骨、そして自宅のお戒壇のお給仕などについて、細やかな御奉公をさせて頂く姿を見て、お二人の心に真心が通じたのだと思います。

これもすべて、連合長さんの行き届いた配慮と心遣いの御蔭です。今までは、亡くなられたお母さまがお会式に参詣されていらっしゃいましたが、今年春の門祖会や開導会にも、二男の方がお参詣してくださいました。

これからも色々と連絡を取りながら育成の御奉公等に頑張らせて頂きます。ありがとうございました。


高祖会の体験談

11月9日(日)第3座11:30~の座に於いて、発表いただきました体験談を掲載させていただきます。

今日はホメルというお話をさせていただきます。私宅は主人が40歳で家を出て、70歳で帰宅する迄の30年、御法様にお守りをいただき、2人の子を私が育てましたが、何をするのも、何か物を頼むのも、先ずあなたは良い子だからこれをしてねとか、ホメルことを先にお嫁に出す迄続けました。

私は2歳で転んでケガをしてメクラになり、4歳で寒参詣中に御宝前の御導師のおひざの上で眼があく迄、毎朝父にオンブされて、林木町のお寺にお参詣して耳から憶えた如説修行抄等分からないながらお唱えし、ご褒美に眼を開けていただいたと思っております。

此の頃は世の中が変わったのか、人嫌いになっていらっしゃる方が多い様に思います。こちらが好意を持って接すると、顔の一部とかお人柄とか、どこか良い所が分かるものです。そんな時は心からホメテあげて下さい。こちらが変な顔とか、嫌な人だとか思うと相手に通じてしまいます。

私は4歳で眼が開いたのを見て安心したのか、母が死んで、後に後妻が来て一度もホメられた事がなく、淋しい思いで育ちましたが、89歳の現在、人の喜びも痛みも分かる様になり今では感謝しておりますが、当乗泉寺の御住職様は本当にホメ上手な方で、御信心の事で少し落ち込んでいても、又御奉公に人のお世話にやる気を出させていただいています。

どんなに嫌な人だと思っても、良い所を見つけてホメて下さい。きっと仲良くなれると思います。ホメ上手になって下さい。心からホメて下さい。ありがたい事に佛立信者として御法様に守っていただき、良い御信者とお友達になり、最後迄皆仲良く毎日を大切に感謝して、人の和を心掛けると素直正直になれると存じます。ありがとうございます。(E.Y.)

 


高祖会の体験談

11月8日(土)第4座13:00~の座に於いて、発表いただきました体験談を掲載させていただきます。

今年度初めての教化成就、体験談の話をさせていただきます。10数年前、当時大学生だったAさんと出会ったのは、職場の事務所でした。Aさんは大学在学中に将来の専門性を高めるために就業体験、インターシップ制度で、職場を見学にきたそうです。

その後、Aさんは就職をし、働きながら市民活動に力を注ぐ意欲に私は賛同し、協力をした結果、私を兄のように慕ってくれました。Aさんは会社での立場も上がり、多忙な日々が続くようになり、数年、年賀状のやり取りの関係になりました。

そんなある日、Aさんから結婚式の案内状、喜んで夫婦で出席させていただきました。ご主人とは初めて会いましたが、心暖かいやさしい人柄の方でした。私の家内とも仲良くなり、Aさんとは時々連絡を続けていました。

Aさんはお母さんを早くに亡くしたこともあり、家内をお母さんのように慕ってくれていました。その後、赤ちゃんが出来た知らせもあり、ゆっくり昼食でもしようということになり、Aさん夫婦から豪徳寺に用があるとのことだったので、豪徳寺駅で待ち合わせの約束をしました。

約束の日、食事をしながら豪徳寺の用事を聞くと、臨月が近づいているのでご主人の母方おばあちゃんへのお墓参りとのこと、「豪徳寺にお墓があるの?」と聞くと、「世田谷線の踏切を渡って右側のお寺!」と、乗泉寺世田谷別院でした。

うちのお墓も同じ場所と話すと、お互いに驚きと大笑い・・・。その時私はこの結縁を生かすため、是非お教化しなければと思いました。話を詳しく聞くと、母方がご信者で、小さい頃おばあさんに連れられ、お参詣したとのことで、ご主人の心温かい人柄が理解できました。

ご主人にご信者さんなのかと問うと、違うとのこと。「今後、生まれてくる子供を守る為にも、是非入信した方がいい。おばあさんも守ってくれるから・・・」とお勧めしました。私達夫婦が本当にAさん夫婦、生まれてくる赤ちゃんの幸せを願う思いが伝わったのか、ご主人、Aさんが即「是非入信させてください」と言っていただきました。

10数年前の偶然の出会いから御教化まで、ただ偶然の連続とは決して思えない、御法様からの起こりべくして起こった現証の現れ、必然の事として守らなければならない家族、結縁・・・、御教化の華が咲いたのだと感じております。

これからは、この咲くべくして咲いた御教化の華が枯れないよう、教化親として育成御奉公に励ませていただきたいと思います。ありがとうございます。(K.T)


夏期参詣体験談③

ありがとうございます。今から二年前に受持お講師より、甲御講の願主をお受けするように勧められました。しかし、当時は私なりに精一杯御奉公をさせて頂いておりましたが、今ひとつご信心を決定出来ずにおりました。

その年の平成24年5月に主人の義母が96才で帰寂致しました。主人の親は昭和22年の入信です。当時、模範的な佛立信徒であった父に先立たれた後、義母はしばらく私たち夫婦と疎遠になっておりました。

その義母が平成10年83才の時です。長年住み慣れた家を離れることが決まり、家にお祀りしてあった大きな御戒壇と共に私たちのマンションに引っ越して参りました。その後、約13年間義母と共に過ごしました。

義母の葬儀は、江戸川教区のご信者の皆さま方の御参詣と御奉公を頂き大変立派に奉修させて頂くことが出来ました。

主人は、教区の皆さまの献身的な御奉公の姿に、心から感動し、感謝しておりました。それまで主人は、ご信心には全く無関心でしたが、母の葬儀の後から、仕事が休みの日には、乗泉寺へ御参詣をする日が多くなりました。

昨年、平成25年の1月で、主人は70才を迎え、勤めを退いたことをキッカケに、乗泉寺へのお寺参詣、身読会の御奉公と晩年の新たな目標を見つけ、心安らぐ毎日を送り始めました。

義母は生前、私たちに遠慮してか、余りご信心のことを話さなかったように思いますが、私たち夫婦に先祖供養と御題目口唱のご信心を遺してくれました。不思議な不思議なご信心です。御題目様のお導きを日々感得しています。

本年、受持御講師より『ご両親の回向供養の為にも、又、御導師へ直接功徳を積ませて頂ける御奉公「甲御講の願主」をお受けしましょう!』とお勧めを頂きました。

中々決定出来なかった「甲御講の願主」。主人と二人なら、御本尊様のご加護を受けて、竹之内家の御戒壇をより一層ご守護して頂けるのではと思い、今月から甲御講願主となりました。先日、無事に川口御導師より言上をして頂きました。

平成23年に正宗徒証を拝受させて頂いたばかりで、まだまだ課題は沢山あります。今後も一層健康には留意をさせて頂き、家族の信行相続をご祈願をしながら、生涯ご信心を手放すことがないように歩ませて頂きます。(M.T) 


夏期参詣体験談 ②

私は昨年、二度も入退院を繰り返しました。一度目は、6月に「ヘルニア腸閉そく」で緊急入院することになり、医師からは、「脱腸で腸がからんで最悪の場合、腸を切る状態になっている」との診断を受けました。

しかし、お計らいをいただき、担当の医師から「無事に腸を切らずに済みましたよ」とのことで一週間で無事退院することができました。

 そして二度目は、その一ヵ月後の7月で、血尿が4,5日続いて出ることが2週間ほど続きましたので、専門医に診てもらうことになりました。すると、医師から腫瘍があると言われ、8月下旬に「膀胱ガン」の診察を受け、すぐ入院となりました。

 9月11日に内視鏡手術があり、全身麻痺をされ、無事にガンを全て取り除くことができました。手術前から、受持ちの内田照肇師にお助行をしていただき、また御講席の度ごとにご祈願をしていただきました。

手術当日にはお講師並びに大田西、大森、玉川連合の皆様にお助行をいただきました。本当にありがとうございました。 手術後一週間で退院ができ、10月頃には御奉公に復帰させていただく事ができました。

おかげさまで、現在は病気も順調に回復しており、お寺の堅信会ならびに渋谷駅前清掃ボランティアの御奉公をさせていただいております。

 この度の度重なる病気で、自分で健康に気をつけなければならないと改良させていただき、タバコもやめることができました。 これからも、身体に気をつけて、お寺や御講参詣、御奉公に気張らさせていただきたいと思います。 (K. K.)


夏期参詣体験談

ありがとうございます。この半年間、長女との関係が上手くいかず、こちらが近づこうとすると、意味も分からずに避けられ、どんどんと距離を置かれ、音信不通のような状態になってしまいました。

悩みに悩んだのですが解決策は見当たらず、このままずっと修復することが出来ないのかしらと辛い日々が続いておりました。

「この先一体どうなってしまうのかしら?いや、そのうちに何とかなるハズ!でも、こんな悩みは誰にも言えない!」

そう思っていた時に、婦人会御講のお席で御講師から、人間関係や家族間の問題は、相手のお塔婆をあげること、先祖のご回向や関係有縁無縁のご回向をすることの大切さを折りにふれて教えて頂きました。

私は何をするべきか、思い切って御講師にご相談をさせて頂きました。五月十六日のことです。御講師からのお言葉は、「お塔婆、ご回向は勿論ですが、まずは朝参詣を頑張りましょう!」でした。

しかし、私自身、朝早い出勤日もあり、思いがけない朝参詣のお話に「はい!」と二つ返事をすることが出来ず、「取り敢えずは、何とか一週間の目標で頑張らせて下さい。」と答えるのがやっとでした。

翌日より朝参詣を始め、娘の関係有縁無縁のお塔婆を一週間続けて建てることに致しました。

そして、丁度その一週間後です。考えてもいなかったことが起こりました。「お母さん、お姉ちゃんから連絡が来たよ!」何と長女から次女のパソコンへ連絡があったのです。残念ながら私への直接の連絡ではありませんでしたが、幸せな瞬間でした。

そして、朝参詣を始めて丁度約束の一週間目に連絡があったことは、「このまま怠らず、引き続き朝参詣をさせて頂きなさい!」というご法様からのお導きとお折伏であると感じました。当初は必死でしたが、朝参詣に励み、本堂で御看経をしていると、日常の様々な場面で御法様より守って頂いているという安堵感を実感することが出来るようになりました。

朝参詣やご回向を通して、長女の気持ちが次第に変化していったことは、本当に不思議な御利益ですが、お寺で御法門を聴聞させて頂く機会が増えたことで、自分のご信心のこと家族のことを真摯に振り返る時間が出来たことによって、何よりも私自身の気持ちを大きく変えて頂いたように思います。

まだまだ紆余曲折はありますが、今では以前のように長女とメールのやり取りが出来るまでになりました。長女とまた笑顔で話せる日が来ることを信じて私の朝参詣は続きます。

御講師に勧められるまでは、仕事の忙しさ、家族の食事の準備など、私には朝参詣は無理と決め付けていました。しかし、行くことを決意すれば、朝参詣を実行出来ることを体験しました。

また、一日のスタートが早いと時間を有効に仕事にも使うことが出来ることが分かり、朝参詣一週間の目標から現在八週目に突入致しました。

そして、もう一つ朝参詣を始めて、長女の変化を目の当たりにした主人が、今月のお会式団参へ「僕も行ってみようかな?」と言い出したのです。

いつもは私がしつこく誘わなければ動かない主人が、自分から言い出したことに、「御法様からご褒美を頂いた!」と私は嬉しさで一杯になりました。

こんな有り難い御利益を頂けたこと、御法様へ心より感謝を申し上げます。今後も精一杯朝参詣を頑張らせて頂きます。ありがとうございました。(Y.T)


開導会の体験談・2

開導会の二日目、第一座でご披露いただいた体験談を掲載させていただきます。

「今まで健康であった私が突然胃ガンを宣告されて」

この度、今まで健康であった私が突然胃ガンを宣告され、手術をし、順調に回復した事をお話させて頂きます。

あれは、平成24年10月中旬の事でした。会社の健康診断の結果を聞く為、病院に電話をしたところ、病院の先生が病理検査の結果、悪性の腫瘍が見つかり、3センチ位の大きさで初期ではないが、手術をすれば治るとの事。すぐに入院し手術を受けて下さいとの事でした。

話を聞いて、私には、晴天のへきれきの思いでした。これまで60年近く生きて来て、大きな病気や怪我をした事もなく、自分でも健康体だと思っていましたので、大変驚きました。さすがに私も2日間程、気持ちが落ち込みましたが、すぐに気を取り直し、これは御法様からの御折伏かも知れないと思い、信心改良に勤める事を心に誓いました。

そして、11月12日に入院し、2日後の14日に手術をし、胃の3分の2を切除しましたが、手術は成功し、3週間程の入院で退院出来ました。そして、退院の翌日より、お寺に御礼参詣をさせて頂き、12月、1月、2月と休職中、朝参詣をさせて頂きました。

御法様のお計らいで体調も順調に回復し、会社にも復職し、現在に至っています。これも、御法様、病気全快のお助行をして頂きました御講師、ご信者の皆様のお陰と、随喜感謝しております。

又、御導師のお話しの中で、無病息災よりも、一病息災の方が病気に対して常に気を付ける様になるのでその方が良いとの事でした。この随喜の気持ちを私は親の代からゆずり受けた御戒壇を一回り大きくして、私の宝物にしたいと、昨年11月末に御戒壇びらきの御祝いをさせて頂きました。

これからは、健康に留意し、お寺参詣、ご奉公に気張りたいと思います。(O・Y)


開導会の体験談

6月7日(土)第1座 6:30~の座に於いて、発表いただきました体験談を掲載させていただきます。

「ご信心第一で頂いたお計らい」

私は寺内の総務局でご奉公させて頂いています。この度、転重軽受の御利益を頂いたことをお話し致します。

今年の3月29日に突然足が痺れて立つことが出来なくなり、歩くことも困難になりました。病院で先生に診て頂くと、「腰部脊髄狭窄症」と診断され、この病気は運転をする人に多いといわれました。

椅子に座っている分には痛くないので、すぐにレンタルショップに行き車椅子を借りました。お陰様で門祖会の準備御奉公・門祖会の両日・後片付けと、車椅子でご奉公させて頂く事が出来ました。

病院では初診の際、ブロック注射や座薬を投入されましたが、全く効果はありません。右足の神経の痛みと痺れは、一向に治りませんでした。治療は4月2日から3回程受けました。3回目の治療の時は、透視図室にて背中の腰部の神経に向けて、死ぬほど痛い麻酔の注射を打たれましたが、それもさほど効果がありません。

痛み止めの薬も2倍に増やされたのですが、吐き気と目まいを催したので止めて貰い、その代わりにつとめてお供水を沢山頂くように致しました。

足が痛みだしてから、会社も休んでいたのですが、朝夕のお看経、普段出来なかった総務のご奉公をさせて頂こうと日頃、御法門で教えて頂いているようにご信心第一を心掛けさせて頂きました。

5月に入ってから次第に、神経の痛みと痺れも薄くなり、5月10日頃には不思議と普通に歩けるようになり、車椅子もレンタルショップに返しました。車椅子に乗っていた姿を見ていた人から「どうしたの?」とか「よかったね」とか「御利益だね」と色々と声を掛けて頂きました。

まだ少しの痺れが残っており、長い距離を歩くと若干痛みますが、次第に治りつつあることを身をもって感じています。この2ケ月間にわたる車椅子でのご奉公を通して、今一度自分自身のご信心を振り返る機会を御法様より頂戴したように思います。

御利益を感得しお参詣・ご奉公の大切さを痛感すると同時に、周りの方々の心遣いに触れ本当に有難く思っております。今後とも初心を忘れることなく妙法御題目の経カを頂いて、教化・折伏の御弘通ご奉公をさせて頂きたいと思います。(Y.M)


御加護を戴き安心立命

今年の寒参詣は七年振りの大雪と寒さの中、終盤を迎えようとしています。寒中教化成就を達成された方もおられるというのに、又しても私事の御利益談で恐縮ですが、教化に繋がる事を願うものです。

両膝関節尖症の手術を受けて三年も経とうとしているのに、皆さんから「手術して元気になって良かったですね」と声をかけられます。手術前二度と手術後一度の転倒をしましたが、左半顔がお岩さんの様に内出血したり、つい最近は右目の廻りがパンダの様に隈が出来たりしましたが、痛みは少々のみで骨折も出血もなく、病院へは行かずお洪水をガーゼに浸して、御題目で完治出来ると直感しました。

私の口癖の「御法様は決して悪い様にはなさらない。また御加護を頂いたわ」と感動し、不注意を反省させて頂きました。

 公的には両膝の手術で身体障害三級と要介護一級に守られて、リハビリと清掃を週一度受けておりますが、それにも増して近くに住む長男一家の嫁の存在が大きな支えになっております。日常的には買い物を自転車で届けてくれること、週五日間は入浴と夕食におよばれします。共働きの為、孫達の養育を続けて来た延長でもありますが。

 お講奉修の折も準備から当日休日であれば全面的に手伝って、後片付けまでしていきますので、「羨ましいわ」とお参詣の方々にも言って頂きます。

 このご信心に御縁がなかった迷い多い過去が、力強い御指南にもう迷いはありません。口唱修行によって、空中に於ける風の様に一切の障りを受けず、自分も他の人も安穏に安心立命の日々を送り、やがて土に帰ろうとお示しです。ありがたいみ教えに感動し、御本意に少しでも近づきたいと念じております。(A.T)

御教歌:あひ難き のりの縁に なぞもかく われひとりのみ なみだこぼるる