寒参詣体験談③

この一年間、五反田連合では毎月一回教化道場を開催させて頂いております。無事にお教化が成就します様にとの思いで御講師と誓願者が毎回一時間のお看経を上げさせて頂いております。十月に入りまして、小山教区三部所属の方が亡くなられましたとの連絡を頂き、葬儀のご奉公をお願いされました。

この方は甲御講の願主で、ずっとお一人暮らしでした。「喪主はどなたですか?」、「法灯相続は無理では?」と思いながらお通夜に参列致しました所、ご親戚の方から、養女となられた次女の方を紹介され、喪主をつとめますとの事でした。

 私は早速「ご回向をさせて頂くには このご信心しかないので、貴女が引き継いでこのご信心をなさって下さいね」とお話ししました所、「何も分かりませんので教えて下さい。よろしくお願い致します」とのお返事を頂きました。私は嬉しくて告別式の日に入信書を持参し、丁度三部の部長さんも参列されており、葬儀の合間に入信が決まりました。

 次女の方のご主人のお名前で入信書を書いて頂きましたが、後日次女の方より「私がご信心を一生懸命にさせて頂きます。御講願主も私がさせて頂きます」との申し出があり、育成の第一歩が踏み出せたと大変随喜致しました。このお教化で小山教区は教化三戸成就の目標を達成する事が出来ました。今後もご奉公に頑張らせて頂きたいと思います。(H.S)


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