高祖会の体験談

11月8日(土)第4座13:00~の座に於いて、発表いただきました体験談を掲載させていただきます。

今年度初めての教化成就、体験談の話をさせていただきます。10数年前、当時大学生だったAさんと出会ったのは、職場の事務所でした。Aさんは大学在学中に将来の専門性を高めるために就業体験、インターシップ制度で、職場を見学にきたそうです。

その後、Aさんは就職をし、働きながら市民活動に力を注ぐ意欲に私は賛同し、協力をした結果、私を兄のように慕ってくれました。Aさんは会社での立場も上がり、多忙な日々が続くようになり、数年、年賀状のやり取りの関係になりました。

そんなある日、Aさんから結婚式の案内状、喜んで夫婦で出席させていただきました。ご主人とは初めて会いましたが、心暖かいやさしい人柄の方でした。私の家内とも仲良くなり、Aさんとは時々連絡を続けていました。

Aさんはお母さんを早くに亡くしたこともあり、家内をお母さんのように慕ってくれていました。その後、赤ちゃんが出来た知らせもあり、ゆっくり昼食でもしようということになり、Aさん夫婦から豪徳寺に用があるとのことだったので、豪徳寺駅で待ち合わせの約束をしました。

約束の日、食事をしながら豪徳寺の用事を聞くと、臨月が近づいているのでご主人の母方おばあちゃんへのお墓参りとのこと、「豪徳寺にお墓があるの?」と聞くと、「世田谷線の踏切を渡って右側のお寺!」と、乗泉寺世田谷別院でした。

うちのお墓も同じ場所と話すと、お互いに驚きと大笑い・・・。その時私はこの結縁を生かすため、是非お教化しなければと思いました。話を詳しく聞くと、母方がご信者で、小さい頃おばあさんに連れられ、お参詣したとのことで、ご主人の心温かい人柄が理解できました。

ご主人にご信者さんなのかと問うと、違うとのこと。「今後、生まれてくる子供を守る為にも、是非入信した方がいい。おばあさんも守ってくれるから・・・」とお勧めしました。私達夫婦が本当にAさん夫婦、生まれてくる赤ちゃんの幸せを願う思いが伝わったのか、ご主人、Aさんが即「是非入信させてください」と言っていただきました。

10数年前の偶然の出会いから御教化まで、ただ偶然の連続とは決して思えない、御法様からの起こりべくして起こった現証の現れ、必然の事として守らなければならない家族、結縁・・・、御教化の華が咲いたのだと感じております。

これからは、この咲くべくして咲いた御教化の華が枯れないよう、教化親として育成御奉公に励ませていただきたいと思います。ありがとうございます。(K.T)


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