夏期参詣体験談③

ありがとうございます。今から二年前に受持お講師より、甲御講の願主をお受けするように勧められました。しかし、当時は私なりに精一杯御奉公をさせて頂いておりましたが、今ひとつご信心を決定出来ずにおりました。

その年の平成24年5月に主人の義母が96才で帰寂致しました。主人の親は昭和22年の入信です。当時、模範的な佛立信徒であった父に先立たれた後、義母はしばらく私たち夫婦と疎遠になっておりました。

その義母が平成10年83才の時です。長年住み慣れた家を離れることが決まり、家にお祀りしてあった大きな御戒壇と共に私たちのマンションに引っ越して参りました。その後、約13年間義母と共に過ごしました。

義母の葬儀は、江戸川教区のご信者の皆さま方の御参詣と御奉公を頂き大変立派に奉修させて頂くことが出来ました。

主人は、教区の皆さまの献身的な御奉公の姿に、心から感動し、感謝しておりました。それまで主人は、ご信心には全く無関心でしたが、母の葬儀の後から、仕事が休みの日には、乗泉寺へ御参詣をする日が多くなりました。

昨年、平成25年の1月で、主人は70才を迎え、勤めを退いたことをキッカケに、乗泉寺へのお寺参詣、身読会の御奉公と晩年の新たな目標を見つけ、心安らぐ毎日を送り始めました。

義母は生前、私たちに遠慮してか、余りご信心のことを話さなかったように思いますが、私たち夫婦に先祖供養と御題目口唱のご信心を遺してくれました。不思議な不思議なご信心です。御題目様のお導きを日々感得しています。

本年、受持御講師より『ご両親の回向供養の為にも、又、御導師へ直接功徳を積ませて頂ける御奉公「甲御講の願主」をお受けしましょう!』とお勧めを頂きました。

中々決定出来なかった「甲御講の願主」。主人と二人なら、御本尊様のご加護を受けて、竹之内家の御戒壇をより一層ご守護して頂けるのではと思い、今月から甲御講願主となりました。先日、無事に川口御導師より言上をして頂きました。

平成23年に正宗徒証を拝受させて頂いたばかりで、まだまだ課題は沢山あります。今後も一層健康には留意をさせて頂き、家族の信行相続をご祈願をしながら、生涯ご信心を手放すことがないように歩ませて頂きます。(M.T) 


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